CozyConer

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君が代

2006年05月29日 | ニュース

Sa330178 君が代を学校の卒業式で歌うの歌わせないので相変わらず賛否両論の意見が飛び交っているようだ。奇しくもお上が愛国心を評価するとかしないとか、なにやらきな臭い話題が尽きない今日この頃だ。

先の大戦がなければこんな話題にもならないであろう、日の丸掲揚とか君が代斉唱とかだが、あの戦争のおかげでどうも大日本帝国の軍隊を連想してしまうのも、まあ理解はできる。だけども日の丸はニッポンの国旗だし、君が代は国歌なんだから、あまり過去に拘らずに受け止めればいいんじゃないか、というのがちょっと大人っぽいボクの意見だ。特に最近はスポーツで国歌斉唱なんかがあるせいか、若い人もそれなりに君が代は口ずさんでいるようだ。

で、そんな中、こんなニュースがあった。君が代の替え歌が、ネット上で流れているとのこと。またどっかのアホが馬鹿にした下品な内容なのかと思ってあまり真剣に知ろうとは思わなかったが、これが案外良く出来ている。不謹慎とも思われるが、ちょっと学がないとこれは書けない内容だ。以下に記載するので、良かったらご意見、ご感想をお待ちします。

【詞】
Kiss me, girl, your old one. Till you’re near, it is year till you’re near.Sounds of the dead will she know? She wants all told, now retained,for, cold caves know the moon’s seeing the mad and dead.

【訳】
私にキスしておくれ、少女よ、このおばあちゃんに。 おまえがそばに来てくれるまで、何年もかかったよ、そばに来てくれるまで。 死者たちの声を知ってくれるのかい。すべてが語られ、今、心にとどめておくことを望んでくれるんだね。だって、そうだよね。冷たい洞窟(どうくつ)は知っているんだからね。お月さまは、気がふれて死んでいった者たちのことをずっと見てるってことを。


これ、英語の発音で歌うと、君が代の歌詞とほぼ同じ音になるのだ。外国なまりの日本語で歌っているように。訳を見ると慰安婦のことのようだ、とニュースでは語っていた。あえてボクはコメントは差し控えたい。


雨のち晴れ

2006年05月28日 | まち歩き

Sa330174_1 もう何度も書いてる気がするが、既に関東地方は入梅したと言わんばかりの天候が続いている。この週末も強弱付けたように雨が降り続いていた。

翌日も未明からすっごい土砂降りでせっかくの日曜日が台無しだな、と思ってた矢先、昼前には雨が上がった。気温はちょっとムシムシするけどそれほど高くも無く、暇を持て余していたこともあって、ちょっと近所散策。先日も自転車からもっと遠くへ行きたい、というコメントをもらっていたので、プチサイクリングと相成った。

写真のレンガ造りのレトロな建物は、近所にあるガスミュージアムだ。東京ガスの展示施設で、この施設の前にはJリーグFC東京の練習場もある。ガスの歴史の紹介や古い東京ガスのテレビCM等見れて何気に楽しめる施設だ。無料なので気軽に足を運べる。実はこの建物は、明治時代に実際に使われていた東京ガスの支社だったのこと。貴重な文化財でもある。

雨上がりのサイクリングはちょっと注意をしなければいけない。ボクのチャリには泥ヨケが付いてないので、水溜りを派手に通過すると、前輪は下から顔めがけて泥水が、後輪からは背中めがけて泥水が襲ってくる。そんなことに気を使いながら家電ショップをうろついた。新居に移って必要なものはなんだろうと物色するのだが、まだ本格的に決まったわけじゃないのでそれほど気合も入らない(^^;

Sa330175_2  ガソリンスタンドに併設されている喫茶店でコーヒーをすすって、スーパーで買い物をして家路についた。午前中の空が嘘のように晴れ渡っていてとても気持ちのいい夕方になってきている。ついついビールの飲んでしまった。


らーめんむつみ屋 ~みそキムチラーメン~

2006年05月26日 | 食・レシピ

Sa330173 本日野暮用にて会社はお休み。その野暮用の合間を縫って遅めの昼飯を取りに外出した。何でもよかったんだが、なんとなく辛いもの食いて~という欲求があって、近所にある「らーめんむつみ屋」へ出かけてみた。別に辛いもの専門のラーメン屋ではないが、ここのみそキムチラーメンがお気に入りなのである。

むつみ屋はご存知の方も多いと思うが、北海道からやってきたチェーン店で、大地の恵みみたいなイメージで展開している。事実、北海道産のトマトジュースなんかも店頭に置いてあったり、ポスターも北の大地ィ~と叫びたくなるようなものが貼ってある。大体店舗自体が富良野辺りに建ってるログハウスみたいだ。

スープは赤味噌ベースでキムチもたっぷり。大量のカプサイシンが北海道にしては細い縮れ麺に絡まり、ボクの胃袋に入っていった。かくしてこのカプサイシンはボクの脂肪を燃焼してくれるのだろうか乞うご期待だ。以前に辛さだけが売りだった地獄系の名前を使ったラーメン屋があり、地獄の何丁目という標記で辛さを表していた。ボクも10丁目だ、20丁目だと調子に乗ってチャレンジし、壁には完食の認定証が貼られるのを自慢気に思ってた時期もあったが、ただ辛いだけのラーメンだったように思う。しかしむつみ屋のそれはスープにコクがあってとても美味しい。これで950円なんだが、もうちょっとお安くならないかね?>むつみ屋さん・・・


レオナール・藤田 -藤田嗣治展-

2006年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Sa330174 昨日の嵐のような天気が嘘のように晴れ渡った日曜日、国立近代美術館へ藤田嗣治展を観に行って来た。

ひょんなことからチケットを入手でき、東京での展示が最終日であることから早起きして並ぶ覚悟での出発だった。昨晩、近所で未明に大きな火事があり、サイレンの音と立ち上る黒い煙を眺めていたので、寝るタイミングを失い若干寝不足気味ではあったが、東西線の竹橋駅を出たら既に長蛇の列。当然気合が入ったのである。

ところで藤田嗣治という画家をご存知だろうか。少し前にNHKの教育テレビで紹介していて是非とも観てみたいと思っていたところに渡りに船という形で今日を迎えた。戦前単身でフランスに渡り、乳白色の手法で女性の肌を表現し、戦時中は戦争画家として戦地に赴き、壮大なスケールの絵を残している。二科会に所属はしていたものの、戦争画の賛否で揉めることになり、戦後は再びフランスに渡り、レオナールフジタとしてフランス人として人生を真っ当した画家だ。

乳白色の肌をした裸婦画などは墨を使った輪郭を描くことによって、立体感を出し、その画法は当時のフランス人にとってとてもエキゾジックに感じたという話だ。その絵を目の当たりにして、確かに美しい絵であった。戦争画も迫力があって、素晴らしいのだが、晩年の子供を描いた絵がなんとも言えなくかわいくて心に残っている。こんな日本人が過去に居たなんてちょっと驚いてしまった。

Sa330175 この写真の絵は割と有名なので知ってる方もいると思うが、パリのカフェで物思う女性の表情がなんとも言えないのだ。この肌の色も当時としては特殊な技術で実現しているとのこと。

残念ながら東京での展示は今日が最後であるので今後は京都での開催になると思うが、機会があったら是非観に行ってみては如何だろうか、と素直に感じてしまった。

猫が随所に出てくるところも彼の絵の特徴である。


武蔵野うどん「蔵」

2006年05月15日 | 食・レシピ

Sa330170 まるで梅雨のような天気が続いており、週末ちょっと持ち直したかと思ったところ土日は雨との予報。特に土曜日は五日市から浅間尾根辺りを闊歩しようかとT氏と相談までしていたのだが、雨天順延と相成った。

土曜の晩はイワシの丸干しを焼きながら芋焼酎でチビチビとやっていて、どうせ明日は雨だがら夜更かしでもしてやろうと思ってみたものの、いつも通りの時間にはオネムの時間となってしまった・・・

ところが今朝は多少始めの内は雨が残っていたが、そのうち日が差してきた。すわ何処か行くとこないべか?と慌てたものの、特に用事もなく近所の公園にサイクリングすることとなったのだ。その公園は我が家からチャリで20分程南下すると到着する。小金井市と小平市の境にある都立小金井公園。そう、花見の時期に二日酔いで花見に参加したところだ。この公園には江戸東京たてもの園という施設がある。ボクが子供の頃はたしか武蔵野郷土館と言って、昔の農家や農機具なんかをただ展示してただけの粗末な施設という印象だったが、その後大きくリニューアル。スタジオジブリもご近所の好で協力してくれたらしくマスコットの芋虫みたいなモノも宮崎駿作だそうだ。施設は割と広くてじっくり見ると1時間では足りない。読んで字の如くという施設ではあるが、江戸時代の農家や民家では実際に囲炉裏を炊いていたりしてリアル度満点だ。お近くにお寄りの際は是非お立ち寄り下さい、とつい勧めたくなる。

最近前振りが長い気がするが、これからが本題。で、この施設内にあるお休み処がうどん屋「蔵」である。その辺のチェーン店のかかしっぽいマークのうどん屋ではなく、これが中々本格的だ。写真は武蔵野うどんの大盛り。これで700円。地粉を使ってちょっと蕎麦っぽい色のうどんはコシがあってとても美味い。武蔵野うどんというのは、その昔、小麦粉すら貴重だったこの地方で唯一お客に振舞ううどんだったそうだ。薬味として季節の野菜を添えるらしい。今日は大根の千切りが付いていた。店の雰囲気もよろしいので、ホントお近くにお寄りの際は立ち寄って欲しい。Sa330169

ちなみにこの写真は、施設内にある銭湯だ。男湯を散策するまぁ坊。この右側が言わずと知れた女湯で、このあとボクは物心付いてから初めての女湯に入ることとなった。ちょっと感動的。できれば番台に座ってみたかったな。「おかみさ~ん、時間ですよ~」