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火焔太鼓

2005年05月23日 | 芸能ネタ
テレビドラマでタイガー&ドラゴンというのをやっている。クドカン作品である。これがまた最高に面白い。ヤクザが落語の世界にのめり込み、噺家として成長していく姿を描いているのだが、噺を聞いていると、その場面にトリップしてしまうのだ。その場面の推移がなんとも小気味良くて見ていてたのしい。

ボクは子供の頃、古典落語の本を読んだことがあり、有名どころの噺はなんとなく知っている。事実落語も好きで、飛行機に乗ったときは、イヤホンで音楽を聴くことなく落語のチャンネルを選択するくらいだ。でも一緒にタイガー&ドラゴンを楽しんでいるマー坊はあまり落語というものを知らなかったらしい。ところがこのドラマを見初めてからは、本は買うは、ネットで調べるは、ですっかりはまっている。

今明治座で「火焔太鼓」という舞台をやっている。風間杜夫、平田満の黄金コンビが復活し、あの鎌田行進曲を彷彿させる舞台に違いないと思って、早々にチケットを入手していた。
「火焔太鼓」はご存知の方も多いと思うが、古典落語の題目である。ある古道具屋がさえない太鼓を仕入れてきて、それが御殿様に大そう気に入られて高く売れてしまった、という内容だが、お芝居だけあって多少話に脚色が加えられている。しかも爆笑の連続で、3時間はあるだろうがあっという間に終わってしまった。調度落語に興味を持ってきた頃に偶然ではあるがこの舞台に出会えて非常に満足だった。
もし興味のある方は、今月一杯やっているので、是非ともご覧になって頂きたい。
http://www.meijiza.co.jp/info/2005/05/main.html

ちなみにタイガー&ドラゴンの最後のシーンでいつもうまそうなオムライスが出てくる。ボクはこのオムライスが大好物でいつもこのシーンを楽しみにしている。