CozyConer

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白鶴 大吟醸

2006年11月26日 | 食・レシピ

Sa330255_1  白鶴大吟醸、灘の酒である。今日、実家の父親から譲ってもらった酒。実はボクの従兄弟にあたる人(父から見ると甥っ子)がここの会社の重役であり、その伝でもらった貴重な酒だとのこと。桐の木箱に入っていて、あまりにもの存在に「こりゃ正月ようだな」とつぶやいた。父親も従兄弟に向かって同じように言ったそうだ。そしたら渋い顔で、できるだけ早く飲んで欲しいと言われたらしい。それほどに美味い酒で日にちをおかないほうが言いと言われてしまえば、早速今夜から飲むしかない。飲むという字はこの場合「呑む」と書くのがふさわしい感じだ。

 父親と山分けして、残りを瓶ごともらってきた。今夜は味噌煮込みうどん鍋。それにさつま揚げ数種類。さつま揚げは軽くあぶって大根おろしで食べる。最初風呂上りってこともあって安売りの発泡酒だったが、いよいよこの大吟醸の登場だ。透明なその液体は、米のいい香りがなんともいえない。一口すすってみると、日本酒特有で咽元が焼けるような感じが一切無く、すーっと入っていく感じだ。ものすごく上品な味で、ついついもう一杯となってしまう。ちょっと飲み過ぎてしまいそうな日曜の夜である・・・


子の権現と竹寺 -リベンジ編-

2006年11月26日 | 登山・ウォーキング

Sa330251  去年の7月に訪れていたが、どうも体調優れずに苦労した思いがずっと苦々しく続いていた。当時のブログを読み返してみると、辛かった行程が思い出される。

 ということで紅葉をもとめて当時のリベンジを果たすべく、再度同じコースを辿ってみることにした。今回は久しぶりの登山となるT氏も参加だ。西武秩父線の西吾野駅に到着し軽く準備体操。当時の思いが甦ってくる。しばらく国道299号線沿いを歩き、登山口から入って行く。秋も深まっており、風が冷たい。この辺りは常緑樹や針葉樹が多いため、あまり紅葉で綺麗だという感じはしないが、時折見せるもみじ等は見事に色づいていた。

 と、気がつくと後ろからT氏の激しい息遣い。それも少しずつ離れて行く。登り始めは饒舌だったのがすっかりおとなしくなっている。今年の1月に高尾山に登って以来というT氏、自称アルピニストは苦労しているようだ。余談だが、高尾山のことを「東アルプス」と呼ぶことにこの日決定している。

 登り始めて1時間程で天龍寺、通称子の権現に到着だ。去年の夏、ここまで来るのに本当に必死であった。ところが今回は楽勝!とまでは行かないが、「あ、こんなもんなのね」という印象。やはり気温と湿度が高いときは熱中症には気をつけないと行けない。紅葉の時期もあってにわかカメラマンでごった返している境内を早々に抜けて、次の目的地竹寺へ向かうことにした。

 途中、奥多摩の山並みが綺麗に見えて、どこかで昼食にしようや、という話になったが、休めるようなところが見当たらない。後方から団体の登山者達が追い上げてくるのも妙なプレッシャーだ。結局竹寺(八王寺)まで行ってしまい、そこで待望の昼食だ。この寺は予約しておけば精進料理等も頂けるととあって、たくさんの観光客が訪れていた。

P1020194  昼食後は名栗方面の小殿地区へ降りる。ここから国際興行バスに乗ることになる。この下りの行程が実は今回の難所でもあった。以前の感覚が残っているので大体どういう感じで降りて行くのかは覚えていたが、それでも半日歩いてきた足腰には、この急坂は堪える。T氏も一歩一歩慎重に踏みしめて降りている。この時期は枯れ葉や枯れ枝が多くて、ステッキを持つ手に力が入る。

 無事に下山した我々一行は、バスに揺られて西武池袋線の飯能駅に到着した。今日はこのまま我が家まで帰り、ささやかながらおでんでのパーティーだ。克服記念に冷たいビールで乾杯し、また次の登山計画等で楽しく盛り上がったのであった。


ハンカチ王子と老エース

2006年11月20日 | 本と雑誌

Sa330250_1  この夏、甲子園を沸かした早稲田実業の斉藤投手。青いハンカチで汗を拭く姿に一喜一憂された方も多いと思う。ちまたではタオル地のハンカチが売り切れるという社会現象も記憶に新しい。

 今日、うちのポストに写真の本が入っていた。雨の中父親が届けてくれていた。それには理由がある。実は父親の弟、ボクの叔父貴が早実の野球部に関係していたのだ。過去形なのは既に他界していてこの世にはいない。そんな叔父貴の事を尋ねて、この夏、うちの実家にこの本の著者である門田氏が訪ねてきたのだ。実の息子であるボクも知らないような、父親の気持ち、兄弟愛等が門田氏の巧みな取材で父親の口から引き出されていたようだ。その後興奮気味に取材の感想を喋っていた父親を思い出す。その一字一句が書かれている本を、父親が届けてくれたのだ。

 まだプロローグしか目を通していないが、叔父貴が逝ったあの日が甦ってくる。ボクには単に肉親の死というものであったのだが、実は高校野球界では貴重な人材が居なくなった瞬間でもあったと聞く。ボクも幼い頃からかわいがってもらい、誇りの叔父貴であった。父親にとっては大の仲良し兄弟で、戦時中の疎開先からこっそり二人で脱走してきた、なんて話も良く聞かされた。

 そんな中での今年の全国制覇。斉藤投手の活躍が話題になっている。この本、もう少し時間をかけてゆっくりと読んでみようと思う。余談だが、このブログの左下の方に書籍紹介してあるので興味ある方はクリックしてみて欲しい。そのままアマゾンから購入することもでき、ちょっとボクにもお小遣いが入る仕組みだ(^^;


小平エール

2006年11月19日 | 食・レシピ

Sa330249  東京の多摩地区に比較的横に長く構えるのが小平市。西は立川、東は西東京に接するワイドな市だ。我が家は隣の市ではあるが、利用駅等の生活圏内は主に小平市になる。その最寄駅近くの酒屋で、日ごろから気になっていたモノがあった。写真の「小平エール」という飲み物だ。

 ブルーベリーを主原料とした発泡酒で、ビールとも発泡ワインとも言いがたい不思議な飲み物だ。ブルーベリーの香りがとても良く、ちょっと変な言い方だが、子供用の咳止めシロップみたいな感じといえばわかってもらえるだろうか。だけど決して甘くはなく、大人なテイストである。 

 ビンに書いてある説明を読むと、小平市はブルーベリーの栽培の発祥の地とのこと。案外こういうところに地元の意外さというのがあって面白い。何を根拠にうちが元祖だの老舗だのって言うのだろうか。言ったモン勝ちってなところも多分にあるのかもしれない。

 地ビールっぽいビンに入っており、アルコールもそれほど高くないので食前酒として飲むといいんじゃないかな。ちょっとおススメな一品である。


ボジョレーパーティー

2006年11月19日 | 食・レシピ

Sa330248  今週の木曜日、世界に先駆けて2006年のボジョレーヌーボーが我が国、日本で発売された。例年解禁日としていろんなイベントが繰り広げられるのだが、今年は良い出来だという割りには静かな解禁日を迎えたような気がする。これも昨今の飲酒運転の事情等の影響があるのかもしれない。

 我が家も事前に予約しておいたボジョレーがあった。ラ・サーニュ村にあるジャン・カリヨンの葡萄畑でオーガニック農法作られた赤のヌーボ、それとマコネー地区で作られた早飲みタイプの白のヌーボの2種である。ボジョレーヌーボと言うと赤ワインというイメージだが、この白がフルーティでうまかった。

 本日のパーティのお客様、ちょーさんを迎えてパーティーは始まった。実はK-PIXことカメラマンのK氏も参加する予定だったが仕事の都合でキャンセルとなった。また飲もうや。まぁ坊の手料理で前菜、魚貝料理と白ワインにあったものが出され、やがてチキンのトマトソース煮で赤ワイン登場。まだ若い、この若造が!という感じのワインだが、フルーティで美味い!肉料理を平らげた後、チーズ三昧となった。ボジョレーに合った軽い感じのチーズ数種類に自家製ピクルスとオリーブをつまみながら話は弾む。最後はちょーさん持参のブルゴーニュ地方のビエールアンドレで締めた。一人ワイン1本換算だ。

 今年の出来も過去最高と言われた年と引けを取らない出来との話を聞いている。ひょっとすると地球温暖化で今後もうまいボジョレーが出来そうだ、と言う噂もチラホラ聞こえてきている。嬉しいやら悲しいやら複雑な心境ではある。

 最後にデザートで、と思ったらちょーさんの帰りの時間がリミット。今度は泊りがけで来てくださいな。楽しい時間をありがとうございました。