CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

車中泊の準備

2009年09月26日 | 旅行記

 先日のシルバーウィークも各地で大渋滞が報じられ、まさに秋の行楽シーズン到来!ってな感じである。登山する身としても秋はシーズン真っ只中だ。暑くもなく寒くもなく、段々と木々の紅葉が始まり、夏とは違ったしっとりとした雰囲気を楽しめる。しかし冒頭にも書いたが、祝休日の高速道路1000円乗り放題の影響で渋滞を避けるのに一苦労だ。政権も変わって、いつになるのかわからないが高速道路無料化なんてのが始まると、ちょっと想像も付かない。祝休日に集中しないだけマシかもしれないけどね。

 というワケで、これからは空いてる時間帯での移動が必至になるので、思い切って車中泊を充実させてみようと思う。8月の山形は鳥海山へ登った際、道の駅で一晩夜明かしをした。これが案外快適だったので味を占めてしまったワケだ。とは言っても我が家の愛車はキャンピングカーでもワンボックスカーでもなく、ボンネット型のステーションワゴン、スバルレガシィアウトバックだ。荷室を平にして寝るだけのシンプルな車中泊だが、外から間抜けな寝顔を見られるのもイヤだし、これからは寒くなっていくので、断熱を兼ねた目張りの作成を思いついた。

【材料】

・キャンプ用マット ホームセンターで売ってる安価なもの 念のため大2個

・補修用網戸の網 これもホームセンターで売ってる網戸の網 なるべく目の細かいやつ

・新聞紙 適量

・はさみ、カッター、ビニールテープ等

まず車の窓に合わせて新聞紙などで大まかに型を取る。これが案外大変。これ失敗すると作品に影響しますから。全部の窓を一気に取ってしまおうかと思ったけど、ちょっと不安だったので、一部の窓だけにして、型紙を部屋に持ち込んだ。そしてキャンプ用マットに型紙をあてがって、やや大きめにカット。はさみでOK。で、あとは実際に窓にあてがってみて調整すればよい。

P1010915_3  写真は現場施工中のウチのかみサン。いわゆる現場合わせってやつです。頼もしいッス。

P1010916_2  外から見るとこんな感じ。内側に銀色を持ってきて、少ない光源でも明るくしようとう魂胆。寒さが厳しかったら逆にしようと思っている。

P1010919_2 ざっくりとはめてみるとこんな感じになる。実はクオーターウィンドの目張りは寸法ピッタシに作ってしまった為、油断してると落ちてくる。少し大きめに作り、ウレタンの収縮性を利用してはめ込むのがコツ。

P1010920_2  これはちょっと工夫をしてみた。リアドアの目張りに、網戸の網を貼り付けて、暑い時のベンチレータとして利用する。ただし、この代までのレガシイは窓枠がない為、窓を開けるとピッタリとはまりにくいのが難点。そして当然ドアを開けると落下してしまうのである。窓枠のある車ならばピッタリはまれば大丈夫。

 てな準備をしていたら、土曜日があっという間に過ぎてしまった。これから反省会でもするかな・・・

 デビューした際にはまた報告します。


北八ヶ岳 蓼科山からの縦走 日本百名山(11/100)

2009年09月23日 | 登山・ウォーキング

 今年の9月は5連休がある。そいつをいつのまにやらシルバーウィークと呼ぶことを最近知ったのだが、春のゴールデンウィークと敬老感謝の日の兼ね合いでシルバーと名付けたのはなんとなく理解できる。そんな5連休を有意義に過ごそうと思って北八ヶ岳を訪ねてきた。今回は写真満載でお届けしようと思う。今回の行程は以下の通り。

1日目:大河原峠 → 赤谷の分岐 → 蓼科山荘 → 蓼科山頂(昼食) → 蓼科山荘 →  天祥寺原 → 亀甲池 → 北横岳山頂 →北横岳ヒュッテ(泊)

2日目: 北横岳ヒュッテ → 北横岳山頂 → 大岳 → 双子池ヒュッテ(昼食) → 双子山 → 大河原峠

P10107741  21日月曜日の早朝、山梨県の明野を出発して、登山口の大河原へ向った。中央道諏訪ICから白樺湖を経由して大河原入りした。天気は快晴、すばらしい青空だ。まずは蓼科山を目指して出発だ。

P10107821  しばらくは北八ヶ岳らしい山道が続く。よく言われる南八ヶ岳は荒々しい山容で、北八ヶ岳はそれに比べると穏やかで神秘的な印象、とあるが、まさにその通りである。が、足元はガレ場も多く、歩いてみるとそれほど優雅な感じじゃないかもしれない。シラビソの縞枯れの中を歩くと青空がまぶしい。

P10107861  やがて南八ヶ岳が見えてくる。感動の瞬間でもあった。山頂に上がればもっと良く見えるのだろう。楽しみだ。

P10107931  蓼科山の山頂直下の山荘で少し休憩し、山岳バッチなどを物色。今回もいつものT氏と同行だが、彼は登山靴の形をした可愛らしいストラップを購入していた。さて、休憩もそこそこに山頂を目指す。今回の行程で最大の傾斜かもしれない急登を一歩一歩登って行った。

P10108051 蓼科山の山頂だ。無駄に広い。一面の岩で少しくぼんでいるのがわかる。噴火口の後だろうか。ここで待望の昼食となるのだが、何処で食べようかもの凄く悩む。意を決してその場所へ行くのも容易ではない。この山頂の移動で思わぬ時間をロスしてしまった。

P10108111  さて、次に目指すは北横岳だ。右側のピークが北横岳、そして翌日行くことになる真ん中のピークが大岳、左端のやや低めで平なピークが双子山だ。

P10108141  蓼科山からの下りは辛い。ガレた足場は非常に神経を使う。登るよりも疲労感たっぷりだ。しかもスタート時の大河原よりも更に下るのだ。目前には北横岳がそびえ立ち、「え~、あそこに登るのかぁ~」と一気にテンションが下がる。

P10108241  やがて亀甲池へと到着した。本来なら水が薄く広がっていて、池の底にカメの甲羅のような模様が見えるのでこの名前らしいのだが、見事に干上がっていた。ここでコーヒータイム。これから登る北横岳の手前で充分な休息を取ることにした。

P10108271  今までガレた道ばかりであったが、亀甲池からの北横岳は荒れてなくて登りやすい。そろそろ疲労がピークに達しているが、こういう時は下りよりも登りの方が楽に感じる。15時過ぎに山頂へ到着。実に7時間以上の山行だった。初秋の北八ヶ岳は日も傾き、周囲の山々がより一層立体的に見えるが、残念なことにガスが出てきてしまった。

P10108381  本日お世話になる北横岳ヒュッテへ到着した。完全予約制で普段はご主人一人で切り盛りしている。繁忙期は奥さんも掛け付けてご夫婦で切り盛りされているだけに非常にアットホームだ。奥さんが滞在している時にはご自慢のケーキが堪能できる、との情報で楽しみにしていたが、ついにチャンスを逃してしまった。あ~心残り…P10108361

 そしてお約束のビールだ。最初の一口で半分は飲み干してしまいそうな勢いで頂いた。やっぱり旨いわぁ~。

P10108431 食事の時間までまったりと過ごす。薪ストーブの前で暖を取りながらご主人や他の登山者とのたわいも無い会話がなんとも言えない。この間T氏は布団の上で夢心地だったらしい。やがて夕食の案内で食堂へ行ってみると、ジャッジャ~ン!これが馬肉のすき焼きかぁ~!大皿にあふれんばかりの美味そうな肉の塊。こんなに食べてもいいの?とついニヤけてしまう。4~5人で一つの鍋を囲んでこのボリューム満点のすき焼きを頂いた。2000mを越えた山の上で、こんなに贅沢なすき焼きを食べてるなんてスゴ過ぎる。

P10108441  食後はまたしてもまったりタイム。外はガスってしまうし、まったりする以外に考えられない。そしてこの時の為に担ぎ上げたワイン。薪ストーブの前でゆっくりと飲むワインは最高だ。しかも自分が担ぎ上げたと思うともの凄く愛おしく感じる。この後、消灯の時間まで少しウトウトしてしまうのだが、何やら騒々しい雰囲気に目を覚ますと、星が出ている、とのこと。あわてて上着を羽織って小屋の外に出てみると、今まさにガスが晴れて、星が段々と夜空一杯に広がる瞬間であった。時折ガスに隠れるが晴れると満点の星空で、天の川もくっきりと見ることができた。いやぁ~、幸せな瞬間だ。山小屋泊はこれが楽しみなんだよねぇ~。

P10108491  翌朝、まだガスってはいたものの、空が段々とオレンジ色になり、薄っすらとではあったが、日の出を拝むことができた。この時、小屋の前でお話させて頂いた、滋賀県からご夫婦でこられたご主人の言葉が忘れられない。「山はすべてを忘れさせてくれますね」…本当にごもっともである。また何処かでお逢いしてゆっくりとお話したいと思ったのであった。

P10108581 ステキな山小屋を後にしてさぁ出発だ。その前に小屋のすぐ近くには七ツ池がある。ちょっと散策してみると綺麗に紅葉していた。ガスが神秘的な感じを演出していて引き込まれそうであった。

P10108781  一旦、北横岳を登り返して、次なるピーク、大岳を目指す。ここの大岳寄りの下りは非常に神経を使う。大きな岩がゴロゴロしており、気が抜けないのだ。このコースは登りの方が楽かもしれない。岩から岩へ飛び乗るように進んで行った。コースタイム40分のところ、なんと1時間以上も費やす結果となってしまった。安全第一、早く帰る理由もないので、どうでも良いことなのだが…目指す大岳は思いの他大変な山であった。

 P10108891

 次のピークはあの平たい山頂の山、双子山である。大岳からは一旦双子池まで下るのだが、ここも侮れない程の岩場の連続だ。当初は双子山山頂で昼食にしようと思っていたが、双子池に変更することにした。

P10107811  北八ヶ岳の楽しみは、この池巡りでもある。綺麗な池がたくさんあるのだ。中には恐ろしい感じの沼っぽいところもあるようだが、この双子池は本当に美しかった。ここで小屋で作ってもらったお弁当タイム。日の丸弁当にメインのおかずは鶏肉の照り焼きかな、もの凄く美味しかった。写真を撮らなかったのが悔しい…

P1010906  そろそろ足腰もフラフラになりつつあるので、ゆっくりと最後のピークを目指した。そして辿り着いた双子山の山頂。山頂というより、大地みたいな感じで広い。広いというより長い?この山頂からは、蓼科山、北横岳、大岳と今回の行程で山行したルートが一望でき、思わず感動してしまった。あそこを歩いて来たんだよなぁ~、という感動は素晴らしいものだ。

P1010907  最後のピークを後にしてゆっくりゆっくりと下って行くと、スタート地点の大河原峠が見えてきた。

 帰路は蓼科スカイラインを佐久市へと向かい、清里を回って明野まで戻ってきた。現在このルートは大河原峠近くが平日は通行止めになっている。祝休日のみ交互通行可なので確認が必要だ。

P1010910 この日の反省会は山梨の北杜市の日本酒、七賢を飲みながら、ボクら夫婦とT氏とでじっくりと語り合った…つもりだったが、いつの間にやら意識が飛んでしまい、 気が付いたら朝になっていた…。

 今回は実は当初那須の方へ行こうと計画していたのだが、宿が手配できずに直前になっての計画変更であった。でも今となってはそれが良かったんだと思っている。皆さんお疲れ様でした。そして小屋のご主人、奥さん、お世話になりました。いろいろお話させて頂いた皆さん、また何処かでお逢いしましょう。


思わぬところで沖縄気分!

2009年09月13日 | 食・レシピ

Sh010264  先週足を捻挫してしまった為、この土日は山行は諦め、先日届いたビートルズのCDを聴きながらビートルズ三昧を楽しんでいたが、朝からの晴天に少々足を伸ばして入間のアウトレットへ買物へ出掛けた。ジーンズを新調してそろそろ帰ろうと思ったが調度昼時、何か食べる物は、とフードコートを覗くが既に満席。こりゃ帰るついでに何か食べますか、と駐車場を後にした。何を食べようか、漠然と麺類がいいなぁ~、とか思いながら国道16号を南下。そうだ、いつも瑞穂町の好日山荘へ行くときに気になっている店があったのだ!それを思い出した。記憶ではラーメン屋だったのだが、つい最近、沖縄料理屋だったのを確認していて、沖縄そばでも食べようか、と向ったのであった。

Sh010267  その名は「飲み食い処 でぃーだ」だ。新青梅街道沿いにその店はある。三ツ木の交差点から青梅方面に向って右側だ。駐車場には何故か電車の頭の部分があるので、すぐわかると思う。その電車の脇が入口で、ちゃんと中にテーブルがあって飲み食いできるようになっているが、蒸し暑くて夏向きじゃないな。その先に本当の店があり、沖縄民謡が流れる店内はカウンター数席、テーブル2つ、座敷が多数という具合で案外広かった。ランチタイムだったようで、ランチメニューの中から選択するが迷わず沖縄そばを注文した。ランチタイムは、更にご飯や味噌汁がセルフサービスで自由に食べれる。サラダやちょっとしたおかずなんかもあったりして結構食いしん坊にはたまらないのではないだろうか。

Sh010266   やがて出てきた沖縄そば、コーレーグースをかけて食べるとピリリとして味が引き締まる。肝心なお味は?というと、まぁそれほどとびっきり美味しいとは思えないし、インスタント疑惑もあったけど、中に入っていた豚肉が最高に美味かった。じっくり煮込んであってトロっととろけてしまう食感はたまりません。うちなーなお店の雰囲気もあって、こりゃ昼間来る店じゃないかも、というのが我ら夫婦の感想。夜の部のメニューも充実していたので、できればサンシンを聞きながら島酒を傾けたい雰囲気であった。で、どうやって電車やバスで来れるのだろうか?とちょっと調べてみたけど我が家からは無理かなぁ~。姉妹店が付近に2つ程あって、帰り際に寄ってみたものの、何処もちょっと駅から離れていた。

 ランチタイムは午前11時から午後3時までやっているので、お近くの方は一度うちなー気分をお試し下さい。

武蔵村山市三ツ木2-34-13 TEL042-531-3446 飲み食い処 でぃーだ


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あこがれてたやつ・・・

2009年09月11日 | 音楽

P1010682  子供の頃、まだ就学前に、どうしてもドラムセットが欲しい、と親にせがんだ記憶がある。そしてクリスマスにサンタのおじさんが届けてくれたのが、幼児用のドラムセットだった。ただしオモチャみたいなヤツだったらしいが…。でもボクの記憶では、バスドラには「The BEATLES」と書いてあった。まさに欲しかったそのドラムだったのだ。それがボクとビートルズの最初の出会い。と書くと、そんな頃から洋楽に親しんでいたのか、と思われてしまうが、その次にビートルスを意識したのは中学校に入ってからである。そう、あまり興味がなく、どこかでみた映像で欲しかったように今では思える。でも中1だったと思うけど、ラジオから流れてきたビートルズサウンドには心が動いたなぁ~。なんて綺麗なメロディーだろう、誰の曲だろう、って思ったのを覚えている。ほろ酸っぱい青春の思い出も重なってきちゃって…へへへ…

 そして今日届いたビートルズボックス、もったいなくて聴けません。今までビートルズのレコードとか買ったことなく、レンタルレコード(CDじゃありませんから)から借りてテープに録って擦り切れるまで聴いて必死にコピーしたんだよなぁ。その後も海賊版みたいなCDをどっかの露店で買ったりはしたけど、ちゃんとしたのは今回が初めて。16枚(14作品)のCDと1枚のDVDでちょっと高価だったけど思い切って購入してしまった。これからじっくり楽しもうと思ってる。


奥多摩の明峰 川苔山

2009年09月06日 | 登山・ウォーキング

P1010670  すっかり夏休みのイベントでお金も気力も使い果たしてしまい低いテンションだったのだが、急に涼しくもなり、書店には秋の山を紹介する雑誌も並び始めて、こりゃ登山シーズンの到来ではないか!とハタと気が付いたのであった。ということで、9月一発目の登山は近場の奥多摩は川苔山を目指すことにしたのである。日曜日の早朝、いつもの登山仲間T氏とJR青梅線青梅駅で合流し、終点の奥多摩駅を目指す。ほぼ登山客のみ、という車内は異様な感じだ。奥多摩駅からバスを乗り継ぎ、川乗橋というバス停がスタート地点である。ちなみにトイレは主要乗り継ぎ駅しか期待できず、今回はあまりにもタイトな乗り換えスケジュールの為、我々はトイレに行けず仕舞いであった。しばらく舗装道路を歩き、やがて山道となる。常に沢伝いに歩くので、清流の音が涼しげだ。曇り気味であったが、気温も湿度もやや高め。すでにタオルは汗でぐっしょりになり、やや先が思いやられる。いくつかの滝を見ながら1時間半程で、最初の目的地、百尋ノ滝に到着だ。一尋は六尺だそうで、約180m換算となるが、そんなにあったかな…。屋久島の千尋の滝は更にこれの10倍か、とか思いながら見上げていたが、立派な滝には違いない。

P1010677  さて、滝を眺めたら早々に山頂を目指す。何しろ川苔山は奥が深い。いろんな趣向がある、と言う意味ではなく、本当に奥深い山なのである。ここからコースタイムで2時間だ。角度もぐぐっと上がってきて、中々登り応えがあるではないか。稜線まで出る間に息は上がるわ、汗は噴出すわ…侮れない山である。南側斜面は風もなくまったりとした空気が漂っているが、北斜面に転じると冷たい爽やかな秋の風がものすごく心地良い。水分を充分に補給しながら山頂を目指した。山頂直下の小屋跡まで辿り着くとあとわずかだ。最後の急登でめでたく山頂となる。

P1010679  標高1363.3mの山頂は比較的広い。既に何組かが楽しいランチタイムとなっていた。ところで山頂の大きな看板には「川乗山」とある。写真右側の案内標識には「川苔山」と表記されている。どっちが本当なのか、とWikipediaを見てみると、語源は川苔が取れる川だったので、「川苔山」や「川苔谷」と呼ばれていたそうだが、その後国土地理院の地図で「川乗山」と表記された為に混在したようだ。しかし平成8年には「川苔山」に修正されたとのこと。従って「苔」と表記されものが現在では正しいらしい。そんなウンチクはどうでも良く、空腹の我々は一気に昼食を平らげた。この奥深い山は帰りもまた時間がかかるのだ。今回はJR青梅線の古里駅を目指すコースにした。大概はその手前の鳩ノ巣駅のルートらしいが、眺望がイマイチらしい、との情報で、やや遠回りになるが、古里を目指すことにした。広い稜線を地道に下って行く。こちらのコースはほとんど人に会わない。3人だったかな、追い越されたり、すれ違ったりしたのは。ただひたすら3時間近く下るのだが、正直飽きて来る。ダラダラ下がる稜線故に、なかなか標高も下がってこない。かと思うと、一気に急登を下る、の繰り返し。正直そんなに眺望に恵まれてるとは思わなかった。途中、崩落したっぽい箇所もあって、怖い思いもしたので、行かれる方は注意して欲しい。やがて建物が見えてきて、車や電車の音が聞こえてくると、古里駅裏手のに出る。すっかりバテた身体にご褒美の冷たいビール!駅近くのコンビニで調達したのだ。精気を得るにはこれがイチバンである。

 途中の拝島で途中下車し、お気に入りの居酒屋でいつもの通り反省会だ。今回は「何故山を目指すのか?」等の哲学めいた話題にも言及し、有意義なる反省を行ったのであった。何故山を目指すのかって?それはね、「そこに美味しいビールがあるからだ!!」…なのである…オシマイ!