CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

サバ街道

2005年05月26日 | 旅行記
以前、ボクのヘタクソなブログにトラックバックしてくれた水城さんのブログを見ていて思い出した!

数年前、仕事で福井県の高浜というところに通っていたことがある。福井県は、調度琵琶湖の上あたりを、日本海に張り付くような形で横に長く伸びた特徴をもっている。なんとなく北陸というイメージがあるが、ボクの通っていたところは若狭湾に面した風光明媚なところで、有名な設備としては原子力発電所なんかがあったりする。その恩恵かとは思うが、町全体が潤っているような印象を受けた。

我が家からのアクセスは、まず羽田に向かう。羽田までなんだかんだで2時間近くかかるので、搭乗手続きを考えると2時間半は見ておかなければならない。羽田から大阪の伊丹空港まで飛ぶのだ。フライト時間は正味30分程度だが、単に伊丹まで行くのであれば我が家からだと新幹線の方が早いかもしれない。ただ、フライトマイルが溜まったり、抽選で何名かに1万円キャッシュバック等のイベントがあったのでついつい飛行機になってしまった。
伊丹からはレンタカーを借りて、一気に日本海側へと向かう。2時間も走れば真鶴だ。真鶴からは海沿いの国道を北上して福井県に入る。従って、この若狭付近は、北陸という感じではなく、関西圏になっている。事実、方言も「おおきに」等の言葉が行き交っていた。

若狭付近のみやげ物やを覗くと、必ずといって良いほどサバ関係のみやげ物が並んでいる。その昔、若狭で上がったサバを京都まで運んだと言われる街道が何本かあり、それらを「鯖街道」と呼んでいる。生のサバをそのまま運んだのでは痛んでしまうので、ヌカに漬けたへしこ」と呼ばれるものを都に献上していたそうだ。その鯖街道沿いには今でもへしこ料理の看板を掲げた店が多数見られる。

半年以上も若狭に通ったが、ボクはこの「へしこ」という物を食べたことがない。何度となく見てはいるし、へしことは何なのかも知っているのに、だ。ヌカ漬けされて真空パックになっているサバをどうやって料理していいのかが、わからなかった。そのまま焼けば良い、とは言われるものの、ヌカをどうしたらいいのか不安だったのだ。そのまま食べる?洗ってから焼く?etc...

今ではすっかりと若狭方面へ行くことは無くなってしまったが、なんとなく食べ損した思い出が残っている。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 Cozyさん。 (水城雄)
2005-05-26 21:59:46
 Cozyさん。
 たしかにへしこの食べ方は知らなければとまどいますね。
 一番簡単なのは、くっついているヌカを包丁の背などでこそげ落として、そのまま焼いて食べる方法です。ただし、かなりきつめの塩漬けになっているので、塩辛さを覚悟しておかなければなりません。
 ご飯にはよく合います。
返信する
☆水城さん☆ (Cozy)
2005-05-27 11:14:30
☆水城さん☆
コメント有難うございます。
サバは大好きで、特に一夜干の塩焼きには目がありません。へしこ、どこかで手に入れて早速水城さんのレシピ試してみますね。 
返信する

コメントを投稿