CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

1泊2日チャリの旅

2010年09月21日 | 自転車

 9月の連休、たしか去年は5連休でシルバーウィークとか言ったっけ。今年は飛び石連休でちょっと中途半端な感じだ。さて、そんな連休に予てから行ってみたかった川越まで自転車の旅に出ることにした。日帰りじゃなくて1泊の旅。楽しかったぁ~

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 9月19日日曜日の午前10時に我が家を出発。西武新宿線久米川駅の近くから空堀川沿いに北上する。

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 やがて空堀川は清瀬市内で柳瀬川に合流。かつては東京一汚い川だと言われた柳瀬川だが、最近は見違えるほどの清流になっている。川遊びする親子連れや、川原ではキャンプとかやっていて、とても都内とは思えない風景だ。

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 埼玉県の新座市を抜けてひたすら柳瀬川沿いを北上する。そして志木市にある「おやじのうどん旬」へ到着。ここでいつもの自転車仲間T氏と合流だ。このお店はサッカーJ1大宮アルティージャご用達のお店らしく店内にはポスターやらサイン入りのTシャツやら飾ってあった。店主は実はレッズサポータだというウワサもある。ちなみにボクはFC東京。頼む、J1残留してくれ!>FC東京。で、ここでは人気No.1のから揚げ定食を注文した。うどんはコシのある武蔵野うどん。つけ汁には豚の角煮が入っていて美味しい。更に鳥のから揚げはボリュームもあってアツアツでうまいなんてもんじゃない。是非お試しあれ!

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 いやぁ~、満腹だ。これから先は荒川まで出て、荒川沿いに北上する。秋ヶ瀬公園付近は荒川サイクリングロードが一部工事中だったりして、何処から何処へ繋がっているのかちょっとわかりにくい。そうとうウロウロしてようやく荒サイに乗ることができた。

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 田園風景の中を走っているような写真だが、これが荒川の川原だ。広大過ぎる。両川原にはゴルフ場あり、野球場あり、サッカーコートありだ。

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 途中で川原のサイドチェンジがある。橋を渡って向こう岸に行くのだが、川幅が大きいから橋も果てしなく続いている。思わぬロスな感じだ。しかも気付かぬ間に荒川から入間川沿いを走っている。標識を見失うと、入間川沿いに走ってしまうので注意が必要だ。どうにか荒川を保持して、榎本牧場までやってきた。ここでのお目当ては、

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 じゃーん!これこれ。ソフトクリーム。写真では見にくいが、左がラムレーズン、右がいちごミルクだ。疲れた身体にチョー染み渡る。

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 牧場には生まれてまだそれほど経ってない子豚がリードにつながれていた。もうチョーかわいいんですけどォ~。3センチくらいのシッポをくるんくるん振り回して愛嬌を振り撒いていた。

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 そして本日の目的地、川越と向った。これまで川沿いのサイクリングロードを軽快に走っていたが、街中に向うにつれて交通量の多い一般道になる。これが神経使うんだ。どうにか川越大師喜多院に到着した際にはヘトヘトになっていた。

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 川越のシンボルと言えば「時の鐘」だ。ずいぶん街並みも綺麗になっている。江戸の町っていう雰囲気だ。さすが小江戸川越だ。その後は蔵造りの街並みを通って本日のお宿へチェックイン、そして夜の川越の街に消えていったのであった。ちなみにこの日の走行距離は63キロだった。

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 9月20日月曜日、敬老の日の朝はどんより雲っている。埼玉地方は午前中雨の予報だ。9時半にチェックアウトして帰路に付く。ここ川越でT氏と分かれる。彼は自宅のある越谷方面に向かうのだ。ボクら夫婦は入間川を南下して入間市、所沢市と経由して帰る予定。迷いながらも入間川サイクリングロードに乗り、快適に走る。天気もどうにか持ちそうだ。

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 入間川の川原は結構広くて公園とかに利用されている。途中お花が綺麗な公園で休憩だ。

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 お昼近くになり、入間市のジョンソンタウンというところまでやってきた。ここは米軍のジョンソン基地があった頃の居住区だそうだ。なのでプチアメリカンな気分がする。ここのパン屋で軽めの昼食を取ることにした。他にもレストランや雑貨屋等、小洒落た店があってイイ雰囲気だ。ちょっと通ってみたくなる地域である。

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 所沢から都境の多摩湖を必死に越えて、我が家まで帰ってきた。そのまま帰ってもいいのだが、ちょっと足を伸ばして実家に顔を出し、調度彼岸の入りでもあったので、小平霊園で我が家のお墓に立ち寄ったりして、結局トータル111キロの旅となった。いやぁ~、ESCAPE君は良く走ってくれる。しっかりメンテをしてまだまだ乗り回してやろうと改めて思った次第である。

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追記:今回お世話になったホテルは、川越東武ホテルだ。自転車で行くことを考えると、野ざらしの駐輪場だとちょっと不安だったので、メジャーなホテルだと良いかも知れないとネットから予約した。予約時に「自転車で行くので」という旨を備考欄に記入したのだが、チェックイン時にはフロントには伝わってなかったようだ。でもスポーツ系の自転車で、と伝えるとすぐに理解してもらい、地下駐車場の隅に置くよう手配して頂いた。念のため輪行袋を持参しており、最悪は手荷物として部屋まで運ぼうと思っていたので、大変助かったのでここにご紹介しておこうと思う。川越東武ホテルの皆様、その節は有難うございました。また川越で宿泊する際には利用させて頂きます。有難うございました。


多摩川から羽村堰へぶらっと自転車で

2010年09月12日 | 自転車

 猛暑が一段落し、9月に入ってすっかり秋らしくなった今日この頃…、と言いたいのだが、9月に入っても猛暑は猛暑。チョー残暑が続いている。こんな中、自転車乗ったら熱中症で命を奪われかねないと引きこもり生活をしていたんだけど、どうにも身体が鈍ってしょうがないので、久しぶりにご近所サイクリングへ出掛けた。ご近所と言っても少し長い距離を走ってみたくて、府中から多摩川沿いに出て、サイクリストのメッカ、多摩川サイクリングロードを西へ上り、羽村にある玉川上水の取水場、羽村堰を回って、玉川上水沿いに戻ってくる、約53キロのコースとなった。

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 府中市は、東京の都下でありながら、大国魂神社があり、どことなく神秘な場所である。府中という地名もかつての要所を意味してあるので、そこここに遺跡が発掘されている。なのでこの辺りは土地を開拓して何か箱モノを建てようとすると、その遺跡調査から始まり、万が一何か出ようものなら開発が一時中断し、遺跡調査になってしまうそうだ。そんな府中市を素通りして、多摩川沿いの自転車道、通称「多摩CR(たまさい)」に出てしばしの休憩。暑いのにサイクリストやジョギングしている人がたくさんいる。

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 気持ちの良い多摩川沿いを西に向けて快走する。時折路面のもわぁ~っとした熱気が上がってくるが、走っている時は割と爽快。日野橋、立日橋をくぐって更に西へと向った。

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 途中、多摩大橋下で休憩して、どうにかこうにか羽村まで到着。ここが多摩川から玉川上水への取水口である。江戸時代、玉川兄弟が建設を行った玉川上水であるが、「多摩川」と「玉川」、字は違えど同じ読みなのは偶然なのかと思いきや、この工事が成功し、「玉川」という姓を名乗ることが出来たそうだ。

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 取水したては、轟々と流れる水の量だ。我が家の近くまで来ると、ほんの小川のようになってしまうのだが。今でも玉川上水の恩恵を受けているところが多い証拠なのだろう。

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 羽村の堰を折り返して、玉川上水に沿って戻ることにしたのだが、時間はお昼になっている。事前にカミさんがチェックしてあった「Fussa Cheese and Olive Sandwich House(福生チーズ&オリーブサンドイッチハウス)」へ寄ってみた。新奥多摩街道沿い、下り車線側、福生警察署の手前にある黄色い建物が目印だ。中はログハウス調で、この日はロカビリーっぽい音楽が流れていた。良く見たらポール・マッカートニーのライブ映像だった。もうすっかり気分はネイティブアメリカンだ。サンドイッチと言っても軽食だとバカにしてはいけない。ボクはビーフバーベキュー味。カミさんはアンチョビマッシュルーム味。もうガツンと来るボリュームだ。お互いに味をチェックして、なんて思ったが、もう食いついたらそういう余裕もなく、一気に食べてしまわないと中身がはみ出してぐちゃぐちゃになってしまう。いやぁ~、美味かった。さすが福生はアメリカンな街である。バドワイザーとかをビンのままラッパ飲みしたい雰囲気だった。

 久しぶりのサイクリング、50キロ程度なのに身体がボロボロ。もう好きにして、って感じ。でも気持ち良かったなぁ。来週はもう少し涼しくなるらしいので、また何処かへ行って鍛えてみよう。

追記:前回ハンドルを短くカットしたのだけれども、今回そのインプレッションでも、と思ったのだが、そう乗り味的には大差無かったように思う。若干取り回しが楽になり、直進安定性も増したようにも感じたが、劇的というワケではなかった。ただし、ボクより身幅の狭いカミさんのライディングスタイルを見る限り、腕がまっすぐに伸びていたので姿勢としては良くなっているように思う。以前は外に広がっていたから。本人はそのせいで腕が疲れた、と言っているが、久しぶりに乗ったからだ、という理由はナイショにしておこう。


プチカスタマイズ

2010年09月04日 | 自転車

 9月だと言うのに猛暑が続いている。しかも我が家のマンション、大規模改修中で、窓が開けられない。エアコンはリビングしかないので、寝苦しい毎日だ。そんな酷暑が続いているので、ヘタレ気分な我が家は中々自転車に乗ることができないのだ。そんな時はメンテナンスでもして自転車ライフを楽しむことにしている。もちろん冷房の効いた部屋の中ですがネ。と言うワケで、予てから目論んでいたハンドルを短くする計画を実行することにした。昨日、登山仲間から自転車仲間へ移行したT氏に、パイプカッターを借りて手元に用意してある。では早速取り掛かろう。

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 まずはハンドルグリップを外す。我が愛車、GIANT ESCAPE R3.1のグリップは割りと長くてピッチリ具合も上々だから外すのは難儀するかも、と思って、グリップの隙間からパーツクリーナーをシュっとひと吹き。そしたらあら不思議、スルスルっと抜けてしまった。

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 オリジナルのハンドルサイズは540mm。今回は片側20mmずつ、計40mm切り落とす予定。一応イメージしてサドルにまたがり手をついてみる。う~む、あまり良くわからないや。とにかく端から20mmのところに印を付けた。ブレーキレバーとギアのシフターも緩めて中央へ移動させておく。

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 T氏から借り受けたパイプカッター。100円均一の製品とは思えないしっかりしたもの…だが、実は400円の代物だった。それでも十分良く切れる。グルグルと回しては増し締めして更にグルグルを繰り返す。

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 切り落とした先は、軽くバリが出ているので、ヤスリで綺麗に仕上げておく。

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 最後の行程は、グリップをはめ、ブレーキ、ギアシフターを固定して完成。30分もかからなかった。これで500mmのハンドルになったけど、グリップエンドが少し出てるので、あまり短くなった印象はない。見た目のバランスは良くなった感じ。じゃ早速試しに走ってみるか…と思ったけど、まだまだ灼熱のお外なので、明日の朝にでも試してみようっと…。