CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

ワイン大好き修善寺旅行!

2019年02月11日 | 旅行

史上最強な寒波が来るって言う時に呑気にも伊豆にある修善寺まで一泊旅行してきました^^;

 

本来の予定は千葉県でキャンプする予定だったんだけど、大雪かも、と言う予報にビビってキャンセルし、それじゃせっかくの三連休どうするか?となりまして。

 

ネットで連休直前に空いてないよなぁ〜とか思いながら色々検索したんです。 そしたらラッキーなことに気になってた修善寺のホテルが1室空いてるじゃあーりませんか! と言う訳で、小雪降る中自宅を出発、大雪予報もあってクルマじゃなくて電車です。

 

 

自宅から西武国分寺線、JR中央線と乗り継ぎ東京駅へ。 ここから乗るのは…

 

 

ブレブレですみません…

 

そう、特急や新幹線ではなく普通電車の東海道線です。修善寺まで各駅停車の旅、行ってみよう!

 

東海道線は上野東京ラインになってから15両編成が減り、この時やって来た熱海行きも10両編成、連休初日もあり激混みです(;´д`)

 

横浜辺りで空くだろう、と言う楽観的な考えは見事に裏切られ、結局終点の熱海まで混んでました。まぁ途中で運良く座れたんでラッキーではありましたが、2時間以上座りっぱなしはお尻に来ますな…

 

熱海から更に東海道線乗り継ぎます。ここからはJR東海、三島駅まで向かいます。

 

三島駅にはお昼前に到着。8時過ぎに家を出て、やって来たぜ静岡県!って気分です。

 

しかーし、Suicaで改札出ようとするとキンコーン!とチャイムが鳴り出れまへん。JR会社を跨ぐ時って使えないんですね、交通系ICカード。

 

窓口で精算して貰いますが、後から来る人達の殆どがキンコーン!となって出れませんでした。窓口に長蛇の列で思わず笑っちゃいました。 さ、ランチっす。食べるのは魚!と決めてました。

 

向かったお店がこちら。

 

 

沼津魚がし鮨、沼津と聞くだけで魚が美味しそうに感じます。 そして注文したのがこちら。

 

 

ジャーン!

 

近海握りのカニ汁付き。クルマじゃないのでエビスビールも行っちゃいます!

 

うめー、うめーよお寿司。カニ汁も最高に美味しい(^^)

 

満足満足。

 

旅を先に進めましょう。少しだけ三島の駅前を散策した後に向かったのは、伊豆箱根鉄道の三島駅。

 

 

ここからはこの電車で修善寺に向かいます。

 

ボックス席に陣取り旅情を盛り立てます。曇ってはいるものの雪も雨も降ってません。

 

ガタゴトと上下左右に揺られるのはローカル線ならでは。カミさんは東海道線でも寝てたけど、この電車でもうっつらしてて気持ち良さそう(^^)

 

30分程で終点の修善寺駅に到着しました。

 

ここからはホテルの送迎バスに乗ります。

 

少し時間があったので駅前の喫茶店でコーヒータイム。 昭和な雰囲気漂う喫茶店で父さんが淹れてくれたコーヒー…ちょっと酸っぱい系で正直苦手でした…

 

送迎バスに揺られて15分程でホテルに到着。今回お世話になるホテルがこちら。

 

 

ホテルワイナリーヒル

 

名前からしてワインがメインなホテルなのは一目瞭然。

 

かつてはリゾートホテルだったと思われる建物は古さを感じますが、中はしっかりリニューアルされており、素敵なホテルです。

 

チェックイン時に予約が必要ですが、近くにあるワイナリー見学ツアーに参加できます。もちろん予約しましたよ!

 

指定の時間にバスが迎えに来てくれ、ワイナリーに向かいます。 5分ほどで到着。周りは一面葡萄畑。1999年にカラオケで有名なシダックス社の志太氏が私財を投じて開業したとのこと。

 

 

ワイナリーもホテルもシダックス社が運営してます。

 

マネージャーさんと思わしきおじさまの案内でワイナリーを見学します。

 

圧巻だったのはオーナーの志太氏コレクションの秘蔵ワインでした。

 

 

特にスゴイのがこちら。

 

 

暗くてわかんないっすかね…

 

1800年後半のフランスワインだそうです。 1050万円で落札したんだとか。金持ってんなぁ〜^^;

 

フランスは今から150年くらい前にワイン用の葡萄の木が害虫にやられてしまい、一掃したんだとか。 今フランスにある葡萄の木はアメリカから持ち帰ったものらしいです。それをフランス産だと言い切れるのか否かと言う議論が当時あったらしいんですが、そもそもアメリカに渡った葡萄ってフランスだったよね?それが里帰りしただけじゃね?って事で解決してるんだって。

 

と言う事でここに大事に秘蔵されてる落札されたワインは、その前に作られた今では手に入らない純フランス産のワインなんだとか。まぁ飲む為のワインじゃないんですねー。 金持ちの道楽ってことで(゚∀゚)

 

さぁさぁ、ウンチクはそのくらいにしてお楽しみタイムですよ。 そう、それは… テイスティング!!!

 

 

辛口の白からスタートし、辛口の赤、甘口の白、甘口のロゼ、甘口の赤と流れ作業の様に試飲していきます。

 

ここで造っているワインはフルボトルでは無く、どれもライトなワイン。なので飲み口も良くてクイクイ入ってしまう…ある意味危険(^^)

 

やがてお迎えのバスが来たのでホテルに戻りました。いやぁ良いホテルだ( ^ω^ )

 

チェックイン時に夕食の時間を決めておきました。団体客が入る前がオススメって事で18時からにしてます。 時間になっていそいそとレストランに向かうとテーブルが指定されてました。

 

夕食はバイキングです。鍋のバイキングとかあって面白い。 そんなに期待してなかったんだけど、カニの食べ放題は嬉しかった。ちょい細身のカニですがしっかり身が詰まってました。

 

 

そしてここでもワイン。飲み放題であります。 カニは白だろ、やがて肉料理に移って赤だろ、なーんて食事が楽しい。

 

 

周りはファミリーが多いので食べたらさっさと部屋に戻るのか、気が付いたらゆっくり飲んでるのはウチくらい?だってワインに合うつまみがあるんだもの。

 

 

なんとも極楽なのでありました( ´∀`) 食後は温泉タイム。

 

 

水着ゾーンなんてのもありますが、この寒い中誰も入る人いませんがな。

 

浴室は広めの内湯と、サウナ、露天で構成されてます。湯気がもうもうとしてて実は良く見えてませんが…

 

熱めの温泉に身を委ね、露天に入って、そして夜風に当たり、更に入って、なんて繰り返してました。

 

もうね、イヤなこととか吹き飛んじゃうね。何だろうね、この開放感。まさに命の洗濯であります!

 

部屋に戻りうだうだしてたら睡魔がやって来て深い眠りに。おやすみなさーい…

 


 


 

翌朝は曇り空。今回の旅はのんびりするのが目的。なのであまり観光に主眼を置いてませんが、せっかくなので修善寺温泉の中心街に向かいます。

 

朝食後チェックアウトして一旦ホテルの送迎バスで修善寺駅へ。

 

路線バスに乗り換えて修善寺温泉街に向かいます。

 

 

バス停から歩いてすぐに日枝神社がありました。弘法大師建立だそうな。お坊さんが神社を?ってなりますが昔はよくあることらしいですな。

 

 

立派な杉の木。子宝の神様だそうです。ここで御朱印をいただきました。

 

 

この神社から少し歩くと大きなお寺があります。

 

そう、これこそが修禅寺であります。

 

西暦807年に空海が建立と言う由緒正しきお寺。地名の修善寺もこのお寺が起源なのは言うまでもありませんね。

 

「善」の字が違います。

 

 

鎌倉時代には二代将軍源頼家が鎌倉から流されてこのお寺に幽閉されたとか。

 

源氏は結局は北条氏に幕府を乗っ取られてしまうんですね。至る所に源氏の重鎮らの墓標がありました。

 

こちらでいただいた御朱印はこちら。

 

 

さぁ、もう少し散策しましょう。 橋を渡って路地を入ると趣のある経堂が現れます。

 

 

鎌倉幕府初代将軍源頼朝のカミさん、北条政子が息子である二代将軍頼家の冥福を祈って建立したと言われる指月殿です。

 

鎌倉時代の建物そのままだとか。サクッと書いてありましたが、そんな文化遺産がある意味適当に放置されてる感がありまして、本当か?と疑ってしまいそう^^;

 

 

こちらが二代将軍頼家のお墓です。

 

随分とシンプルかつ裏山にそっとあるような何とも寂しげなお墓でした。

 

昔の日本人は迫害とかであまり良い死に方をしなかった要人は、きっと祟りが起きるのでは?と恐れて手厚くお祀りするんです。良い例が菅原道真とかね。その後神として崇められるようになるんですが、

 

頼家さんはちょっと扱いが悪すぎるような…

 

境内を進むとちょっと気になる看板が。それがこちら。

 

 

おしゃぶり婆さん石像? 興味湧きますねー。

 

この時はちょっと見に行こうぜ、ってな感覚で矢印の方へ歩き出します。

 

道は裏山へと続きます。最初は簡単な舗装路でしたが、すぐに普通の登山道に。

 

登っても登ってもおしゃぶり婆さん居ません。

 

これ本当?合ってる?と何度もカミさんに問いかけます…不安だらけの登山道。

 

諦めかけた時に看板が。更に150m先だとか。まぁ合ってたから良いけど、まさか山登るとは思ってもみませんでしたわ(;´д`)

 

満を持して現れたおしゃぶり婆さんがこちら!

 

 

えー?なんか想像と違う。どこがおしゃぶりなんだ?

 

 

この案内板によると、一番右端がおしゃぶり婆さん像で子宝の神様だそうです。

 

赤子が使うオシャブリが語源だと?

 

どういうこっちゃい?

 

真ん中の石像は豊富な胸を強調している、とか何とか…うーん、よくわからん。ここまで登ってきて謎かけのような石像でありました^^;

 

ちなみにもうちょい登ると、

 

 

源義経公の石像が。こちらは立派な石像っス。

 

義経と言えばご存知牛若丸ですね。京都の五条大橋で弁慶を破ったあの男です(^^)

 

どうも頼家の異母兄弟らしいです。親父の頼朝とはソリが合わなくて、モンゴルに渡ってチンギスハンになった、って言う噂もありますね。なんで修善寺にこの像があるのかも謎らしいです。

 

いやぁ、修善寺は奥が深い。

 

予定外の登山をしたもんだからお腹空きました。

 

通りすがりの蕎麦屋が昼時にしては空いている…思わず入ってからもしや失敗したか?と不安になりつつも、名物の椎茸そばを注文。

 

まずはビールからね(゚∀゚)

 

 

そして運ばれてきたおそばがこちら。

 

 

たっぷりの椎茸が卵でとじられてます。 なんだか疑ってごめんなさい、チョー美味しかったっス。

 

お店は「桂月」さんでした。

 

食後はまた少し近くを散策しました。

 

 

実は10年以上前に修善寺来たことあるんですよね。その時もぶらぶらしてるんですが、カミさん記憶が無いみたいで^^;

 


 

その後はお土産屋さんを冷やかしながらバス停に向かいましたが、時間を持て余す感じだったので、ならば修善寺駅まで歩くか!と気合を入れてみました。

 

30分程で駅に到着。前の日に喫茶店でコーヒー飲んだんだけどあまり好みじゃなかったので、あらかじめ調べてあったカフェに行ってみると、なんと営業してません(ノД`)

 

しょうがなく駅売店に併設されている軽食スタンドでコーヒータイム。

 

 

意外と美味しかった。悪く無いっス(^^)

 


 

さぁ一泊旅行の最後はゴージャスに行きますよ!

 

 

東京まで乗り換えなし、特急踊り子号で帰ります。

 

行きは各駅停車の旅、帰りは一転ゴージャスな旅…

 

 

ゴージャスな割にはチープな缶ビールとつまみですが…

 

楽チンな帰り道となりました。

 

今回の旅は直前に決めた割には非常に充実した良い旅になりました。

 

電車の旅もたまにはいいね、とカミさんもご満悦。 何しろ好きな時にお酒飲めるしね…

 


 

Jリーグが始まるとなかなか好きな所に行けません。シーズン始まる前のプチ贅沢な旅。

 

伊豆半島って面白い所だと思います。

 

今度は下田の方に行ってみたいなぁと思っています。

 


 

皆さんの旅の参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。




追記
修善寺駅のすぐ脇にある売店で買った鯵の押し寿司、最高に美味しいです。




これ間違いなくオススメの逸品ですよ!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿