活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

法(道)を考える3

2019年03月13日 | 法理

要は自分自身の法(道)に気付くということです。


ですから「おシャカ様の歩まれた道」「おシャカ様の示された法則」に

踵をあわせて行くことによって「法(道)」を学ぶのではありません。


或いは、おシャカ様以降の歴代の祖師といわれる覚者の示された「法(道)」

を行じることでもありません。


「仏祖の法(道)を自分の法(道)」として、そういう教えに従って修行する

ことによって「成る程、自分とおシャカ様、或いは歴代の覚者のお示しに

なる所の法(道)と自分自身が寸分違わないものである」ということを自分

自信で実証していかなければならないのです。