活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

不識について3

2020年03月26日 | 法理

因みに、「不」の字は否定や除去にあらずして、物の真実体をあらわす字なのです。

 

「非」の字も同様で、非は非如来です。

 

如来も如来のくさみが取れて本当の如来です。

 

如来は私たち衆生の思うようなものではないのです。

 

非如来は「非の如来なり」と訓み、くさみが取れた所を非という字を使ったのです。

 

「不知不識(しらずしらず)」とは「無意識のうちに、思わずしらず」という意味です。


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