これは何方もそうですが、どんな立派な「道理、理論、理想」をくっつけても
それは「人(ひと)」が「結論」を出しただけです。
十人因って十人が同じような結論を出すほどしっかりとした理論が成立しても、
「人の見解(けんげ)」に因って結論を付けただけです。
ある数学者は「フェルマーの最終定理」を証明しましたが、満足は得られなかったと
述懐しています。
ですから、人間(にんげん)がどのような結論を付けても真に満足(納得)出来る
ものではありません。
何故ならば、「自分の考えで結論を付けたという事実」を自分自身が知(識)っているからです。