苦しい時は楽を求めてはいけないのです。
苦に成り切った時が楽なのです。
別の言葉で言えば、「今の事実に一切手を付けない(加えない)で其の事に
一所懸命になっていくこと」を「忍」といいます。
そういう「忍」であれば大いに「我慢」すべきなのです。
それを「こういう我慢があってはいけない」ということで、また最初から
遣り直してはいけないのです。
ただし、そういう言葉(忍)を知(識)っていると、「このままにしておけば善いんだ」
という考えを起こしてしまい、また「其のままにしておく人」がいます。