「御身」 を大切にして頂きたく思います。
「大切にする」 ということは、
「坐禅をして無自性を徹見すること」 以外ありません。
「体にきをつける、長生きする」 ということは、
それは何の為にするのかというと、
「天地と我と同根、万物(ばんもつ)と我と一体のものであった」
ということに気が付くために 「御身を大切」 にして頂きたいのです。
そして、そういう大きなもの(御身)であったことを自ら
実證 〈 理(理論)においても、事(事実)においても證明する 〉
して頂くという事です。
その為に御身を厭い修行(坐禅)が出来るように、
「障道の因縁」 にならないように務めていって頂きたいと思います。