飛び石連休の後、いよいよ連休後半である。5月2-3日には駒ケ根高原で学生時代の悪友達が集ることになっている。それで、前日から長野に向かってそこらを歩いて来ようというのだ。
朝起きて、庭を歩いて写真を撮った。いろいろな花が咲いていて、楽しい時期。3日間、家を空けるのが惜しい。用意を済ませて自宅を出たのは11時を過ぎていた。それから、4時間、高速を走り続けた。園原ICで降りて、ヘブンスそのはらのロープウェイに乗ったのが午後の3時前だった。
高速を走っていた時から、曇天で天気はあやしかったが・・・・、ロープウェイに乗った途端、雨が降り出した。また、雨男・・・
ゴンドラの中から下を見ると、斜面に居たのは猪かな・・・・
何か喰っている・・・・
変わりやすい天気で、遠くの景色を見ると晴れている所もあるようだ。
約15分で終点に到着した。
降りて下ると長い緩やかな斜面が広がっていた。
要するに、ここはスキー場なんだろう。
ここに来ることにしたのは、黄色い水芭蕉が観たかったのと、そろそろ、トガクシショウマが咲くころだということ。辺りを見回すと、水芭蕉と書かれた看板が立っているのが見えた。歩いて行く・・・・
水芭蕉は盛りを過ぎているようだが、その中に確かに黄色い水芭蕉の花が咲いていた。
カナダ辺りでは水芭蕉は黄色いもの・・・・らしい。別名をスカンク・キャベージ、スカンクのキャベツと言うらしい。
リューキンカ?
タマザキサクラソウ
でっかいズームレンズを付けたカメラを担いだ人が水芭蕉の写真を撮っていた。ここの情報を聞き出そうとするが、何も知らない。この公園には初めて来たらしい。自分の行ったことのある、何処かのカタクリが綺麗だとか自慢が始まった。カタクリなんて何処にでも咲いているのに・・・・。時間がないので先を急いだ。
ロープウェイを降りて下ってきた斜面に戻り、更に奥まで下って行った。何人かが登ってきた。帰路についた人たちだろう。その中のカメラを持った人に山野草が咲いている場所はあったか、聞いてみた。すると、下ったところに山野草園のようなものがあったが、全く何も咲いていなかったと言って、怒っている。公園のホームページではトガクシショウマが咲き始めと書いてあったのに・・・・
言われた通り下って行くと、「山野草」と書いた小さな看板があった。カラマツ林の中に造ってあるようだ。入口の辺りには確かに何もない。よく見ると花の時期を過ぎかけたカタクリが植えてある。どんどん奥に入って行くと・・・・
イワウチワ
実際の山ではこういう環境にイワウチワを見たことはないけど、綺麗。
その近くの斜面にはオサバグサ。
ホームページの通り、咲き始めだ。でも、どれも大きな株だ。白駒の池周辺でみたものはどれも小さくて見栄えがしなかったけれど、ここでは栄養がいいのか、良く育っているようだ。
白い花のショウジョウバカマ。詳しくは分らないな。
花の咲く前のマイヅルソウ
そして、やっと見つけた。。。
トガクシショウマ
これは?カタクリが咲き終わっているのに、まだつぼみ。
キバナカタクリ
ウスバサイシン
確かに余り熱心じゃない人には公園内とはいえ、花を見つけ出せないのかもしれない・・・・
山野草園を出て、メインの斜面を進む。
今にも雨が落ちてきそうな天気だし、観光客の姿が全く見えなくなった。
土産店に到着。無人。中に入れば店員はいるだろうが、時間がないので通過。
更に下った辺りに「水芭蕉」と書かれた看板が見えた。ロープウェイの最終、5時まであと1時間。行ってみることにした。
池があり、碧色の水が湛えている。
池を過ぎると杉林の中を湿地が続いていて・・・・
水芭蕉が沢山、咲いていた。多くは盛りを過ぎていて大きな葉を拡げはじめていた。
この先にも何かありそうだが、そろそろ時間的に限界か・・・・、戻ることにした。
雨が降り出した・・・・
途中、さらに高い丘に登るリフトがあったが、運転を止めて点検に入っていた。
この広いゲレンデは冬はスキー場、夏は一面の花畑になるようだ。この切り株は・・・・、宿根のサルビアの仲間じゃないか・・・
登ってきた方向を振り返ってみた。もう誰もいない・・・・
ロープウェイに乗ったのは停止の15分前。当然ながら、最終のようだ。
15分後に下の駅に着いて国道方面に下って行く。行きにも観たのだが、川沿いは花桃の木がずっと植えてあって・・・・
変な木だ。一つの木からいろいろな色の花が咲く。中学の時に習ったキメラだろうか。
園原の名物になっている、花桃。花後の実をジャムにすると美味しい。
車に戻り、伊那を目指した。
その夜は・・・・、駒ケ岳SAで車中泊をすることにした。トラックの夜通しのエンジン音は耳栓をすれば、何ともない。レストランやコンビニもあるから快適だった。風呂があれば完璧なのに・・・・・
三日月が山に沈む。
つづく。
朝起きて、庭を歩いて写真を撮った。いろいろな花が咲いていて、楽しい時期。3日間、家を空けるのが惜しい。用意を済ませて自宅を出たのは11時を過ぎていた。それから、4時間、高速を走り続けた。園原ICで降りて、ヘブンスそのはらのロープウェイに乗ったのが午後の3時前だった。
高速を走っていた時から、曇天で天気はあやしかったが・・・・、ロープウェイに乗った途端、雨が降り出した。また、雨男・・・
ゴンドラの中から下を見ると、斜面に居たのは猪かな・・・・
何か喰っている・・・・
変わりやすい天気で、遠くの景色を見ると晴れている所もあるようだ。
約15分で終点に到着した。
降りて下ると長い緩やかな斜面が広がっていた。
要するに、ここはスキー場なんだろう。
ここに来ることにしたのは、黄色い水芭蕉が観たかったのと、そろそろ、トガクシショウマが咲くころだということ。辺りを見回すと、水芭蕉と書かれた看板が立っているのが見えた。歩いて行く・・・・
水芭蕉は盛りを過ぎているようだが、その中に確かに黄色い水芭蕉の花が咲いていた。
カナダ辺りでは水芭蕉は黄色いもの・・・・らしい。別名をスカンク・キャベージ、スカンクのキャベツと言うらしい。
リューキンカ?
タマザキサクラソウ
でっかいズームレンズを付けたカメラを担いだ人が水芭蕉の写真を撮っていた。ここの情報を聞き出そうとするが、何も知らない。この公園には初めて来たらしい。自分の行ったことのある、何処かのカタクリが綺麗だとか自慢が始まった。カタクリなんて何処にでも咲いているのに・・・・。時間がないので先を急いだ。
ロープウェイを降りて下ってきた斜面に戻り、更に奥まで下って行った。何人かが登ってきた。帰路についた人たちだろう。その中のカメラを持った人に山野草が咲いている場所はあったか、聞いてみた。すると、下ったところに山野草園のようなものがあったが、全く何も咲いていなかったと言って、怒っている。公園のホームページではトガクシショウマが咲き始めと書いてあったのに・・・・
言われた通り下って行くと、「山野草」と書いた小さな看板があった。カラマツ林の中に造ってあるようだ。入口の辺りには確かに何もない。よく見ると花の時期を過ぎかけたカタクリが植えてある。どんどん奥に入って行くと・・・・
イワウチワ
実際の山ではこういう環境にイワウチワを見たことはないけど、綺麗。
その近くの斜面にはオサバグサ。
ホームページの通り、咲き始めだ。でも、どれも大きな株だ。白駒の池周辺でみたものはどれも小さくて見栄えがしなかったけれど、ここでは栄養がいいのか、良く育っているようだ。
白い花のショウジョウバカマ。詳しくは分らないな。
花の咲く前のマイヅルソウ
そして、やっと見つけた。。。
トガクシショウマ
これは?カタクリが咲き終わっているのに、まだつぼみ。
キバナカタクリ
ウスバサイシン
確かに余り熱心じゃない人には公園内とはいえ、花を見つけ出せないのかもしれない・・・・
山野草園を出て、メインの斜面を進む。
今にも雨が落ちてきそうな天気だし、観光客の姿が全く見えなくなった。
土産店に到着。無人。中に入れば店員はいるだろうが、時間がないので通過。
更に下った辺りに「水芭蕉」と書かれた看板が見えた。ロープウェイの最終、5時まであと1時間。行ってみることにした。
池があり、碧色の水が湛えている。
池を過ぎると杉林の中を湿地が続いていて・・・・
水芭蕉が沢山、咲いていた。多くは盛りを過ぎていて大きな葉を拡げはじめていた。
この先にも何かありそうだが、そろそろ時間的に限界か・・・・、戻ることにした。
雨が降り出した・・・・
途中、さらに高い丘に登るリフトがあったが、運転を止めて点検に入っていた。
この広いゲレンデは冬はスキー場、夏は一面の花畑になるようだ。この切り株は・・・・、宿根のサルビアの仲間じゃないか・・・
登ってきた方向を振り返ってみた。もう誰もいない・・・・
ロープウェイに乗ったのは停止の15分前。当然ながら、最終のようだ。
15分後に下の駅に着いて国道方面に下って行く。行きにも観たのだが、川沿いは花桃の木がずっと植えてあって・・・・
変な木だ。一つの木からいろいろな色の花が咲く。中学の時に習ったキメラだろうか。
園原の名物になっている、花桃。花後の実をジャムにすると美味しい。
車に戻り、伊那を目指した。
その夜は・・・・、駒ケ岳SAで車中泊をすることにした。トラックの夜通しのエンジン音は耳栓をすれば、何ともない。レストランやコンビニもあるから快適だった。風呂があれば完璧なのに・・・・・
三日月が山に沈む。
つづく。