ノジギク
キバナノジギウ
山側に住んでいる自分にとって、趣味も趣味なのでこれほど海に近づく機会はあんまりないんだが・・・・。
読売新聞の記事に野路菊が紹介されていた。兵庫県の花、野路菊。身近なようで分からない菊だ。最近、野菊に少々、興味があり、この際、野路菊について確認したくなって行ってみることにした。
目的地は馬坂峠周辺。山陽電鉄 曽根とか大塩の周辺だ。ナビを曽根にセットして適当に走る。
近くに着くと、のぼりが立っていて、野路菊まつりとか書いてある.
おじさん、おばさんが結構リュックを背負って団体で歩いている姿をみる・・・。新聞に載っていたんだから人は多いだろうとは思っていたけど。僕より若い人は見なかった・・・。要するに、自覚しないとダメだということか。池の近くに車を停め公園を歩く。日笠山公園は野路菊を植栽している公園だ。
キバナノジギク
公園の野路菊をみて、何を思ったかというと・・・・。なんだ、自宅の庭に毎年、沢山咲いている菊と同じじゃないか・・・ってこと。随分前からずっと咲いている。いつから庭に居ついたのかは覚えていないが、勝手に種をばら撒いて油断すると庭中に広がってしまう。雑種を作りやすい野菊と聞いているから、そのものではないのかもしれない。
でも、この公園の圧倒的は花の数は驚きだ。
公園の上には低い山があり、そこを登ってゆくと野路菊の自生地が広がっているらしい。公園の近くの家の人に道を聞くと、慣れたものだ。的確な返事が返ってくる・・・。
「ここから、電信柱3本目を左に入り、道の脇に蓋のされてない側溝沿いの道を進んで下さい。そして、神社の脇を過ぎて山側に左折して下さい」ってかんじだ。その通り、登って行く・・・。その途中・・・
スミレ
この時期のスミレ、なんていうスミレ?
丘を登ってゆくと、やはり野路菊は沢山咲いていた。菊の花の匂いが強烈だ。特に好きな匂いでもないが、嗅いでいると癖になる匂いだ。うっとりとしてくるような、リラックスしてくるような・・・。アロマセラピー?
そして、この時期、良く見る・・・
皇帝ダリア
そして、初めて名前を聞く・・・、花も初めて・・・
皇帝ヒマワリ
ヒマワリの仲間じゃないことは明らか。この葉は・・・なんだ?
言われたとおり、進み、野路菊探索のハイキングコースに入る・・・。
丘の上の辺りを見廻せる場所に出る。高砂周辺の海が眼下に広がる。
海
まるで菊の海!!
数年前咲き始めの頃に一度行ったことがありますが、その頃よりもずっと株が増えているような。
楚々とした・・というイメージではないのでしょうか(笑)。
久しぶりに書き込ませて頂きますが、足繁くお邪魔はしておりま~す(笑)。
初夏?にガクウツギが満開の谷を一人歩いた時を思い出しました。匂いに溺れるって感じです。
最後の海の写真、なんとなくいい感じだなぁと思うんです・・・。
ノジギク、明石の松江や江井ヶ島の方にも自生地があると聞きました。海岸線に沿って自生しているんでしょうかね。