ビールを飲みながらのんびりしていると、草の陰に変なものが見えた。近づいてみると・・・・
カニノツメ Linderia bicolumnata (Kusano) G. Cunn.
初めて見るきのこだ。遠くまできた甲斐があったというもの。ちょっと、くたびれているが・・・・。
さて、昼飯を済ませたが、この後、どうしよう・・・。ビールも飲んだし、エールビールは好きなビール・・・、沢山歩いて汗を流さなければならないところだが・・・・。
考えていた順路を逆に歩いてしまったこと、この先にエンシュウハグマの咲いている場所があるのだが、途中で会った人からもう花は残っていないことを知らされてしまったことで、困ってしまった。ちょっと上を見上げると山が見えている。しょうがない、登るか・・・・
来た道を少し戻り、途中の三叉路を左に曲がり、歩いてゆく。
ヤブコウジ
ミヤマシキミ
道の脇は草が綺麗に刈られている。その下から、ウメバチソウが咲いていた。
ウメバチソウ
日陰の花は、昼過ぎだというのにまだ、水滴をいっぱいにつけていた。
やがて道は杉林の中に入って行く。
そして、道の傾斜も急になってきた。
30分くらい登っただろうか、平になった辺りに三角点。
山頂
周囲は常緑広葉樹に覆われていて、景色は何も見えない。里山の頂上にありがちなこと。。
そこから、緩やかに道は下って行く。
カマツカ
ヤマイモの蔓
また、開けた場所に出た。剥き出しの地面にまばらに赤松が生えている。そして、また・・・・
ムラサキセンブリ
ワレモコウとミカワマツムシソウの花のあと
ウメバチソウがまた咲いていた。花びらの散ったあとが面白い。
そして、ヤマラッキョウ・・・・
それから、リンドウ・・・・
やっぱり、この山の花は青色が綺麗だ。植生も変わっている。
その秘密がこれだ。
緑色の石
しばらく尾根筋を歩いた。視界は尾根の両側に開けていて景色が良い。
遠くに見えるのは・・・・海。
色んな花、珍しいキノコ、この時期にほんとにいい山散策でしたね。
ウメバチソウもまだ咲いていたのですね!
伊吹では8月に見たのですが、場所によってかなり花期が違いますね。
ありがとうございます。
ウメバチソウ、何とかというところですね。
花のあとだけしかないかと思っていましたが、予想外でした。
良かった!
寒くなって咲く花は、暖かい地方では遅く咲くっていうことですね。
逆に早く終わってしまいそうな気がするのですが・・・。