摩周湖の夕暮れを見た日、旅の疲れか、掻き揚げのせいか、夕食も満足に食べられなかったが・・・・、翌朝、早く出なければならず、荷物の整理などして宅急便で送れるものは荷造りを済ませておいた。
温泉に入り寝て・・・・、翌朝、朝食を済ませて出発。直ぐ隣の摩周温泉の道の駅でお茶購入。
まだ、7時半で、広い駐車場に人影はまばらだ。ここ数日の相棒、フィット。
この後、調べてあった道を走り、西別岳登山口に向かう。舗装道路を右に曲がり、砂利道を進む。草の陰になった道標を探しながら、ようやく登山口に到着した。
登山口には小奇麗なトイレと宿泊可能な小屋も建っていたのだが、写真も撮らず・・・。
何故だったか思い出していたのだが・・・、靴を換えたり準備をしているときに車が一台やってきて・・・・、降りてきた人に挨拶したりしていると、「案内するから、一緒に登りましょう」、というお誘いの言葉。写真を撮りながらだから、ご迷惑かもと言うと、「かまいませんよ」という。それで、その人と一緒に登ることになり、その後の記録があまり残っていないようだ。
その方は、週に何回もこの西別岳に登っているらしく、この山の花の状況をすっかり把握しているようだった。お互いのことを話しながら、登山道を進んでゆく。
しばらくは傾斜のない林の中を歩いてゆく。同行の方は、道の脇に咲いている西洋タンポポを目の仇にして、摘み取りながら歩く。この山の高山植物を一生懸命、保護しているのだ。タンポポ摘みを手伝いながら歩くが・・・・、オオバコは?というと、そこまでは手がまわらないという。
白山だったか、伊吹山だったか・・・、登った山が僅かしかないので・・・どっちかなんだが、登山道の脇に生えているオオバコの退治キャンペーンをしていたような記憶。
僅かに登りになり、周囲は広葉樹になった。この辺りはうぐいす谷というらしい。そんな説明を聞いていると、本当に鶯が鳴いた・・・。
チシマフウロ
やがて、坂は急になる。これが、がまん坂だな。
傾斜は急だが、周囲は笹原、道は土でフカフカしている。歩きやすいので大して疲れない道だ。
途中で振り返り、見下ろすと・・・・
だだっ広い平原が続いている。道東は広い・・・、地球は丸いな・・・・。
道の脇には大したものはなく、笹原が続く。それでも、探す。
オオヤマフスマ
ミヤマタニタデ?
急斜面の笹
ナガボノシロワレモコウ
かなり、高度も上がってきた。また振り返る。
道東の防風林
常に案内人の説明つきだ。その防風林の向こうには遠く、海が見えているのだが写真では分からないだろう。
シオガマギク
・・・・アザミ
ちょっと、花が多くなってきたかな・・・・
チシマフウロの花の跡
フウロの盛りは過ぎているが、まだ、僅かに咲いているし、蕾もある。
花の開花期間が長いのがフウロの仲間の特徴だ。
何の花かと思ったら・・・・、きのこだ。これじゃ、「きのこ」の看板、下げなきゃいかんな・・・・。
Hygrocybe sp. トガリベニヤマタケ?
ウツボグサ?
北海道まで来ると、ウツボグサにも「エゾ・・・」とか、付けたくなるが、普通にウツボグサかな・・・。
トウゲブキ
?
道標ではお花畑なのだが、相変わらずの笹原。同行の人が言うには、温暖化のせいなのか、山はどんどん乾燥化していて、笹が広がっているらしい。
花は傾斜を登りきってから暫く続く極楽平周辺まで、ほとんど咲いていないとのことだった。
エゾスズラン
花が咲くのはまだ、随分先らしい。この山でも珍しい花だそうだ。登山道沿いに10株あるかないかとの事。
第二お花畑
まだ、まだ、笹原。。。
あっ・・・・
チシマセンブリ
ひょっとしたら・・・・と思っていた花に出会えた。
つづく。
温泉に入り寝て・・・・、翌朝、朝食を済ませて出発。直ぐ隣の摩周温泉の道の駅でお茶購入。
まだ、7時半で、広い駐車場に人影はまばらだ。ここ数日の相棒、フィット。
この後、調べてあった道を走り、西別岳登山口に向かう。舗装道路を右に曲がり、砂利道を進む。草の陰になった道標を探しながら、ようやく登山口に到着した。
登山口には小奇麗なトイレと宿泊可能な小屋も建っていたのだが、写真も撮らず・・・。
何故だったか思い出していたのだが・・・、靴を換えたり準備をしているときに車が一台やってきて・・・・、降りてきた人に挨拶したりしていると、「案内するから、一緒に登りましょう」、というお誘いの言葉。写真を撮りながらだから、ご迷惑かもと言うと、「かまいませんよ」という。それで、その人と一緒に登ることになり、その後の記録があまり残っていないようだ。
その方は、週に何回もこの西別岳に登っているらしく、この山の花の状況をすっかり把握しているようだった。お互いのことを話しながら、登山道を進んでゆく。
しばらくは傾斜のない林の中を歩いてゆく。同行の方は、道の脇に咲いている西洋タンポポを目の仇にして、摘み取りながら歩く。この山の高山植物を一生懸命、保護しているのだ。タンポポ摘みを手伝いながら歩くが・・・・、オオバコは?というと、そこまでは手がまわらないという。
白山だったか、伊吹山だったか・・・、登った山が僅かしかないので・・・どっちかなんだが、登山道の脇に生えているオオバコの退治キャンペーンをしていたような記憶。
僅かに登りになり、周囲は広葉樹になった。この辺りはうぐいす谷というらしい。そんな説明を聞いていると、本当に鶯が鳴いた・・・。
チシマフウロ
やがて、坂は急になる。これが、がまん坂だな。
傾斜は急だが、周囲は笹原、道は土でフカフカしている。歩きやすいので大して疲れない道だ。
途中で振り返り、見下ろすと・・・・
だだっ広い平原が続いている。道東は広い・・・、地球は丸いな・・・・。
道の脇には大したものはなく、笹原が続く。それでも、探す。
オオヤマフスマ
ミヤマタニタデ?
急斜面の笹
ナガボノシロワレモコウ
かなり、高度も上がってきた。また振り返る。
道東の防風林
常に案内人の説明つきだ。その防風林の向こうには遠く、海が見えているのだが写真では分からないだろう。
シオガマギク
・・・・アザミ
ちょっと、花が多くなってきたかな・・・・
チシマフウロの花の跡
フウロの盛りは過ぎているが、まだ、僅かに咲いているし、蕾もある。
花の開花期間が長いのがフウロの仲間の特徴だ。
何の花かと思ったら・・・・、きのこだ。これじゃ、「きのこ」の看板、下げなきゃいかんな・・・・。
Hygrocybe sp. トガリベニヤマタケ?
ウツボグサ?
北海道まで来ると、ウツボグサにも「エゾ・・・」とか、付けたくなるが、普通にウツボグサかな・・・。
トウゲブキ
?
道標ではお花畑なのだが、相変わらずの笹原。同行の人が言うには、温暖化のせいなのか、山はどんどん乾燥化していて、笹が広がっているらしい。
花は傾斜を登りきってから暫く続く極楽平周辺まで、ほとんど咲いていないとのことだった。
エゾスズラン
花が咲くのはまだ、随分先らしい。この山でも珍しい花だそうだ。登山道沿いに10株あるかないかとの事。
第二お花畑
まだ、まだ、笹原。。。
あっ・・・・
チシマセンブリ
ひょっとしたら・・・・と思っていた花に出会えた。
つづく。
地下茎でどんどん増えていったら、か弱い花たちは住む場がなくなってしまいそう。
温暖化が原因となると根が深いですね。
チシマセンブリ、いい色ですね。
やっぱり苦いのでしょうか(笑)。
いい方と一緒できてよかったですね。
いろんなこと教えてもらいながら、珍しい花もみられて・・・
まだ北海道ではこれからお花畑になるところもあるんですね。
短い夏を精一杯生きて花を咲かせる花たちの饗宴、もう少し先だったのですか。
また行っちゃいますか~??
原因が温暖化か分かりませんが、とにかく、山が乾燥してきているらしいです。
チシマセンブリ、苦いか?
どうでしょう、苦いのは根っこですよね。
さすがに引っこ抜いては・・・。
花の名前はあまり知らないようでした。
携帯に画像と名前を入れていて、探してくれるのですが・・・。
やっぱり、花の盛りは過ぎていました。ヒオウギアヤメが道沿いに沢山咲くらしいですし、ミヤマオダマキも沢山。
全部、花は終わっていて、オダマキは種だけ、採ってきました。
センブリ、キキョウ、シャジンの類はこれからです。秋は紫が似合うのかな・・・。あ、トリカブトもですね。
小さい頃虚弱でどういうわけか祖母に千振を飲まされていたもんだから、その苦さは舌がしっかり記憶しています。
千振の葉っぱも茎も全部乾燥したものを煎じていました。
センブリの花、好きなので、お腹の具合が悪いときは正露丸かなんかで済ませて欲しいところでしたが・・・・
大丈夫ですね。