森の中の木々は葉を落としていて、驚くほどに明るい。だから、きのこは直ぐに見つかる。このショウゲンジは傘が開いてしまっているけれど、驚くほどにデカイ。その向こうにも・・・・
ショウゲンジ
ショウゲンジは総じて古い。今日は、連れ合いから「明日、友人と会うから、そこそこきのこは採って来ても良い」と言われている。友人はきのこを料理して食べるのが好きなのだ。そして、ウチではきのこは「もう、間に合ってます」ということだ。まあ、冷蔵庫も冷凍庫も、もう一杯だからしょうがないか・・・・
ショウゲンジの若くて良さそうなところをちょっと採る。それとクリタケも少々。それから、ショウゲンジの畑を離れて、先週、ホンシメジを採った斜面に行った。出ていたホンシメジは幼菌も含めて全部採った積りだったから、あまり期待はしていなかったのだが・・・・
ホンシメジ
あっさり見つかるから不思議。しかもでかい。
小さく見えるだろうが、この株の大きいもので傘の径は10cmを超えるから、ずっしりと重い。
陽当たりの良い斜面にかなり広範に出ていた。
そういえば、この辺りでは秋の終わり近くに馬鹿でかい腐り掛けのシメジ属のきのこを何度か見つけたことがあった。何だろうと思って、きのこ仲間にも聞いたことがあったが、はっきりとした答えはなかった。今回は運良く幼菌にも沢山出会えたのでホンシメジだったことが分った。いや、ホンシメジに近い種ということにしておこう。大きくなるシロフ、腐生性の高い種だと思う。
そんなきのこを見掛けていた場所に行ってみると・・・・、あっ、遠目にもはっきりと大きなきのこが固まって出ているのが見えた。
ホンシメジ
近づいてみる。
傘形17cm
どのくらい大きいかというと・・・・
iPhone 6 とホンシメジ
その奥に生えていたホンシメジ。
ショウゲンジをちょっとつまんで帰る積りだったので、コンビニ袋を一つポケットに入れてきただけだった。もう、ほぼ一杯だし、ずっしりと重くなってしまった。帰ることにして来た道を戻って行く。
下り坂の途中の右側にムラサキシメジを見つけた。
ムラサキシメジ
来る時には気が付かなかった。そういうことってかなりある。
ムラサキシメジ
もう、袋に入らない・・・・。帰ることにした。
帰宅してから、自宅の庭でビール片手に秋の陽と戯れた。
庭の野紺菊は終盤。菊が盛りだ。ペンステモンや紫陽花も紅葉している。
でも、そんなんで見逃しているきのこっておおいのでしょうね。
ムラサキシメジ、土臭いのがムラサキシメジなんで、しょうがないでしょう。
今回は全部、人にあげてしまいましたが、予想以上に強靭な食感は良いですね。
ホンシメジの特徴が絣模様とも思いませんが、ウラベニホテイシメジ程度にはカスッテました。傘が大きいから分らないかも。
それにしても大きなホンシメジ。あまりカスリモヨウが目立たないような気がしますが、そうでもないんですか?ただ大きいだけ?