今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

2週前の谷の復習  オオバイカイカリソウ           2015.04.18.(1)

2015-04-24 23:06:00 | 山、花、山野草




 2週間前に友人に案内された谷はとても魅力的だったが、雨で増水していて満足に探索できなかった。場所もうろ覚えだったので、忘れてしまわないように再度歩いて見ることにした。

 といっても、周辺の道はナビには登録されていないし、道も迷路のようになっている。一応、GPSに入れてあるポイントに近づくように運転していると、見覚えのある場所に出た。車を停めて長靴に履き替えて、今度もストックを持って出発した。また、斜面を下り杉林を抜け、随分と下ったところに川はあった。

 前回とは違って、ゼンマイが出ていたりイチリンソウは沢山咲いていたり・・・・







 前回長靴で渡れなかった場所を確認するが、やっぱり難しそう。岸沿いに歩いて渡れそうな場所を探した。






無理、無理・・・・






これなら、大丈夫そうだ。



 ストックを延ばして両手に持って進んだ。

 辿り着いた対岸にはオナモミが沢山、実を付けていた。オナモミなのかオオオナモミなのかは分らない。こんな場所だから在来のオナモミの可能性は高いなとは思いつつ。

 2週間前は小さな蕾をつけていただけのニリンソウは今が盛りと咲き誇っていた。








 そして、まだ蕾だったコンロンソウも咲き始めていた。





この蝶は?自宅周辺に飛んでいるベニシジミとかではないだろうが、分らない・・・。



 前回は芽も出ていなかった場所にコゴミが生えて、御両親が来ているようだ。









イチリンソウ






アネモネのような葉は全部、レンプクソウなんだから。




レンプクソウ





コゴミ、コゴミ・・・・




 草原を抜けて沢沿いの道に進んだ。山側の斜面には・・・・・




ケスハマソウ



 ここから川沿いを歩いて、川側、山側の花を眺めながら登って行く。





オオバイカイカリソウ





ヤマルリソウ





オオバイカイカリソウ








イチリンソウ



 イチリンソウは山側の斜面に沢山咲いていて、風に揺れていた。





ヤマルリソウ




        




 まだしばらくは川岸を歩いて遡って行けそうだ。



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春 県北のシロキツネノサカズキモドキ          2015.04.12.(3)

2015-04-24 07:56:52 | きのこ など

 


 キバナサバノオの谷から這い上がって、さて、更に登るか下ってしまうか、友人と話した。僕はまだ元気だったので登っても良い気分だったが、友人は次の山を探索したい様子だった。

 それで、少し登ってみてから決めようという事になった。しばらく登って行った支沢の脇、枯れ葉や枯れ枝が積ったところに朱色のきのこが顔を出しているのが見えた。すぐにシロキツネノサカズキかな、と思ったのだが・・・・




シロキツネノサカズキモドキ



 どちらもこれまでに観たことはなかったが、発生時期からいってモドキなのだろう。それにしても、こんなに大きいものとは思っていなかった。この時期、このような環境にまできのこを探しに来たことはなかったから、花探しのついでならではの出会いなのだろう。アネモネタマチャワンタケとの出会いもそんな感じだった。どちらもきのことしては稀菌の部類に入るだろうから、ありがたいこっちゃ。






良く見ると、周囲には結構、沢山発生していた。







 それからしばらく下った所で出会ったのは・・・・




トガリアミガサタケ




  





ヒメキクラゲ



 
 次に向った山では・・・・





ミツマタの咲く沢を登ったのだが・・・・







ボタンネコノメソウ?




シロバナネコノメソウ








 良く見ると、フデリンドウの蕾。










フクロシトネタケ



 沢沿いの苔蒸した倒木にもきのこが出ていた。







 この場所にはヤマシャクヤクの季節に再度、訪れることになるが、それもそう遠いことではなくなった。



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