CORRESPONDANCES

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Frederic Botton et Greco

2011年09月14日 07時14分55秒 | 海外の放送

偶然Helene HazeraのChanson BoumでFrederic Bottonの過去放送を聴いた。
その放送に関しては、調べてみると以前すでに取り上げていた。
Chanson Boum : Frederic Botton
Correspondances 過去記事
放送でFredericが最後にJuliette Gréco のLes pingouinsを歌った。
勿論FredericがGrecoに提供した彼の作品である。
Grecoで聞いてみたくなった。
Juliette Gréco - Les pingouins:You Tube
歌詞を探していると
こういう頁にいきついた。
ということはYou Tubeのコメントにもあったような解釈をすべき歌なのだ。

なんだかFredericの作品でRegineの歌ったLa Grand Zoaも気になってきた。
You Tube:声はRegineなのだが、動画を見ているとこれもその手の歌詞なのだとわかる。
じゃFredericの作品でBarbaraの歌うL'absintheはどうだろう。
Barbara L'absinthe: You Tube
どうということはない。VerlaineとRimbaudが出てくるだけだ。でも何故VerlaineとRimbaudの必要があるのか。ふたりの名前はすでに歌詞の内容の一部なのだろうか。だとしたら。

参照;
Frederic Botton:Wikipedia
参照:
Regine: Wikipedia
(余談になるが1967年のOkazouという曲、これは石井好子さんのレパートリーに入っている。録音はないし、実際歌われたかどうかはわからない。日本語歌詞は永 六輔氏、内容は、ご飯のおかず、ということにして、歌詞をすっかり変えてあるそうです。いきなり「おーかーず」とでて、「おかず」が繰り返される歌。いったいどんなお弁当のおかずの歌になっていたのでしょうか?内容を伺っておけばよかった。私の持っているRegineのLPにこの曲ははいっています。
追記:9月14日
Regineのことを朝吹登水子さんが著作でぼろくそにかいておられる、という話からRegineの話題に移って、その時私が石井先生にレパートリーに入れてみてはどうですかとお勧めして断られたのがこの曲
Régine - Pourquoi un pyjama ?
後年自ら実際にレパートリーに入れられたのがこの曲
Les Petits Papiers - Régine
Regineは声も歌唱も素晴らしいが
石井先生の「小さな紙切れ」のほうが
それを上回る。Regineの声の中にある辛辣さが
ない分、声でより優れていてしかも上品に仕上がっている。
そもそもRegineの声の強さに対抗できるのは
石井先生のお声くらいでしょう。
この選曲は本当によかったと思います。
近年この歌は不正就労者・滞在者追放反対の歌として
政治的役割を担うようになってきた。)

ものすごく若いFredericの映像を見つけたのでリンクしておきます。

参照:
Marie France: Wikipedia
参照:
Helene Hazera: wikipedia
ここまで参照をならべると、BarbaraのL'absintheの歌詞の意味もはっきりしてきますよね。それにしてもこの曲、文学的でしゃれていますね