この2日ばかり春寒が続く。新聞の予報には雨マークはついているが地面はカラカラ、花粉はいっぱい。
200リッター入りの雨水タンクが空になった。夏に空になるのは珍しくないが今頃の季節に使い切るの
は初めてか。
<2019.3.30>
シラユキゲシをポートレイト風に撮ってみた。背景のブルーは諏訪スミレ。
ニリンソウは二輪目に蕾は持っているが1週間経ってもまだ二輪の形にならない。
このところ陽も出ず、冬寒が続いたので花は半開き状態だ。
今のご時世、経済面の他にも人の心の格差が徐々に拡大しているように感じる。
自分の技術を生かし起業したり、地方の特産品を見出し特徴ある商品を開発して発信してる若い方々には
感銘を受ける。そのような人たちからは元気を貰っている反面、弱者いじめ、虐待、自殺、振り込め詐欺
などが後を絶たない。全く嘆かわしく腹ただしいかぎりである。
荒廃が目立つ昨今の世の心、このニリンソウの蕾のような芳しく、しなやかな彩りとハーモニーに、時には
忙しい方々にこそ気がついて「無事の美」という余白を持って欲しいな、と思うこの頃である。
働き方改革だ、と政治は大声をあげている。欠かせない部分はあるが、それ以上に毎日の暮らし方に心の
革命が必要と思うのだが……。
オーブリエチアの開花が拡がった。