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映画好き、円柱野郎のブログです

「十三人の刺客」を観てきました

2010年09月25日 23時48分43秒 | 映画(感想)
三池崇史監督の新作「十三人の刺客」を観てきました。
三池監督、半年前に「ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-」を公開したのに、もう次の新作とは。
相変わらず仕事が速いですねw

さて、本作は1963年に公開された工藤栄一監督の「十三人の刺客」のリメイク作品です。
三池監督が「ヒットしそうな映画ばかり作る傾向に逆らいたい」と言っていたとおり、甘っちょろい話なんてこれっぽっちもない男臭い重厚な映画になってました。
すばらしい!
樋口監督の「隠し砦の三悪人」のリメイクは悪夢そのものだったけど、この「十三人の刺客」の様な時代劇のリメイクなら歓迎ですよ!

というわけで、いつもの如くホームパージに感想をアップしております。
こちら


この秋から冬にかけては割と時代劇が多く公開される様で、この「十三人の刺客」の後にも「桜田門外ノ変」(10月16日公開)、「雷桜」(10月22日公開)、「武士の家計簿」(12月4日公開)、「最後の忠臣蔵」(12月22日公開)と控えている様子。
そんなこともあってか上記作品で纏めて「サムライ・シネマ・キャンペーン」なんてのも企画されているみたい。
サッカーの岡田元代表監督(サムライつながり?)を引っ張り出して応援団長にしたり、話題先行型で少しでも関心を持ってもらおうということだろうけど、これがまた東宝・東映・松竹・アスミックエース・ワーナーの共同企画だというのだから、まあ配給側もなりふり構ってられないって事なんでしょうな…。

そうでもしないと客が入らないというのならそれは寂しいことです。

ちなみに今日の「十三人の刺客」は初日の昼の回でそこそこ入っていた気がするけど、それでもやっぱり年齢層が高い。
今回はざっと見渡しても50~70歳といった感じでした。
「サムライ・シネマ・キャンペーン」の中では、「雷桜」のキャストが岡田将生、蒼井優、小出恵介なので若者ねらいの作品なんだろうけど、はたして若い客は入るのかな?
予告編は何度か見てるけど、この内容では逆に時代劇ファンであろう年齢層の客が入るのか疑問だったりもしますが。

「桜田門外ノ変」や「最後の忠臣蔵」は見応えありそうだよね。
これは俺も行きたいと思う感じです。
「武士の家計簿」も興味はある。

そういえばこのキャンペーンのラインナップに「大奥」(10月1日公開)は入らないのですな。
やはり男女逆転の世界は変化球すぎるかw
コメント
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