コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

集中した状態とリラックス状態

2018-01-16 06:18:09 | Weblog
集中した状態とリラックス状態は同居します

マイナスの言葉は、
失敗したときのイメージを鮮明に描かせます。

「失敗するな」
「ここで点を落とすな」という言葉を耳にした途端、
失敗しているシーンが浮かんできます。
「負けてしまうぞ」という言葉を聞くと、
負けが決まってすごすごとスタジアムを出ていく姿が脳裏に描かれて、
その瞬間に集中力が途切れます。
失敗への恐怖心が集中する気持ちを遮ってしまいます。

したがって、
集中力を高めるためには、
自分がリラックスできる言葉を吐くようにすることです。
「失敗してもいいぞ」
「負けてもいいぞ」という言葉を聞くと、
気持ちに余裕が生まれ、
集中で集中した状態とリラックスした状態は同居します。

一見、リラックスした状態と
集中した状態は相反するようですが、
この二つは同居します。

これはビジネスでも応用できます。
たとえば、
今日中に
明日の会議のブレゼン資料を作成しなければならないときには、
「あと三時間もあるのだから、完璧な資料ができる」と
自分自身に語りかけるようにします。

このようなセルフトークを発することで、
緊張が適度にほぐれ、
リラックスした状態になります。

このリラックスした状態が、
集中レベルを高めます。


「初めの一歩」に時間を素早く

2018-01-15 06:28:03 | Weblog
物事に集中力のない人は逃避癖を持っています。
言い換えれば、
たくさんの逃げ道を用意しています。
「できない理由」や
「始めない理由」だけを探してしまいます。
つまり、
集中力のない人は
「なかなか取りかかろうとしない」
「取りかかってもそれが持続しない」
という特徴を持っています。

このような逃避癖を克服するには、
以下のような方策があります。

・とにかく取りかかる
・一定の時間を設定し、その時間内には他の作業をしない
・少しずつ、作業時間を延ばしていく

特に大切なのは、
とにかく「取りかかる」ことです。
何事も始めないことには、
集中力を発揮しようにもその機会を得られません。

メジャーリーグで活躍しているイチロー選手は、
「僕は、いつでも思いついたときに練習できないと嫌なんです。
ふと目が覚めたときに、
どうしてもバットを振りたいこともあるし、
合宿所にいたら、
野球以外のことを何もしなくてもいいですから」
と語っています。
「ユニホームに着替えて、
グランドに行って、
練習する環境が整ってから始めよう」
とは考えません。
素振りをしたいと思ったらすぐに始める。
練習したいと思ったら、
腹筋でも背筋でも、
できることからすぐに始める。

初めの一歩に時間をかけない。
やろうと思ったらすぐに取りかかる。
こうした姿勢と習慣が本番における集中力を
養っていきます。


生活にオン、オフをつける

2018-01-11 06:17:32 | Weblog
毎日同じような生活をしていると
誰でもマンネリ化します。

そこで次のようなことはいかがでしょうか?

・日曜日をオフの日として、
「仕事のことは一切考えない」と宣言し、
旅行や趣味に興じる

・瞑想の時間を必ず毎日10分確保する

・睡眠と入浴に工夫を凝らす

一日に必ず、
オンとオフの時間を確保しましょう。

強制的に切り替えの時間をもうけることです。
さもないと燃え尽きてしまうし、
体調や精神にも変調をきたします。

「仕事が趣味」と言いながら
長時間勤務が苦にならない人は、
単なる仕事中毒に陥っている可能性があります。

中毒になると客観的な判断ができなくなります。
自分が思っているほど、
密度の高い仕事はできないのです。

とにかく、
一日最低1時間のオフタイムを手帳の中に確保しましょう。
仕事以外でやりたいことを毎日一時間継続すること。
このたった1時間が大切です。

好きな映画を見に行く。
ゆっくりと入浴する。
近くを散歩する。
自分のやりたいことなら何でもかまいません。

アクセントをつけ、
気分をリフレッシュさせることで、
やる気のスイッチも入りやすくなります。


目標に優先順位をつける

2018-01-10 06:46:25 | Weblog
目標を設定しなければ成功はあり得ません。
そして、
新しい目標が増えるたびに、
どれを優先させるかを
検討し直すことが大事です。

お気に入りの企画をしばらくの間保留にして、
別の目標から先に片づけなければならない場合もあります。

私自身も、
今までにそんな経験は何度もありました。

自分の義務、
趣味、
ほかにやりたいこと、
興味を引かれるアイデアなどを
リストアップしてから、
自分に課せられた仕事の重要性を一つひとつ検討することです。

すると、
どの仕事から手をつけるべきかというランクづけができます。

優先順位が決まったら、
あとは勇気を出して、
すばやく行動すればいい。
くれぐれも、
消極的な考えが忍びこむすきを
あたえないよう注意することも忘れずに。


成功をゴールにしない

2018-01-09 06:42:33 | Weblog
多くの人はゴールに関する考え方を
間違えています。

成功している人に話を聞いてみると、
必ずしも自分が「成功している」という実感はない
という返事が返ってきます。
せいぜい、
「客観的に見ればそう見えるかもしれないけれど、
自分はそう感じていない」という反応です。
つまり、
成功者は、周りの人が
「成功した人だ」と騒ぎ立てるだけで、
本人は「まだまだ」と思っているケースがほとんどです。

これは、当然のこと。
成功している人もまた、
自分よりさらに「成功」している人が
何人もいることを知っています。

だから、
まさか自分が「成功者」だとは思えないのです。

成功」とは結局、
他人が勝手に評価して決めるレッテルです。
成功を日標にした瞬間に、
他人がどう評価してくれるのかということに関心がいきます。

その結果、
自分がやりたいこと、
やるべきだと感じていることではなく、
人から成功だと思われていることに
手が伸びてしまいます。
つまり、
他人の価値観に従って生きることになってしまうのです。

人から「成功者」だと思われるために
費やされる人生の虚しさは、
きっと想像以上に寂しいものでしょう。
その人は、
その仕事をやりたいと思ってしているのではなく、
他人から「すごい」と言われるためにしているのです。

その結果、
いくら成功者だと言われても、
その人の人生は空虚です。

成功は相対評価ではありません。
自分が成功者として認められたいために、
他人が自分より成功していない状態に置く必要があります。
つまり、
成功とは、
他人の失敗を前提にしてしまうからです。