英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

ザ・京懐石

2014-10-17 | グルメ
夫が最近懐石料理を食べていないと言い出した。
(夫は知らない、私がひっそり懐石を食べに出かけていることを。イヒヒ・・・)


下鴨神社のあたりにある料亭へ、二人でいそいそと出向く。
この店は、最近☆の数が上がったらしい。

玄関では、女将とともに、袴をつけた、坊主頭の青年が出迎える。
この青年が接客をしてくれるようだ。


供された料理は、それは美しく、驚嘆した。

カボチャのスープの様に見えるものは、「すり流し」という説明だった。


各料理には、紅葉した紅葉や柿の葉があしらわれている。
まだ、紅葉は始まっていないのに、何処で手に入れるんだろうと不思議に思って尋ねると、毎朝鞍馬のほうまで行って取ってくるそうだ。
凄いな。
    


この一皿は、額に入った絵のようだった。
横長過ぎて、写真に入り切らなかったけれど。



凄い、すごいで、食べ疲れた。
ご馳走が続くと、かえって倦んでくるとは、贅沢な話だ。

日本料理が無形文化財に登録されて、益々和食ブームだと聞く。
西欧では、お箸を使えることが、セレブの基本だ、などという話も耳にする。

たしかに、白人のお客さんもちらほら見える。
食事の量も、懐石にしては珍しく、とても(というか、ものすごく)多い。
袴の青年といい、かぼちゃのすり流しといい、かなり海外を意識してらっしゃるかな。

ひと時の流行で終わりませんように。


ふらふらと家に戻ると、ここにもカリカリを食べあぐねたデ◯ネコ1匹。
・・・やっぱり太ってるよな。





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コメント (10)
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