京の托鉢僧さん

土曜日、早朝から仕事をしていた。

窓の外から、「おーーー、おーーー」と低く太い声がする。

托鉢僧さんだ。
（幼い頃、両親は、虚無僧さんと呼んでいたけれど）

托鉢僧さんたちは、東福寺から、修行の為に托鉢をして歩いてまわると聞いている。
おー、と聞こえるのは、「法」と呼ばわっていらっしゃるらしい。

今回は、いつもよりも遥かに多いお坊さんが、間隔をあけて歩いて行く。



「おーー、おーー」という声は、低く響いて、聞きようによっては、とてもご利益がありそうなのだが、幼い頃は、いつもこの声を聞くと泣いていた。

その声が、お坊さんの黒装束と相まって、地獄の底から響いてくるような感じがして、ひたすら恐ろしかったのだ。今でも、なんだか不吉なものを感じてしまうのは、本当に申し訳ない。


日曜日、朝九時から夜九時まで12時間、６コマ授業、というおそろしいスケジュールをこなしていた。

それが終わると、無性に料理がしたくなった。
冷蔵庫の残り物や乾物をかき集めて、具沢山のひじきを炊いたのを作る。



ぷは～
これで焼酎をいただくと、おいしゅうございます♪

で、友人たちに教えてもらったサイトで、商品をポチポチとクリックしてしまう。

ああ、またネコグッズを買ってしまった・・・マグカップやクリアファイル、筆箱、シール

ネコグッズというのはピンキリで、なかなか気に入ったものに出会うことはない。
いわゆる可愛い系のものは、どちらかというと苦手だからだ。
それなのにまあ、ピンポイントで私の好みに迫ってくる商品たち。

これは友人達の陰謀？笑

商品が届くのが楽しみです。


ふと気配を感じて、ポチポチの手を休める。

おやまあ、お揃いで。ww




人気ブログランキングへ