私の勤務校は今年は夏休みが短く、実質あと半月ほどしかない。
例年なら私の夏休みは、資料調査での出張や、美術館見学、文学作品の舞台となった土地を訪れる旅行などを計画に入れるけれども、今年はそれらがほとんどできそうにない。
そんな中でも、この夏の思い出になるだろう出来事は、先日ハロコンに行ったことだ。
コロナ禍で今、ほとんどのアイドルやアーティストのコンサートは自粛かインターネット配信になっているが、ハロープロジェクトは感染予防対策を徹底し、1.000人規模の観客でのコンサートを実現している。
観客は座席の位置により、会場へは時間指定で3回に分けて入場し、座席は必ず1つずつ間隔を空けて座り、マスク着用で声援はなし、静かに歌唱を聞くという、通常のハロコンとは全く違う趣だが、とても良かった。
今回は各メンバーはハロプロの楽曲ではなく、昭和歌謡から最近のJ-POPまでのバラード曲をそれぞれ一人で歌っていたが、ふだんはグループで歌っている彼女たちのソロ歌唱を聴くのは新鮮で、各人の個性がはっきり伝わってくるのが興味深かった。
小田さくらさんの歌う「もののけ姫」の主題歌には異世界に誘われる思いがし、彼女の歌にずっと惹かれ続けてきた自分の感覚が間違っていなかったことを証明してもらったように思った。
私は小田さくらさんがきっかけで、今のモーニング娘。に興味を持つようになり、それが波及してハロプロのグループ全てが好きになってしまったので、今回のハロコンは全メンバーを3チームに分けたA・B・Cの公演を3つとも見た。
どのメンバーも良かったが、特に印象に残ったのは(以下敬称略)、伊勢鈴蘭「三日月」、金澤朋子「Jupiter」、島倉りか「スローモーション」、段原瑠々「見上げてごらん夜の星を」、井上玲音「糸」、浅倉樹々「カブトムシ」、竹内朱莉「雪の華」などで、段原さんの歌は聴いていて思わず涙がこぼれてきてしまった。
今回、歌を聴いたメンバーの中には、すでに卒業を発表している人もいるので、もしかするとこれが生歌を聴く最後の機会になるかもしれない。
その意味でも、このコンサートは忘れがたい夏の思い出になりそうだ。
例年なら私の夏休みは、資料調査での出張や、美術館見学、文学作品の舞台となった土地を訪れる旅行などを計画に入れるけれども、今年はそれらがほとんどできそうにない。
そんな中でも、この夏の思い出になるだろう出来事は、先日ハロコンに行ったことだ。
コロナ禍で今、ほとんどのアイドルやアーティストのコンサートは自粛かインターネット配信になっているが、ハロープロジェクトは感染予防対策を徹底し、1.000人規模の観客でのコンサートを実現している。
観客は座席の位置により、会場へは時間指定で3回に分けて入場し、座席は必ず1つずつ間隔を空けて座り、マスク着用で声援はなし、静かに歌唱を聞くという、通常のハロコンとは全く違う趣だが、とても良かった。
今回は各メンバーはハロプロの楽曲ではなく、昭和歌謡から最近のJ-POPまでのバラード曲をそれぞれ一人で歌っていたが、ふだんはグループで歌っている彼女たちのソロ歌唱を聴くのは新鮮で、各人の個性がはっきり伝わってくるのが興味深かった。
小田さくらさんの歌う「もののけ姫」の主題歌には異世界に誘われる思いがし、彼女の歌にずっと惹かれ続けてきた自分の感覚が間違っていなかったことを証明してもらったように思った。
私は小田さくらさんがきっかけで、今のモーニング娘。に興味を持つようになり、それが波及してハロプロのグループ全てが好きになってしまったので、今回のハロコンは全メンバーを3チームに分けたA・B・Cの公演を3つとも見た。
どのメンバーも良かったが、特に印象に残ったのは(以下敬称略)、伊勢鈴蘭「三日月」、金澤朋子「Jupiter」、島倉りか「スローモーション」、段原瑠々「見上げてごらん夜の星を」、井上玲音「糸」、浅倉樹々「カブトムシ」、竹内朱莉「雪の華」などで、段原さんの歌は聴いていて思わず涙がこぼれてきてしまった。
今回、歌を聴いたメンバーの中には、すでに卒業を発表している人もいるので、もしかするとこれが生歌を聴く最後の機会になるかもしれない。
その意味でも、このコンサートは忘れがたい夏の思い出になりそうだ。