ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

自家産高きびのボロネーゼ

2014-11-07 19:33:54 | うまい!

 今年採れた高きびを使って、パスタ。



 うんめえ。




 一口食べたら、撮る予定のなかった写真を撮りたくなり。


 ここに記録として、残しておきます。



 高きびは、一晩水につけてから、炊きます。炊いた高きびは、このほか、ドライカレーにも利用しました。ひき肉の代わりに、使えます。




 庭では、まだバジルが青々としています。


 明浜は、やっぱり、暖かいのです。

 バジルも食べてやらないとかわいそうだったので、パスタに入れました。




 夏の間激やせしていた私の体も、かなり体重が増えたんじゃないかな?


 うまいもんの、おかげです。





ゆずだいこん

2014-11-07 12:07:10 | うまい!

 だいこんの、柚子しょうゆ漬け。


 これさえあれば、ご飯が進む!!





 大島農園さんのだいこん。拍子切り。


 高知・小松商店さんの、青ゆず。スライス。



 大洲・梶田さんのしょうゆを、ひたひたになるちょっと手前まで注いで、1日置くだけ。


 かぶるほどしょうゆをいれなくても、水分が上がって来るので、大丈夫。


 残ったつゆは、鍋物の時にも使えます。



 顔が見える、お漬物。



 そして、このレシピを教えてくれたのが、料理研究家のゆみこさん。


 10数年来の顔見知り。



 持つべきものは、友、なのだ。

柑橘は無肥料で

2014-11-07 06:56:08 | 阿部みかん農園

 柑橘の無肥料栽培、すでに5年以上続いています。


柑橘では、無肥料栽培が、可能で、もちろん、それで生計を立てられることが、ある程度立証されたことになると思います。今後10年、20年の、長いスパンで継続すれば、より明確に、証明されるのではと思っています。



 永年作物である、果樹。


 みかんに関して言えば、土作りさえ、必要ないといえます。


 土は、自然に肥えてゆきますから。



 『寄らば大樹の陰』という言葉があります。


 木は、大きくなればなるほど、多くの生物を呼び寄せます。


 その生物たちの、死骸、フン、などが堆積します。


 木からも落葉によって、地面に葉っぱが敷き詰められます。


 それらは微生物によって分解され、土になってゆきます。



 肥料も、堆肥も、いりません。




 戦後、食糧難で、とにかく食糧増産に血眼になった時代がありました。そこから、おかしくなったのだと、思います。


 肥料をたくさんやって、たくさん収穫して、豊かになりましたか?


 豊作になれば価格が暴落します。豊作貧乏というやつです。


 肥料代を払って、たくさん働いて、貧しくなるのですよ?



 だったら、はじめから、適量生産、適量販売で行けば、腹八分目で医者いらずという暮らしが実現できるのです。



 肥料過多になると、柑橘も病害虫の影響を受けやすくなります。窒素過多だと、カイガラムシの影響が大きく出ることを、経験しています。


 人間もおんなじですね。



 脂ののった高級肉を買って、高級ヘルシーオーブンで一生懸命その脂を落として、食べる世の中です。


 そんな社会のどこが豊かだというのか?


 肉に脂を乗せるために、大量の濃厚飼料を与えて、家畜を病気同然にして。少なくとも、ウシは草食動物で、穀物食ではないのに。



 肥料をたくさんやれば、豊かになると思っている人は、まだたくさんいます。農家の9割ぐらいはそうなんじゃない?


 で、実際に、肥料をたくさんやって豊かになるんだったら、みんなやってるし、農家はみんないまごろ億万長者ですな。
 

 その辺のことに疑問を抱かないのが、農家の現状であります。江戸時代、と言っても、ほんのついこの間まで、農民は封建社会に束縛され、学ぶことを禁じられ、抵抗すると殺されたのです。権力者の言いなりになって暮らすしか、なかったのです。


 『民主主義の世の中ですから』と、寅さんが言っていたのはもうはるか昔なのに、農村ではいまだに江戸時代。そこで選挙の不正が相変わらず起こるのも、不思議でないです。




 我々は、学ばねば、ならないのだ。