ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

2023 初秋蚕 繭 出荷!

2023-09-06 18:42:43 | BOOK

 本日、初秋繭 出荷いたしました。出来は、まあまあ。もうちょっと、上を目指していたんだけれどな。



 さて、そんな中、読書。


 ブレイディみかこさんの『R・E・S・P・E・C・T リスペクト』。


 ジェントリフィケーションについて、興味があったのでね。


 小説としても、楽しめるし、イギリスで実際に起きた事件を元にしているから、いろいろ勉強にもなります。


 映画化されても、面白いと思う。



 
 読書の秋。

トンケ・ドラフト

2016-05-26 20:26:31 | BOOK

 毎度おなじみ、うたたね農園さんから、面白い本をお借りして、読みました。


 トンケ・ドラフト作 『ふたごの兄弟の物語』。


 かなり前に出版された本らしいですが、最近になって、日本語訳が出版されたようです。


 岩波のジュニア文庫で出ています。さすが岩波、いい本出しますなあ。



 で、例によって、あとがきを読んでいると、この作者、他にも名作を書いている模様。


 本国オランダでは、過去50年間に出版された数ある児童書の中で、堂々のナンバーワンの評価!とかいう、トンデモナイ名作らしい。


 これは読まないといけない!!


楽しみがどんどん、増えるねえ。えーちゃん、いつもありがとう!


 

モモ

2015-01-22 18:57:28 | BOOK


 モモ、と言っても、今回は、チベットの蒸し餃子のお話では、ありません。


 ミヒャエル・エンデ作


 『モモ』の、お話。



 私が初めてモモと出会ったのは、小学3.4年生のころ。


 学校、あるいは学年主催の、演劇鑑賞会で、モモの演劇を、見ました。



 正直、そのころの私には、ほとんど理解できないものでした。



 その後、ことあるごとに、モモの話題が出たりして、ああ、有名なお話なんだな、という認識はしていました。



 作者のエンデを知るようになったのは、中学生のころ。ちょうど、映画でネバーエンディング・ストーリーが公開されたころです。ただ、この原作者と、モモの原作者が同じだということは、高校になるまで知りませんでした。



 意外に思うかもしれませんが、わたしは本をたくさん読むほうでは、ありません。

 面白いと思った本を、じっくり、味わうタイプです。



 『モモ』にしても、いつか、時間に余裕のある時に、じっくりと味わいたいと思っていました。で、今年の初め、実におよそ30年ぶりに、『モモ』の世界を堪能いたしました。



 きっかけは、昨年秋の、内子の笑心まつり。


 高知から出店の、本屋さんの商品の中に、岩波書店の『モモ』ハードカバー版が、ありました。


 『モモ』が欲しいのですが、と尋ねたところ、店主さんは、


 「これは実は売り物ではないんです」という、予想外のお返事!


 本屋の店主さんにとって、『モモ』は、特別な思い入れのある本なのだそうで、出張販売で店頭に並べていても、通常は売らないのだとか。


 そう言われると、余計欲しくなるじゃない?



 かなり強引に、取引というか、駆け引きというか、なんとか説き伏せて、見事に本をゲット!!


 読み終わったら、この店主さんにお礼の手紙でも書こう、そう思った次第であります。




 それにしても、先ほど読み終えたのですが、やっぱり、面白いわ!


この物語が、私の生まれた頃に発表されていたというのも、すごく、興味深いです。


 (私は72年生まれ。モモは73年生まれ)


 

 さて、高知の本屋の店主さんに、手紙でも書こうかな。
 

 

・・・

2014-08-05 07:33:13 | BOOK

 この生きものは、いったい何をしているのでしょう?




 



 さて、以前ご紹介した、山口進さんの著書、『カブトムシ 山に帰る』。


 小学生の課題図書にもなっています。



 しかし、大人にこそ読んでほしいですね。


 友人のSちゃんもこの本を読んで、感想を聞かせてくれました。ありがとうね!



 ことしはまだ、うちではカブトムシを見ていないけれど、タマムシはよく飛んでいます。

ふりかえ

2014-05-06 06:12:37 | BOOK

 GW、終わってませんでしたね。今日が振り替え休日だとは、知りませんで。



 さて、最近、また『ハリー・ポッター』シリーズを、読み返しています。


 やっぱり、面白いです。



 映画しか見ていない方は、ぜひ、原作を読んでほしいと思っています。全然、違いますよ。



 映画シリーズも、一応全部見ました。いいなあと思ったのは、『不死鳥の騎士団』でした。映画なので、どうしても派手なCGとか、アクションシーンが注目されちゃうと思うのですが、原作本来の、繊細な心理描写、人間関係が、うまく表現されていたと思っています。また、『謎のプリンス』で、ラベンダー・ブラウン役を演じた女の子の演技は、シリーズ中最高だったと思っています。



 今、『不死鳥の騎士団』を、読んでいます。原作シリーズの中でも、かなり内容の濃い作品ではないでしょうか?


 現代社会が抱えているあらゆる問題を、見事に描ききっていると、思います。


 

  何度読み返しても、面白いです。