ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

みかんバイトが明けまして

2020-04-15 18:28:46 | かんがえるあし


 なんだか、ここ数年、恒例となった、冬のみかんバイトですが、今シーズンも終了を無事に迎えることができました。



 10月から、半年間。長いようで、短かったねえ。


 
  そして、これから、本業の養蚕シーズンが始まります。


 新たなるお手伝い希望者も現れて、今年も良い繭を出荷しまっせ!!



 伊予生糸は、地理的表示保護制度登録であります!!

ウイルス対策

2020-04-05 07:33:48 | 養蚕


 養蚕においても、ウイルス対策は、必須!!


カイコ特有の病気をもたらす、「核多角体ウイルス」の対策は、必要不可欠なのだ!



 この核多角体ウイルス、非常に厄介。硬い外核に守られているため、何十年も不活性化しない、つまり、何十年も生き続ける、やつらなのです。




 いま、日本では養蚕業は絶滅寸前ですので、このウイルスの総量は圧倒的に少ない、と言えるかと思います。


 ただ、養蚕道具は現在ほぼ生産されておらず、新しいものが手に入らない状況で、農家は中古品を使い回すしか、手がない状況。


 農家の蔵の中から出てきた何十年ものの古道具の中に、核多角体ウイルスは、生きてたりします。


 そして、きちんと対策をしなければ、あっという間に感染が拡大し、カイコが全滅、ということも、あり得るのです。



 個人農家が、きちんと対策をとれるかというと、なかなか難しいです。


 なので、作業動線を考え、感染拡大を防ぐ努力を怠らないことが、肝心。


 古い道具を使用した後は、着替え、手洗い、靴の履き替えをします。他の農家さんとの接触も、控えます。


 昨年度、うちの農園では核多角体による病気は、確認されませんでした。(確認がされなかった、というだけで、実際には感染した個体がいた可能性は、否定できません。全部検査したわけじゃないですからね。しかも、ウイルスはとても小さく、しぶといので、0になっているとは、考えないほうが良いと思っています。)



 今年度も、まもなく養蚕シーズン。徹底したウイルス対策で、過去最高の生産量を目指します。


 国の地理的表示保護制度認証・「伊予生糸(いよいと)」の伝承へ向けて!!(絶滅寸前ですが)
 


 

志村のお城

2020-04-04 17:48:47 | かんがえるあし
 
 私の通っていた幼稚園は、「城山第二幼稚園」といいます。


 あいにく、第二幼稚園は、城山には、ありません。が、第一は、城山に、ありました。


 志村城・城址。


 いまも城址公園になってます。神社があって、その神社が経営?する幼稚園でした。(神道なので、クリスマス会がない)



 最寄駅といえば、「志村坂上」か、「志村三丁目」。


 

  小学校は、「志村坂下小学校」。


 踏まれても、踏まれてもなお強く成長する、麦が、シンボルです。また、構内にマラソンコース!が作られた大変珍しい学校でもあり、敷地は全部生垣で囲まれ、緑が豊富、という特徴もあり、3本の杉の木『やるき・ゆうき・こんき』もありましたね。


  この小学校の校歌が、また、いいんだな。


 紹介いたします。


  湧き水の 輝くように いつもいつも あたらしい

  希望に溢れて 我らは育つ

  青空を 照り返す 水のように

  はつらつと我らは進む 志村坂下小学生


 
  美しい 自然の中に いつもいつも うつくしい

  心を磨いて 我らは伸びる


  青草を 吹き渡る 風のように

  かぐわしく 我らは歌う 志村坂下小学生



   多分、こうだったかと。 メロディーははっきり覚えてますよ!