ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

イノシシは、こうやって。

2014-11-08 19:09:18 | 栽培の現場

 今日、狩浜、日の浦の畑に行くと、うちの畑の近くで、イノシシの被害にあっている園地を見つけました。


 写真は、うちの畑ではありません。写真を勝手に撮らせていただきました。



 イノシシの害は、主に3つ。


 果実を食べる。


 木を倒す。


 土を掘り返す。(石垣を崩す)



 この畑は、かなり掘り返された様子。


 


 石垣の崩れ方は、最小限でとどまったみたいです。



 この畑がある日の浦一帯は、それほどイノシシが出るところではありません。しかし、以前に、私もこの近くで真昼間にイノシシを目撃したことがあります。



 


 イノシシが土を掘り返す理由はいろいろ。


 
 草の根っこを食べる。(葛、カラムシ、カタバミなど)


 ミミズを食べる。


 田んぼのような湿ったところでは、泥浴びをする。




 この畑では、草の根っこか、ミミズを食べたのだと思われます。


 有機肥料や、堆肥を大量に散布すると、ミミズがわきます。つまり、イノシシを呼び寄せます。


 草は根っこごとむしりとらないと、草刈り機だけでは、根っこを肥大させてしまいます。これも、イノシシを呼び寄せます。



 うちは堆肥も肥料もやらないので、イノシシはスルーした様子。



 しかし、食害が起きる可能性もあるから、油断はできません。


 ハンターの皆さん、たのんます!




 

自信

2014-11-08 11:04:47 | かんがえるあし

 自信って、人から与えられる類のものじゃないと思う。


 自ら努力して、勝ち取ってこそ、ゆるぎない自信になるわけで。



 今の若い人たちが、自分に自信が持てない、と、よく聞くけど、確かに、過剰なサービスやモノにあふれた世の中で、自分の力で生きる力を勝ち取ってゆくのは、難しいのかもしれないけど。


 私は今シーズンで、10年連続全園地完全農薬不使用の柑橘農園の経営しているけど、最初は自信なんてまるっきりなかったわけで。


 ただ、10年達成した時点で、それなりの自信はついたというわけ。


 戦後、日本で、10年連続全園地農薬不使用の柑橘栽培を達成した人は、記録がないからはっきりしないけれど、おそらく、かなり少ないはず。


 平成に入ってからとなると、これ、数人いるかいないか、のレベルだと思います。


 10年達成した人間が見る風景は、10年達成したものにしか、見ることができないのです。



 今私はその風景を、眺めています。




  
 あ、蛇足ですが、政府が、繰り返し、失われた自信を取り戻す、てなことを言ってるけれど、自信は、政府によって与えられる類のものじゃないですよね?


 
 また、勉強をしたことは、たとえ忘れても、思い出すことはできる。と、昔予備校の先生が教えてくれました。

 勉強していないことは、思い出せないんです。



 失われた自信なら、取り戻せるけれど、そもそも自信を持てずに生きてきた人は、自信は回復できないのであります。



 若いうちの苦労は買ってでも、という、言葉が、好きです。

実っていいとも!

2014-11-08 10:52:14 | 大地の恵み

 みかんがない、けど、収穫の秋じゃ!


 落花生、今年はネズミにかじられたけど、ヒョウタンゾウムシの被害がほとんどなく、選別したら去年よりやや多く収穫できました。


 選別ではじいたやつは、ゆで落花。これが、うまいんだな。実が小ぶりなやつは、ゆで落花に向いてます。

 きれいに丸々太ったやつは、来年の種として残します。種の方が、重要なんです。


 知人から譲ってもらった、貴重な在来種の落花生。自家採種でもう何年目になったっけ?



 サトイモも、ようやく掘り出しました。今、蒸し器で蒸してるところ。

 来年も作ろう。



 放置していたオレ田ん2の稲も収穫。青大豆も収穫して干しています。


 ヤーコン、キクイモはもう少し後になってから、掘りだそう。


 今年は久々にゴマも採れたし、もう、実りだらけ。



 来年も実ってくれるかなー!