ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

義務教育の質

2021-10-31 11:43:59 | 気づいたこと

 近年の義務教育の現状については、ほとんど知りませんが、今の社会の状況は、過去の義務教育の結果によるものではないか?というのが、私の考え方です。


 今日は総選挙の投票日ですが、さて、開票結果と、投票率はどうなるのかな?



 よく聞かれる話ですが、「誰に投票したらいいのか、わからない」という意見があります。


 これは、過去の義務教育の結果、生まれてきた現象ではないかと、考えています。



 「誰に投票したら、『先生』に褒めてもらえるか?」の、「正解」が、若者には、「わからない」のではないでしょうか?


 『先生』に良い評価をしてもらうことを、第一の目標とする教育では、起こりうることです。


 
 実社会に出たら、基本、褒めてもらうことはありません。そもそも、選挙って、そういうものじゃないはずなんですが、どうも、学校生活で、他者の評価を得ることが最も重要だと教わってきた人々には、自らの意思で、社会のあり方を考え、創造してゆく、という思考が、生まれにくいのだと思うのです。


 義務教育においては、自立心を養うプログラムを、より重視して欲しいと、願っています。

みかんシーズンですけれど

2021-10-27 18:17:20 | 気づいたこと

 例によって、みかんバイト、始まっています。



 今年も、バイト先には多くのバイトさんがやってきています。みな、未経験者。



 で、いつも書いている通り、正直、上手に収穫できる人は、ほとんどいません。


 それぐらい、みかん収穫は、難しいんです。誰でもできるような仕事ではないのです。


 
 今後、ますます、日本の農業従事者が減ってゆくと推察される中で、上手に作業できる人がいなくなれば、産業は一気に衰退するでしょう。


 愛媛のみかん産業も、風前の灯、と言っても、言い過ぎではないと、毎度のことながら、警告しておきます。

228

2021-10-09 17:46:16 | 養蚕

 2020年度の、全国の養蚕農家戸数はといいますと。



 228軒。




 このうちの一軒である私から申しますと、あと5年で100になるんじゃないかな?



 日本の養蚕は、かつて、世界有数だったと言われてますが、今では、はるか後方をいってる感じです。


 
 海外では、最新技術、最新機器を導入して、高品質の絹糸を生み出しているようです。


 我が国には、養蚕道具を製造するメーカーがほぼなくて、農家はオンボロの中古をごまかしながら動かしています。



 その現実が、知られていないとすれば、それがいちばんの問題かもしれません。


  


 

地球と月

2021-10-08 18:28:44 | 気づいたこと

 科学の本などで、地球と月のイラストが描かれていたりしますが、あれも誤解を生む原因かもしれません。


 まあ、4万キロとか、38万キロとか言われても、普通、ピンときませんし、その点では、ダムの放流で毎秒600トン、というのと、似ているかもしれません。




 で、数字を小さくしてみたらどうかな?と、実際にやってみました。


 4センチと、38センチ。



 円周が4センチの円を描きます。糸を4センチに切って、それで輪を作るのでも良いと思います。やってみたら、意外と、小さい。


 だいたい、単三乾電池の胴回りぐらいです。


 で、大学ノートを開いて、左下の角に、その小さな円を描きます。これが、地球。



 今度は、右斜め上の角に、小さな丸を描きます。これが、月。



 大学ノートの見開きは、横の長さが35センチほどなので、斜めにしないと、38センチが取れませんでした。


 これが、正しい縮尺。(ですよね?)


  地球と月は、これくらい離れている、ということが、わかりました。



 アポロは、月から帰るとき、7日間で帰ってきたそうです。マッハ1で300時間(12日以上)はかかるこの距離を。


 宇宙戦艦?

デジタル化とは

2021-10-07 17:43:20 | 気づいたこと

 デジタル化、を、わかりやすく言い換えると、数値化、可視化だと思うし、それによる情報の透明化、ではないでしょうか。


 ですから、「安心、安全を最優先」とかいうのは、デジタル的ではありませんね。


 現状の数値を明らかにし、それをどれくらいの数値に修正するべきかを、論じなければ、デジタル的ではありません。



 また、「老後の資金は2000万円必要」とかいうデータが出た場合、その数値を隠蔽せずにきちんと公表しなければ、デジタル化の意味がなくなってしまいます。



 「デジタル」という、ちょっと小難しいワードに、騙されない賢さが、求められます。


 ところで、私は、かつてアメリカの宇宙船が、月面に着陸して、人類が足跡を残したということを、疑っております。


 月と地球の距離は、およそ38万キロだそうです。一周4万キロの地球を、およそ10周するくらい、離れています。

 
 よく、漫画やアニメで、地球と月が近くに描かれていたりしますけど、あれはおそらく、平面の画面に二つを描こうとした場合に生じる問題なのではと思っております。

  地球一周を、音速(マッハ1)で飛んでも、30時間以上かかります。そのおよそ10倍の距離ですと、300時間ですね。


 かめはめ波を地球から月へ打ったとしても、光速ならともかく、音速なら300時間かかります。



 我々は、知らず知らずのうちに、誤った情報を手にしている、ということは、よくあることです。


  デジタル化、というのであれば、まず、情報の透明化が、必要になります。