ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

ニホンミツバチ 三たび

2014-01-30 20:21:38 | いきとしいけるもの

 柿の木のうろに、ニホンミツバチが営巣していたのは、昨年。


 秋口まで、飛び回っている姿を見かけたのですが、冬になって、見られなくなりました。


 巣を去ったのか、あるいは、冬の間じっとしているのか、わかりませんでした。



 さて、暖かかった今日、その柿の木のうろの近くで、ハチの羽音を聞いたので、周囲を見てみると・・・



 柿の木の根元に、小さな穴が開いていて、そこを、ハチたちが、出入りしていました。


 うれしいねえ。またまた、出会えるなんて。


 また今年の秋まで、毎日楽しませてくれそう。




  以前からお伝えしておりますが、通常の柑橘栽培においては、ミツバチは、『訪花害虫』の部類に属し、殺虫剤を散布して駆除されます。


 ミツバチが減っているなど、世界中で問題となっているのに、今もまだ、日本の柑橘栽培地域では、ミツバチに殺虫剤が使用されています。

 
 スーパーで売られているみかんなどは、そうした、栽培方法で生産されている、ということを、覚えておいていただきたいと思います。




 出入りしている瞬間を撮りたかったのですが、うまくタイミングが合わず。
 
 
 

丘の上の日曜市 2014・1月

2014-01-26 18:46:24 | 丘の上の日曜市

 やっぱり日曜市が楽しい。


 12月はお休みしたので、久々の内子・論田・笑心村。


 新しい出店者さんも登場。それから、高知県からも出店者さん。


 魅惑的な品物が多くて、片っ端から欲しくなります。




 それから、初めて来場されたお客さんが、私のウミガメの話を熱心に聞いてくださって、とっても嬉しかったです。


 例によって商売そっちのけで、エンジョイしてしまいました。


 で、ほしいものもたくさん手に入れて、心を満たして帰った次第であります。


  しばらくは、入手したもので余韻を楽しめそうです。


 (キムチ・小麦粉・地養卵・トマトソース・キクイモ・れんこん・などなど)


 どれもとことんこだわった一品たち。


 大都会でこれらを入手しようとしたって、そうは手に入りませんぜ。たぶん。


 ほんものの暮らしに酔いしれるひととき。



 来月、2月の日曜市は、種の交換会があります!!

 
 自家採種、在来、固定種の種子の入手のチャンス!!


 お見逃しなく!!

もうすぐ新年

2014-01-23 19:41:20 | 阿部みかん農園

 もうすぐお正月。

 旧暦の。




 新春、てのは、この時期ならではの言葉だよな、って思います。


 写真は、庭の梅です。新芽が膨らんでいます。



 旧暦(陰暦)は、農家にとってとても役に立つこよみです。

 


 もーいーくつねーるとー おーしょーおーがーつー


 旧正月はゆっくりしよう!初詣に行って、うまい酒でも飲んで。

 

農業は、整理整頓である。

2014-01-23 18:05:46 | 栽培の現場

 農業は、整理整頓である。


 畑の整理整頓、道具の整理整頓、書類の整理整頓。



 これに、尽きると思います。



 整理整頓が苦手な人は、農業に向いてないか?


 一概にはそうとは言えませんが、得意な方が、向いていると思います。


 私はどちらかというと、元来、大雑把でズボラ。あんまり農業向きの性格ではないといえます。

 
 ですが、必要に迫られると、人間は進化するもので、農家になってから、整理整頓が徐々に身についてきています。


 使いたいときに使いたい道具が見つからない、必要な時に必要な書類が見つからない、では、大きな時間のロス。


 畑にしても、作業適期に適切な作業ができるようにしておくことが、とても重要であります。


 なかなか手が回らなくて、作業が遅れてしまうことも多いですが、事前にしっかりとした計画を練って準備しておくことで、作業効率があげられると信じ、頑張っています。

 ウズシリの畑は、ここ数年でかなり整備が進みました。ヤギがいるおかげで、毎日仕事をしているためでもあります。(2013年は2日だけ、仕事を休みました。関東で用事がありましたので。知人にえさやりを頼んだら、快く引き受けてくれました。感謝です。)

 

わくわくシーズン 到来 

2014-01-17 19:48:54 | 栽培の現場

 ポンカンの収穫、ほぼ終了。


 長い長い収穫シーズンが、これでいったん、落ち着きます。

 収穫は、常に追われる仕事なので、つらいのです。サボれない仕事でもありますし。


 少し時間的余裕が出てきたので、やりたかった仕事を徐々にはじめています。


 園地の整備。


 雑木や竹やぶなどの整備。園地に隣接する雑木林などは、日照や風通しを良くするために、整備する必要があります。


 野良仕事で何が一番楽しいかと言えば、来る新しいシーズンに向けて、準備をすることが、何よりもワクワクしますね。


 過去のたくさんの失敗を何度も洗い出しながら、どうすれば、より良い仕事ができるかを考え、実行する。


 雑木一本切るときも、ただ何となくじゃなくて、いろいろ考えて、切るのです。


  
 たとえていうなら、にぎりずし。


 シャリを握ることは、およそほとんどの人ができる仕事。

 にぎるだけなら、ね。


 でも、名人、と呼ばれる人のように、おいしく握ることができるのは、研究、追究した人だけ。


 20年後、30年後に、みんなに評価されるような、そんな仕事を目指しています。