今年の梅雨は、たくさん降りました。
湿度が高すぎると、蚕にも影響があるので心配してました。
幼虫時代は、それでも順調に生育。
しかし、繭にするための上蔟(じょうぞく)からの管理が、思ったより理想の状況にならず。
今日、出荷をしたのですが、出荷先からは、品質的には改善の余地あり、とのご指摘を受けました。
クーッ、悔しい!!
まあ、自分の中では、できる限りの努力をしたので、割り切って考えてます。
もう少し、自己資金があれば、まだまだ工夫できたと思ってますが、なにせ、先立つものはからっきし。
繭代が入ってきたら、それを設備投資にまわして、今後の品質向上に役立てたいと思ってます。
やっぱり、絹糸のプロが、唸るような品質の繭を生産したいじゃない?
目指すのは、業界ナンバーワン。
蚕のもりひこ、と呼ばれるように、益々精進いたします。
夏のお蚕が終わって、次回は、8月8日からの、初秋蚕です。