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ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

その34

2022年06月15日 | 介護
6月15日の水曜日だった。
眠くて少し寝坊した。
残り物のご飯とクロワッサンで母に朝食を食べて貰う。
その後、燃えないゴミを出しに行ったらあっちこっちからスマホに電話が来た。
電話で応対しているうちにほぼ疎遠になった弟からの電話で今から家に来ると言う。
本当は金曜日に主人が退院してくるので、主人の寝室にしている居間を片づけるつもりだった。
そんな時間もなく、弟を駅の付近まで迎えに行く。
向こうから来た帽子を被った弟が手を振ったので弟だとわかった。
弟が朝も昼も食べていないと言うので、その足でコープに行った。
お弁当とつまみと缶チューハイを買った。
私も母もお昼は食べていない。
そのまま弟と自宅に行く。
弟は母の部屋で少し話してキッチンに行った。
母もキッチンに来た。
アルコールの好きな弟は缶チューハイを吞みながら話し始めた。
缶チューハイは1本では足りなかったようで、冷蔵庫に残してあったもう1本の缶チューハイまで呑んで、
しまいにいただき物の高級なスパークリングワインをほぼ呑んだ。
私の口には少量しか入らなかった。
母の様子を見に来て主人のことを聞きに来たのかと思ったら、そのうち昔の話になり、子供の頃の話に及んだ。
弟は私が高校に進学する時に近所の高校に行かずに遠くの高校に行ったことで、家族で引っ越しをして、中学校は私が通った中学校に行けなかったことを恨んでいた。
弟は中学校でいじめにあっていたと言う。
私はそんなことはみじんも知っらなかったのだ。
それよりも弟は私が小学生から中学生と高校生と社会人になってもいじめにあっていたことを知らずにいた。
陰湿ないじめの数々はひどかったが、今更相手の名前もはっきり覚えていない人もいるので、恨む気持ちも失せている。
友達のいなかった学生時代。
親友のいなかった学生時代。
うわべだけの友人に…。
校庭でのドッジボールに入れてもらえず、眺めていたこと。
ばい菌呼ばわりされていたこと。
例を挙げればきりがない。
自宅でも母に管理された生活を強いられ、居場所が無かった。
常に死にたいと思ってはいたが勇気が無かった。
弟よりも私の方が悲惨だったのだ。
果たして私が死なずに64年も生きたことは良かったのだろうか?
弟はさんざん呑んで食べて帰りに他人のいい私は自宅のまだ賞味期限が切れていない食べ物を弟に渡した。
弟はそれを持って駅まで行くのかと思ったら呑み足りないのか?
コープでアルコールを買って帰るようで、駅とは反対側の道を歩いて行きました。
その後、私は20時から認知症や障がい者の他人やそのような家族を持つ他人や施設等で働いている人たちのzoomがあったので参加した。
この会は月1回行われます。
皆さんいい他人ばかりです。
当事者や家族や施設で働く職員や薬剤師さんなどです。
ケアマネさんもいます。
ほぼ1時間半ほど参加している途中で弟からショートメールが着て、来てくれたことに礼を言う。
弟は「どうしたらいいんだろう?」と、言っていたが、私は主人のこともあり、このまま死ぬ気も無いので、人生は前向きに考えたいと思います。
とにかく明日は母をデイサービスの施設に見学に連れて行きます。
(続きはまたあとでね)

番外編

2022年06月15日 | 介護
夜中に夢を見た。
あまりにもショックな夢だった。
夜中に泣いた。
号泣して泣いた。
あり得ない夢だった。
私の大好きな某芸能人が私の田舎に来た。
それも私の母の実家に来た。
私は何もかも疲れ果てていた。
主人こともあり疲れ果てていた。
ところがその芸能人が横柄で「せっかく来たのに歓迎もしてくれないんだ!」
横柄な態度で言った。
私を見つけるなり呼びつけて文句を言った。
さんざん応援し、大好きだった芸能人なのでショックだった。
「何も出で来ないんだ!お客さんなのにね!」
昼間私の田舎でコンサートがあった。
田舎に来ると言うので行った。
私は行った。
田舎の母の実家では親戚総出だった。
慌てて歓迎会をすることになった。
とにかく何十年ぶりかで田舎に行ったので良くわからない私がいる。
台所でみんながあれやこれや動き出す。
みんなは歓迎しなくちゃと慌てている。
料理をあれこれ振る舞おうとしている。
私は主人のこともあり、疲れているのに呼び出されて罵声を浴びせられる。
何年もさんざん応援してきた他人にひどいことを言われ、ショックだった。
てっきりいい他人だと思っていた他人は豹変するのだ。
私も台所で何か作らなければと思う。
ところが鍋もフライパンも釜もみんなに使われていた。
おまけに食材も使われていて無かった。
母が着物で現れた。
自分で着付けをした着物で現れて挨拶をした。
当の芸能人の前であいさつをした。
当の芸能人は上から目線で母の着物を誉めた。
嫌味のように誉めた。
私はカチンときた。
もう世界一美味しいものを作ってその芸能人をぎゃふんと言わせてやるんだと思ったが、とにかく食材も道具も無かった。
母の家の斜め前に母の同級生の家の豆腐屋があるのだが、この日は豆腐屋も忙しかった。
今まで思いやりと優しさと労りの心にあふれていたその芸能人は豹変し、鬼のような形相になった。
出された料理の数々に文句を言う。
田舎料理に文句を言う。
悔しくて悔しくて号泣して目が覚めた。
夢だった。
もしも正夢だったらと思うと恐ろしかった。
パソコンを開き、デスクトップに表示された彼女の写真に「ファンやめます!応援しません!あなたの歌には裏があることを知りました!」と、心の中で叫んだ。
デスクトップの画面には私を含め他の友達になったファンも写っていた。
慈愛に満ちた心根のある思いやりと優しさと労りのあるこの歌手は夢の中で豹変した。
この夢が正夢にならないことを願いたい。
もっとも母の田舎の家は事情がありおじさんが何年も前に売ってしまったのでね。
斜め前の豆腐屋もあるかどうかはわかりません。
母の妹のおばさんも夢に出てきましたが、一昨年亡くなっています。
この夢が正夢にならないことを願います。
その歌手が思った通りの他人であることを望みます。
(以上番外編でした)