とかく他人は言いたいことを言う生き物ですね。
私は変形性膝関節症と腰椎すべり症の持病があります。
触ると明らかにすり減っている左膝と触ると明らかにずれている腰椎の4番目の骨があります。
杖も突かずに歩いているので、元気そうに見えるのです。
おまけにいまだに心療内科に通っています。
外見からはわからぬ病気です。
「どこが病気?」と、疑われます。
30分もかがんでいたらたちまち腰痛が顔を出します。
何でも人は見た目で判断します。
例えば軽い脳梗塞なら杖も突かずに歩いて、片麻痺も無いようです。
そうなると健常者に見なされます。
例えば明らかに目に見える障害なら気にかけてもらえるのですが、喪に見えない障害は誰ににも気にかけてはもらえません。
夫婦で付けているヘルプマークも他人によっては「どこが悪いのさ!」と、取られがちです。
私は心臓肥大と不整脈があるので付けています。
主人は頸部脊柱管狭窄症と4年前に脳の病気で入退院を繰り返して、杖を突くようになったので付けています。
まだまだ世間に浸透しないヘルプマークですね。
電車などの優先席は見た目は元気そうな若者が座り、席を譲ってはくれません。
やさしさと思いやりの社会はまだまだのようですね。