おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

もろもろの和生活

2014年07月18日 | 和食
先日の蕁麻疹の原因が分かりました。

アニサキスのAnnyちゃん!

超ショックです…
いきさつをお話ししましょう。
数週間前、〆鯖を食べた翌々日に
猛烈な腹痛に襲われました。
耐えきれずに夜間救急医療センターへ飛び込み
その時の診断は「胆石じゃないか?」とのこと。
鯖を一瞬疑ったんですが
普通は17~18時間以内に発症すると
ネットで情報を得ていたので
40時間以上も経ってまさか無いだろうと、
先生にも食べた事実を言わなかったんです。
聞かれなかったし。
ところが、どうやらその時侵されたみたい。
あの痛みは尋常じゃありませんでした。
射し込むような激痛が波のように押し寄せてきて
寝ても寝返りを打っても起きても飛んでも
何しても痛みが治まらず久々にオールですわ^^;
きっつい鎮痛剤も全く効きませんでした。
そりゃそうですよね。
ヤツが大暴れしてるんですから。
翌日まだ痛みが治まらずに国立医療センターへ行き
何だか分からないままその日は帰り
一週間後にエコー検査。
血液も内臓もノープロブレム。
そりゃそうですよね。
ヤツはもう死んじゃってますから。


それで終われば良かったのですが…
忘れた頃に生鰹のお造りを食べた夜、
背中や首筋が痒くて目覚めると
虫さされのような浮腫がところどころ見受けられます。
痒み止めを塗ってもどんどん広がっていくばかり。
掻いたらひどくなる、とひたすら我慢してまたオール。
翌日、神戸で外せない取材があったので
名古屋駅で市販の抗ヒスタミン剤を飲み
気合いで一日をのり切りました。
しかし、気が緩んだのか
帰りの新幹線内でドンドン広がっていき
しまいに口の方まで腫れてきて喋りにくくなる始末。
受付締切間際の皮膚科へ滑り込み
強い抗アレルギー剤をもらいましたが
その夜は全身にミミズ腫れのような浮腫が広がり
またまたオールでした^^;

翌日改めて皮膚科へ行って血液検査の手続きを済ませ
一週間後に「アニサキスに対してアレルギーあり」と判明。
あーーーーー。アントキのアレか。
と一連の点と点が線で結びつきました。
よって、Annyがいそうなお魚は
怖くて食べられない昨今です。
辛いです。大好物ばかりなんで(T_T)
ちなみに、青魚や鮭、牡蠣などに対しての
アレルギー反応は一切ございませんでした。
長くなりましたが、経緯は以上です。


ということで、最近は光ったお魚から遠ざかっています。



鰯フライ

舌の根も乾かぬうちに青魚^^;
丸々太ったメタボ鰯でフライです。
この時期は食べ頃ですよね~。
なんの異常もきたさぬまま
美味しくいただくことができました。




出汁巻き

山野草料理撮影&試食会の帰りに
いつもの卵屋さんでプレノワールの有精卵を
もののはずみで40個も購入してしまったので
家にあった普通の卵を整理するために作りました。
一番出汁と塩とヤマヒサの薄口と
保水のために耳かき一杯のお砂糖。
お砂糖を入れないとパサつくんですよね。
味には影響しない程度に留めてます。
美味しかったですよ~。




梅酢漬け花茗荷と黒瓜の浅漬け

奥三河で掘った花茗荷を
一昨年の梅酢で漬けました。
黒瓜は塩して絞っただけ。
サッパリとした箸休めです。




玉蜀黍ご飯

野趣溢れる玉蜀黍が手に入ったので
土鍋でご飯と共に炊き上げました。
昆布一片と塩だけで調味。
お酒が飲めるご飯です^^



別の日…


豊橋産の合鴨

噂には聞いていましたが手に入れられなくて。
たまたまアツミさんで見かけたので購入しました。
これ、美味しい!
臭みが全くなくて味わい深く、
後味の余韻が長いのに口内サッパリ。
また見かけたら絶対に買います!




また別の日…



琵琶湖の小鮎

琵琶湖の鮎は当たり前ですが海にでないので
小さいまま一生を終えます。
それにしては、この子たち大きいぞ。
天ぷらにしようと思いましたが
手に取ると天然鮎独特のスイカの香りがしたので
急遽変更して塩焼きにしました。
美味至極!お酒が進んで仕方ありません^^




芝海老のかき揚げ

熊本産の天然芝海老が
バナメイより安く出てました。
鮮度がいいからか
背わたがおもしろいほどキレイに取れる!
薄い衣でようやく結着するぐらいに揚げたら
臭みなど一切無く美味しかったです。
宮本さんや天源さんには遠く及びませんが^^;




ぶっかけきしめん

実はメインはこれなんです。
これがどうしても食べたくて。
出汁巻き、三河湾の若布、スプラウト
芝海老のかき揚げ、夏大根を皮ごとおろしたもの。
葱、大葉などを少量のきしめんのっけまして
飲ん兵衛仕様の一品になっております。
かけ出汁は伊吹のいりこと昆布、荒節からとった出汁に
ヤマヒサ濃い口と三河味醂で作った返しを合わせてます。


具をアテにゆるゆる飲む贅沢


青魚が食べられなくたって
豊かな夕餉は過ごせるのです!
ポジティブシンキングで食生活を愉しみますよ。
でも、やっぱり食べたい。うわーん(T_T)




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。