G20(大阪)サミットも無事終了し、我が国では参議院選挙に突入した。米朝関係と米中関係は会談継続となり、一種の小康状態となった。米国とイランの関係はなお緊張状態が続くが、ホルムズ海峡有事が生じた場合、日本政府はどのように対応するのか不安が残る。
米中関税抗争は、両者の経済的損失が大きくなることに加えて、周辺諸国への影響を考慮したため、交渉継続としたのであろうが、米国は矛先を転じてウィグル民族、チベット民族、南モンゴル民族の人権弾圧問題をとりあげるのではないだろうか。6月24日に予定されていたが、急遽中止となったマイク・ペンス米国副大統領の演説は近い内に実行され、恐怖に満ちた人権弾圧の実態が暴露されるであろう。
昨年10月4日にペンス副大統領が行った演説では、中共の不公平な貿易スタイルを鋭く指摘し、同時に中共独裁体制が生み出す宗教弾圧、民族浄化策を非難した。同副大統領は熱心な福音主義者でもあるから、昨年の演説よりも激しい批判が含まれると想像する。
トランプ政権は国際経済状態を変えようとするだけでなく、中共の横暴な一党独裁体制を崩壊させようとしている。それが可能かどうか、桜チャンネルで興味深い討論が行われた。
【討論】世界を支配する者たち[桜R1/6/29]
覇権の元をたくさん掠め取られて、しかも平和の反対の勢力の伸びに 平和国が逆に脅かされている。
江戸時代まで、そんな話は「対岸の火事」だった平和国家日本から見れば「戦争国同士のゴタゴタ」でしかない。
逆に言えば日本にしか解決の答えがなかったかも知れない。