Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

2014年04月20日 | Weblog

           

もう亡くなったけれど俳優の丹波哲郎氏は生前良く霊界の話をしていた。その頃
は「また、やっている・・・^^!」くらいにしかEdには感心がなかったのだけれど、
現在霊能力とか霊の存在を科学的に解き明かそうという研究が世界的に進めら
れているらしい。


幽体離脱、臨死体験、生まれ変わりの記憶・・・等々人々の不思議な経験の殆ど
は精神的なもの、あるいは脳の働きによるものとして説明できると多くの研究者は
考えている。けれども中にはどうしても説明が付かないケースがあって、全てを科
学的に解明することは未だできない。


シンガーソングライター・俳優・タレントの三輪明宏さんは以前「オーラの泉」という
TV番組にスピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんと出演していたから、占いの
大好きなカミサンとよく観ていた。金儲けが目的のイカサマ占い師が横行する中で
二人はホンモノの霊能力者と云われていた。


                                             

自分には霊感みたいなものは全くないし、先のことを占って貰いたいとも思わない
が、カミサンは占いが大好きで、”当たる”という評判を聞くと出掛けて行く。^^!


先日も銚子まで出掛けて行って視て貰ったそうである。その女性の占い師は生年
月日だけ教えるだけでよく、後は目をつぶって霊感が発するのを待ち、やがて彼
女が”見える”ものを話してくれる。カミサン本人だけでなく家族のことまで見えて
いて、カミサンに云わせると「余計なことは何も話していないのに全て見通してい
る」ように思えるそうである。


カミサン自身にも霊感があるらしく、所謂幽霊を見たり不思議な音を聞いたりUFO
に遭遇したり、といろいろ経験している。そのせいかどうか、占い師の中にはカミ
サンのことを嫌がる人もいるらしい。銚子の占い師もカミサンと話していると鳥肌
が立ってくる、と云うそうである。見えない何かが反応するのだろうか・・・


                                            

100年前と比べれば現在の科学は飛躍的に進歩して、今を生きる我々はあらゆ
ることが科学的に説明できると信じている。けれども100年後の人にとっては現
在の科学は時代遅れであり、今我々が不思議だと思っていることも極あたりまえ
のこととして理解されているかもしれない。


人間の身体も突き詰めて行けば最後は炭素や酸素や水素といった元素に行き
着く。そしてそれらはまた地球や宇宙を形作っていう元素そのものでもある。人が
死ねばいずれ又もとの元素に戻っていく。そう考えると「霊」という実態が如何なる
ものかは分からないけれど、宇宙に浮遊する元素と繋がりがあるのかもしれない。


時空を超え、形を変えて人間は”生まれ変わる”・・・と信じているカミサンは、死そ
のものは怖くないのだそうである。Edはそういうことを信じているわけではないの
だけれど、やはり死そのものは怖くない。死の条件、つまり苦しいとか痛いとか、
死に至るまでの条件を恐怖するだけである。(三木清の人生論ノート)