Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

成長

2010年07月31日 | Weblog

 

田圃では稲穂が育ち始めた。田植えから凡そ3ヶ月、15cmほどしかない頼り無げだった苗はすっかり成長して太く逞しくなった。早稲田では既に重くなった穂が垂れ下がっている。少し遅れて植えられた中稲も穂が立ち始めている。毎年思うのだけれど、稲の生命力、成長の早さには驚嘆する。

梅雨が明けてからの今年の連続する猛暑は例年になく厳しい。そのせいか水路には田植え時と変わらず満々と水が送り込まれている。水路の近くには純白の小鷺が餌を求めてあちこち飛び交い、平和な日本を象徴しているようだ。

このまま何事もなく後2ヶ月も経てば、田圃は黄金に染まりやがて収穫の季節を迎える。今ではわが家の米の消費は極めて少なくなってしまった(年間30キロ位)けれど、毎年収穫見通しが”豊作”とか”例年並み”と発表されると、何となくホッとするのはやはりお米で育ってきた日本人ゆえだろうか・・・