クラウンがトヨタのフラッグ・シップ・カーであったころのキャッチ・コピーに「いつかはクラウン!」というのがあった。
”ヨシッ、いつか俺もあのクラウンに乗るぞ!”と、我々しがないサラリーマンにはなかなか手が届きそうもない高級車だけれど、貧乏人にも期待を抱かせるようなセツナイ響きがあって忘れられない^^!
鼻先にニンジンをぶら下げられた馬車馬のように、クラウンを胸に秘めて釈迦力に働き続け、中古のコロナ1500、スカイライン1600、シビック、アコード・エアロデッキ、マークII、マークX・・・と乗り継いできたけれど、いつまでたってもクラウンは鼻先にぶら下がったまま^^!
今ではクラウンより更に高級なマジェスタ、セルシオ、そしてレクサス・ブランドまで出来ているというのに・・・である。
「ついに俺はクラウンには乗れなかったな・・・」とカミサンに云うと、
「まだ分からないわよ!」という返事が返ってきた。
「・・・そっか、最後はクラウンの霊柩車ってことか・・・」ついに実現するな(笑)