Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

しもやけ

2009年01月09日 | Weblog

栄養も行き届き、真冬でもぬくぬくとした暖房の利いた家で育ったいまどきの若いひとには無縁だろうが、私がガキのころ(終戦直後)は冬になれば手足にアカギレ、しもやけができるのは当たり前だった。

時々姉が、アカギレでひび割れた手の甲を見かねて「まるで鳥の足みたいだ・・」といいながら、洗面器に熱い湯を張って洗ってくれた。最初は痛くてピリピリするのを、姉がしっかり押さえつけて我慢させ、洗い終わるとメンソレ-タムをたっぷりすり込んでくれた。

足の指はしもやけで、痛いより暖かくなってから痒くなるのが嫌だった。
やがて大人になり、そんなことはすっかり忘れていたが、去年の冬、足の指がしもやけ状に赤くなり、歩くと痛くなった。歳とって血の巡りが悪くなったからだろうと勝手に想像して、靴下を3枚も重ねて履いてみたが、靴が窮屈なだけで何の効果もなく、足の指左右各1本は爪が黒ずんで死んだ。

一夏を過ごして元通りになったこの冬、またまた足がしもやけ状になってきた。今年は「戦略」を変えて、先ず薄手の靴下を履き、その上から靴下用カイロを張ってその上に厚手の靴下を重ねてみた。
こうすれば靴も窮屈にならず、カイロは結構長持ちするので朝と昼2回張り替えれば16、7時間は持つ。今のところGoodである。