Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

ローカル駅

2008年09月25日 | Weblog

    

我孫子~成田間を結ぶJR成田線は、千葉県の北端を利根川沿いに走るローカル線である。我孫子を出て二駅ほどは住宅地域で、そこを過ぎるとあとは里山と田圃に囲まれた水田地帯が成田まで続く。
単線だし、途中駅は主として近くの新興住宅地の住民が利用するだけだから利用客の数は少なく、今後も大きく増える気配はない。
個人的には、却って人が増えないほうが、現状のまま豊かな自然が保たれて有難いのだけれど、利用客が少ないことを理由にJRは一向に施設整備には金を使わず、お粗末な駅施設とサービスの悪さは少々困りものである。

一例を挙げれば、電車の乗降扉位置を示す表示もあったりなかったりだし、トイレは旧式だし、跨線橋は傷みが目立つし、先ずもって、ホームに屋根がないのは最悪だ。風雨の強い日は電車の到着を待つ間にホームでびしょ濡れになり、真夏は太陽が朝からジリジリ照り付けて汗みどろになる。加えて駅員が常駐していない駅があったり、居ても窓口を閉めている時間帯があったりして、折角定期券を買おうと出かけていっても出直しを強いられる。JRもいろいろ知恵を絞ってローカル駅の差別をしてくれるわい!

もっとも、あんまり立派な駅舎にして貰っても、こんな田舎には不似合いだろうけれども、せめてホームに屋根くらいは奢って欲しいものだ。

こんな具合だから、真面目に改札を通らずホームの端からショートカットしてしまう輩も後を絶たず、設備投資しないJRも写真のような注意書き看板を設置するハメとなる。まぁ、こんな看板あっても無いに等しいけどね・・・