まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1922 過去旅より・・・「おしぶどう」の町

2023-05-25 09:48:37 | 日記
よろしくお願いします。
















今回は過去旅編、2018年に岡山を走った時の写真、主に岡山市の中心部の写真を並べました。タイトルにある「おしぶどう」ってどんな葡萄やねん・・・まあ確かに岡山と言うとマスカットやけど・・・と言いたいところですが食べ物ではありません、これのこと↓↓↓



昨年ドラマが放送されてその続編が映画となったので見てきました。元々上映館数が少なく奈良では上映なし、ということで久しぶりに八尾まで相棒君を走らせて遠征してきました。その八尾も午後の1回だけの上映、自分(一人称)の予想では10人くらいしか入らない、それも若い子ばかりで気後れしそうかな、と思っていたが30人くらい入っていて、しかも自分(一人称)とさほど歳が変わらない人もいました、みんなドラマからの流れでしょうか。



















岡山を舞台に、地元で頑張るいわゆる7人組の地下アイドル、その中で一番人気のない子を推す女性えりぴよさんが主人公、演じるのはこれまで乃木坂46でファンから推されてきた松村沙友理・・・この人って大阪桐蔭出身だってね、年齢的には藤浪で春夏連覇の頃かな・・・と言うのが見所。その彼女は推しの子のためにお金をつぎ込んでしまったために服装はずっと赤ジャージ、パン屋さんでのアルバイトの時以外はずっと赤ジャージ、映画では東京に行くシーンがあったのですがそこももちろん赤ジャージ、そのカッコで新幹線に乗ってたと言うのも何ともシュールな感じです。ただえりぴよさんにも推し以外に自分の生活があります、それでもアルバイト先のパン屋さんでも考えているのは推しの子のことばかり、彼女のために一計を案じます。

一方のアイドルの方にもドラマあり、グループ内での葛藤、ライバルグループとの葛藤と華やかさとはウラの部分も結構描かれていました。リーダーの子は元は広島のアイドルチームにいたのですが、そこでは活躍できずに辞めて岡山へ、その広島のチームは人気絶大で一歩先に武道館にも立ちました。その広島のリーダーが「れお(岡山のチームのリーダー)は地下のまま死んでいくものだと思ってた」と言うシーンがあったのですが、アイドルの華やかな世界にはあまりにも不似合いな辛辣な台詞でした。その言葉をきっかけに岡山のチームもだんだん地元での人気と知名度を上げて行きます、ラストでは七夕まつりのステージでたくさんのファンの前で歌うのですが、ドラマ編の第1話では結成当時のそのライブでは観客数はメンバーの数(7人)より少なかった。彼女たちの努力、運営の努力、アイドル達を推してくれるファンの努力が実った瞬間でもありました、さて、映画ではまだまだ遠かった武道館、ホントに行けることになるのでしょうか・・・。














武道館に行くまでは死ねないえりぴよさん、その彼女が推すのはメンバーの中では一番人気のない舞菜チャン。アイドルにしては引っ込みがちで少し暗くて推し・・・と言ってもえりぴよさんだけ、彼女の推しが強すぎて誰もファンになれない説もあり・・・に対しても塩対応、映画ではそんな彼女の成長物語が描かれています。塩対応でもえりぴよさんのことは気になり、パン屋さんで働く推し活動とは違う彼女の姿を見て舞菜チャンもだんだん変わって行きます。人気も出てラストのステージではセンターで歌う舞菜チャン、えりぴよさんの思いが昇華した瞬間でありましたが、一方では人気が出ることによって自分のことを忘れてしまうのでは・・・と言った寂しさも口にします。これまでは押される側にいた松村さんが言ったセリフなだけに、いろいろな思いが感じられるシーンでもありました。華やかでもあり辛辣でもあり、時には切なくもあり、でも最後は気分良くエンディングを見れる映画でありました。やあ~、岡山、また行きたくなってきましたねえ~、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




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