まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1412 お地蔵様で町巡り・・・木津川市編

2020-08-28 10:28:06 | まち
よろしくお願いします。

















1月に交野市から枚方市、その後京田辺市へと走った記録をお地蔵様巡りでお送りしていますが、もう半年以上も前の話、そろそろ締めておかないとと言うことで今回が最終編です、早速前回の続きから行ってみることとしましょう。
まずはJR玉水駅、以前の風情のある駅舎から無味乾燥な感じの橋上駅舎へと改築されてしまった、利便性があるからだろうがJR西日本は至る所で橋上駅舎化を進めている、もう昔の姿を残すことにはこだわりがないのだろう、それも時代の流れなのかも。ここから玉川に架かる橋を越えて奈良へと至る旧街道へ、その前にチョイとだけ脇道に逸れて町並を通り抜けてみよう。この辺りは以前万葉歌碑巡りで訪れたことがあるところ、歌碑が立つ六角井戸があり、迷路のような狭い通りを進んでいくて小さな寺院にも出会す。ほんの数分のお邪魔の後は旧街道へと戻って先へと進む、踏切を渡り天井川の下をくぐった所が井手町と木津川市との境界、道の脇には小さな寺院があり反対側にはお地蔵様のお堂もある。この先の分かれ道には出世地蔵と書かれた道標がある、普段行くことがない所だし夕刻にはまだ時間もあることだし行ってみるか、と言うことで相棒君を左へと曲がらせる。踏切を越え小さな集落に差し掛かった辺りにそのお地蔵様のお堂があった、確かにそこには出世地蔵との看板が掲げられている、まあお地蔵様にお願いして出世できれば苦労も何もないんだけど、そううまく行かないのが人生だ!



















旧街道へは戻らずそのまま山裾の道を進んでいく、ここは初めて走る所だがまあ迷うことはないだろう。川を渡り大きな地蔵堂の前を通り過ぎて蟹満寺と言う寺院へとたどり着く、旧街道を走っているときも道標や案内の看板でよく名前を見る寺院だが来るのは今回が初めて、ちょっと変わった名前の寺院、蟹と何か関係があるのかと思ってwikiを見てみると↓↓↓

「寺の所在地の地名綺田(かばた)は、古くは「カニハタ」「カムハタ」と読まれ、「蟹幡」「加波多」などと表記された。寺号についてもかつては加波多寺、紙幡寺などと表記されたものが蟹満寺と表記されるようになり、蟹の恩返しの伝説と結びつくようになったとする。」

とある、しかし蟹の恩返しって何なんだ、猿かに合戦か・・・、と言うことで更に調べてみるとありました、この地に伝わる昔話と言うことですが逸れに関してはこちらをご覧ください→「蟹の恩返し」。最寄のJR棚倉駅にも蟹を型どったモニュメント、ちょっと不気味な感じもするし、海から程遠いこの場所で蟹と言うのも伝説はあってもやっぱり違和感ありありだ。旧街道へと戻って咲きへ進んでいくと上狛の町並、JR上狛駅周辺は割と大きな規模の環濠集落になっていて、その形跡は駅から国道24号線へと至る辺りで見ることができる。
















そろそろ夕刻も近くなったきて日も西の空の低い位置まで落ちてきている、しかし最後にもうひとつだけ巡っておきたい所が、と言うことで国道24号線の上狛交差点で信号を渡り環濠集落とは反対側の町並へ。そこは以前お茶の町と言うことでここでも取り上げたことがある、有名なお茶の銘柄である福寿園の工場が建つ所、付近にはお茶の香りが漂い、黒を基調とした屋敷風の建物が町並の中に佇んでいる。その町並を抜けた所、もう手前には木津川の堤防があるって場所にあるのが泉橋寺、ここは前にも来たことがあって写真下から4枚目にあるように大きなお地蔵様が出迎えてくれる。この寺院については↓↓↓

「境内にある五輪塔は国の重要文化財に指定され、地蔵堂跡に露仏として鎮座する石造地蔵菩薩坐像は、鎌倉時代に造られたもので、高さ4.58メートルあり日本一の石地蔵として有名です。 」

と言うことでまたまたHPから文章を拝借してしまいました、今回はちょっとずぼらが過ぎましたね。と言うことでちょっと飛び飛びになってしまった1月初旬に走った記録、夏の暑い時期にやっと終わらせることができました、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち