まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1410 藤原宮跡、変わらぬ花の都であってほしいのだが・・・

2020-08-26 09:44:37 | 
よろしくお願いします。














怪我も治り自転車生活に復帰して1ヶ月、乗り始めてしばらくの間は足慣らし、体慣らしのオープン戦。すぐに4連休があったので乗る機会が増えてくれたのが良かった、その後も週末にはトレーニング、少しずつ距離を伸ばしたりアップダウンのコースを走ったりしながら感覚を取り戻し、盆休みには滋賀、大阪方面まで走ることができました。今回は復帰後初めて明日香村方面を走ってきた記録をお伝えしようと思います、明日香村については現在進行形で水路巡りをお送りしていますが、今回は季節ネタと言うことでそれとは別編成と言う感じで進めて行くこととします。












それにしても今年は天気に悩まされるなあ~、梅雨がなかなか明けず、終わったかと思うと連日の猛暑続き、晴れてくれるのはありがたいことですがこうも暑いとちょっとねえ・・・。自分(一人称)も熱中症にかかりやすい体質なのでその辺りは用心しているつもりですが、走っているといつの間にかスイッチが入ってしまってハイになるんですよね、でも復帰後は涼しい場所での休憩もこまめにとるようにしているので、今のところは倒れることなく走ることが出来ています。それでもこの暑さです、やっぱり水が恋しくなってしまう、田園風景の中を走っていると水の流れの音に反応してしまってカメラを向けてしまいます。少し幅のある川から水門を通り抜けて小さな水路となり、途中で流れが2つに分かれる所があってそこを経て田んぼへと注がれて行くのでしょうか。明日香村は観光地としてもう充分過ぎるほど有名ですが、初夏から秋にかけては各田畑で農家の人たちが働いている姿をよく見かける所、一生懸命汗を流しているところを申し訳ないな~、てな気持ちになりながらこの辺りを走らさせてもらってます。秋になると収穫の時期、その前には彼岸花が咲き乱れ、稲渕の棚田では畦道に案山子が立つ風景が・・・と行きたいところですが、折からの感染症渦で今年はどうなるのでしょう。前にも書きましたが本薬師寺のホテイアオイは今年は中止、藤原宮跡ではコスモスも中止になったとのこと、ホントに憎々しい感染症渦です。そんな中で怪我で夏を出遅れた自分(一人称)が心配なのは藤原宮跡の蓮、今年はどうなっているのでしょう・・・。


























と言うことで藤原宮跡へとやって来ました、臨時の駐車場には車が何台か停まっている、これはもしかしたらと先へと進んでいくといつもの場所で蓮の畑が広がっていました。毎年変わらずにあったものが、今年は次々となくなっていっている、そんな殺伐とした世の中にあってここには昨年と同じ風景が広がっていてちょっとだけ気持ちが救われたきがしました。でも人の出具合はちょっと寂しい感じ、確かにこの頃は奈良でも1日の感染者数が更新されていく毎日だったからそれも仕方ないのかも。でも花の美しさ、健気さには罪はありません、蓮を見に来ていた若い女性が「ヤバい、かわいい」を連発しながら写真を撮っていた、まあその表現はどうかとも思うがこの風景を素直に楽しんでくれているのは嬉しいことです。でもコスモスもホテイアオイもないんだなあ、明日香村も藤原京もこれからが本番と言ったところなのに、その風景が見られないなんて、やっぱり寂しい気持ちの方が勝ってしまいそう。それでもここにはまた来ようと思っています、祭りはなくても花も風景も変わりはしませんからね、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち