よろしくお願いします。
上に並べた写真は見ての通り、甲子園のライトスタンドから撮ったものです。行ってきたのは2017年の夏の大会、仙台育英と滝川西の試合、まあ展開は一方的になってしまいましたが、ホームランも見れたし、大量リードされても滝川西の選手は最後まであきらめずに頑張りました。阪神園芸さんのグラウンド整備もなかなかなもの、こちらもチームプレーで選手が怪我しないようにコンディションを整えてくれていました。自分(一人称)は高校野球はテレビ、ラジオ観戦派ですが、この時はまあ一度生で見るのもいいだろう、と思い奈良を朝の4時半に出てひたすら甲子園を目指して走りました。実はその2年前にも来ているのですが、その時はもう満員で入れず、智辯和歌山、天理が登場とあって見たかったのですが、さすがにそう甘くはなかった。ちなみに両方のチームともこの日でおさらばとなりました、共に初出場校に敗れると言う情けなさはここでも取り上げたことがありました。
自分(一人称)が初めて甲子園に行ったのは1978年のセンバツの開会式、まだ小学生の頃です。朝早くに奈良を出て西九条駅で阪神電車に乗り換えて、時間には間に合ったのですが外野スタンドは満員で何とか座れたと言う感じだった。その時の入場行進曲は松崎しげるの『愛のメモリー』、奈良からは郡山が出ていて、確かこの時はその主将が選手宣誓をしていたと思います。開会式後の第1試合は岡山東商vs高知、いきなり延長13回まで続く大熱戦となりました。ちなみにこの大会では春夏通じての完全試合も、PL学園、箕島、浪商、早実、桐生と名門校が多く出ていたのですが、優勝は浜松商、準優勝は福井商と地味な感じで終わりました。
天理の試合も一度見たことがありました。その日は朝早くに天理駅に行き、そこから応援のバスに乗って甲子園まで行きました、記憶にあるのは駐車場から甲子園球場まで結構歩かされたこと、その駐車場には路面電車のホーム跡・・・阪神電車甲子園線の廃線跡のホームです・・・があったこと。天理の対戦相手は山口県の南陽工、評判の投手がいてなかなか点が取れなかったのですが、天理にホームランが飛び出し1ー0で勝ちました。後で知ったのですが、その時の南陽工の投手が津田恒実氏、『ニュースステーション』で訃報を知った時は驚きました。この日は8月15日で試合中にちょうど正午となり1分間の黙とう、サイレンが鳴り続ける中で自分(一人称)も形だけの黙とうをしたのを憶えています。
奈良も長らく優勝できなかったのですが、1986年に天理が夏の大会で初優勝、その4年後には2度目の優勝、この時の決勝の相手が沖縄水産、沖縄県勢初の決勝進出と言うことで天理は日本中の悪役にされてしまいました、NHKのドラマにもなったくらいですからね~。その後天理が春に初優勝してからはしばらく暗黒の時代が続いたのですが、2016年のセンバツでは智辯学園が久しぶりに奈良に旗を持って帰ってくれました。最近は弱い者いじめの天理に対して大物喰いの智辯学園・・・PL学園、仙台育英、龍谷大平安、それに何と言っても横浜・・・だったので、結果を残してくれて嬉しい限りです。ただその後がなあ~、1回戦ボーイで終わってしまうばかり、ついに昨年はひとつも勝てずに奈良に帰って来ることとなりました、優勝してモチベーションが下がってしまったのかな。と言っているうちに2大勢力の続いた奈良にも第3勢力として奈良大附が台頭、天理を倒して夏の甲子園でも初勝利、今年は独自大会で智辯学園に初めての勝利、いよいよ本格化してきた感じでしょうか。
今年の甲子園は交流試合、センバツが中止となり出場を決めていた32校の救済のために高野連が頑張ってくれて、各校1試合だけ甲子園で試合ができることになりました。6日間に渡って16試合行われてきたのですが、やっぱり見ていて何か切ない気分になってしまいました、負けても終わりだが勝っても終わり、次がない空しさ、選手はそれを口にはしないだろうが、やはりそんな気持ちはあったと思う、勝っても泣いている選手もいましたからね。スタンドに観客なし、アルプスに応援団なし、華やかな開会式もなし、砂が持って帰れない、大人たちの取計いで行われた交流試合でしたが、これはやっぱりいつもの甲子園の情景ではなかった。天理、智辯和歌山、仙台育英、健大高崎、星陵と昨秋に結果を残したチームがあっけなく敗れたが、やっぱりモチベーションが違っていたのだろうか、まああまり考えたくないことだけど。
そんな16試合、もちろんいい試合ばかりでした。加藤学園、帯広は甲子園初勝利、負けたけど磐城もいい試合でした、元監督さんもノックできて良かったなあ。そんな中で今回も自分的ベストゲームを選ばさせていただきました。上の写真に挙げている智辯学園vs中京大中京、初回が終わった時にはどんな悲惨なことになるやら、と思ったが智辯学園が同点に追いついてからは息詰まる投手戦。今大会唯一の延長戦はタイブレーク方式、最後はサヨナラインフィールドフライと言うあっけない結末でしたが、奈良県民としてもよくぞ昨秋王者の中京大中京をそこまで追い詰めた、と言ったところでした。さて、来年は例年通りの甲子園の情景が戻ってきてくれるのでしょうか、ぜひそうあってほしいところなのですが・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち
上に並べた写真は見ての通り、甲子園のライトスタンドから撮ったものです。行ってきたのは2017年の夏の大会、仙台育英と滝川西の試合、まあ展開は一方的になってしまいましたが、ホームランも見れたし、大量リードされても滝川西の選手は最後まであきらめずに頑張りました。阪神園芸さんのグラウンド整備もなかなかなもの、こちらもチームプレーで選手が怪我しないようにコンディションを整えてくれていました。自分(一人称)は高校野球はテレビ、ラジオ観戦派ですが、この時はまあ一度生で見るのもいいだろう、と思い奈良を朝の4時半に出てひたすら甲子園を目指して走りました。実はその2年前にも来ているのですが、その時はもう満員で入れず、智辯和歌山、天理が登場とあって見たかったのですが、さすがにそう甘くはなかった。ちなみに両方のチームともこの日でおさらばとなりました、共に初出場校に敗れると言う情けなさはここでも取り上げたことがありました。
自分(一人称)が初めて甲子園に行ったのは1978年のセンバツの開会式、まだ小学生の頃です。朝早くに奈良を出て西九条駅で阪神電車に乗り換えて、時間には間に合ったのですが外野スタンドは満員で何とか座れたと言う感じだった。その時の入場行進曲は松崎しげるの『愛のメモリー』、奈良からは郡山が出ていて、確かこの時はその主将が選手宣誓をしていたと思います。開会式後の第1試合は岡山東商vs高知、いきなり延長13回まで続く大熱戦となりました。ちなみにこの大会では春夏通じての完全試合も、PL学園、箕島、浪商、早実、桐生と名門校が多く出ていたのですが、優勝は浜松商、準優勝は福井商と地味な感じで終わりました。
天理の試合も一度見たことがありました。その日は朝早くに天理駅に行き、そこから応援のバスに乗って甲子園まで行きました、記憶にあるのは駐車場から甲子園球場まで結構歩かされたこと、その駐車場には路面電車のホーム跡・・・阪神電車甲子園線の廃線跡のホームです・・・があったこと。天理の対戦相手は山口県の南陽工、評判の投手がいてなかなか点が取れなかったのですが、天理にホームランが飛び出し1ー0で勝ちました。後で知ったのですが、その時の南陽工の投手が津田恒実氏、『ニュースステーション』で訃報を知った時は驚きました。この日は8月15日で試合中にちょうど正午となり1分間の黙とう、サイレンが鳴り続ける中で自分(一人称)も形だけの黙とうをしたのを憶えています。
奈良も長らく優勝できなかったのですが、1986年に天理が夏の大会で初優勝、その4年後には2度目の優勝、この時の決勝の相手が沖縄水産、沖縄県勢初の決勝進出と言うことで天理は日本中の悪役にされてしまいました、NHKのドラマにもなったくらいですからね~。その後天理が春に初優勝してからはしばらく暗黒の時代が続いたのですが、2016年のセンバツでは智辯学園が久しぶりに奈良に旗を持って帰ってくれました。最近は弱い者いじめの天理に対して大物喰いの智辯学園・・・PL学園、仙台育英、龍谷大平安、それに何と言っても横浜・・・だったので、結果を残してくれて嬉しい限りです。ただその後がなあ~、1回戦ボーイで終わってしまうばかり、ついに昨年はひとつも勝てずに奈良に帰って来ることとなりました、優勝してモチベーションが下がってしまったのかな。と言っているうちに2大勢力の続いた奈良にも第3勢力として奈良大附が台頭、天理を倒して夏の甲子園でも初勝利、今年は独自大会で智辯学園に初めての勝利、いよいよ本格化してきた感じでしょうか。
今年の甲子園は交流試合、センバツが中止となり出場を決めていた32校の救済のために高野連が頑張ってくれて、各校1試合だけ甲子園で試合ができることになりました。6日間に渡って16試合行われてきたのですが、やっぱり見ていて何か切ない気分になってしまいました、負けても終わりだが勝っても終わり、次がない空しさ、選手はそれを口にはしないだろうが、やはりそんな気持ちはあったと思う、勝っても泣いている選手もいましたからね。スタンドに観客なし、アルプスに応援団なし、華やかな開会式もなし、砂が持って帰れない、大人たちの取計いで行われた交流試合でしたが、これはやっぱりいつもの甲子園の情景ではなかった。天理、智辯和歌山、仙台育英、健大高崎、星陵と昨秋に結果を残したチームがあっけなく敗れたが、やっぱりモチベーションが違っていたのだろうか、まああまり考えたくないことだけど。
そんな16試合、もちろんいい試合ばかりでした。加藤学園、帯広は甲子園初勝利、負けたけど磐城もいい試合でした、元監督さんもノックできて良かったなあ。そんな中で今回も自分的ベストゲームを選ばさせていただきました。上の写真に挙げている智辯学園vs中京大中京、初回が終わった時にはどんな悲惨なことになるやら、と思ったが智辯学園が同点に追いついてからは息詰まる投手戦。今大会唯一の延長戦はタイブレーク方式、最後はサヨナラインフィールドフライと言うあっけない結末でしたが、奈良県民としてもよくぞ昨秋王者の中京大中京をそこまで追い詰めた、と言ったところでした。さて、来年は例年通りの甲子園の情景が戻ってきてくれるのでしょうか、ぜひそうあってほしいところなのですが・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち