まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1411 斑鳩町の水路巡り(1)・・・三代川

2020-08-27 11:05:30 | まち
よろしくお願いします。
















今回巡るのは斑鳩町を流れる水路、これも骨折する直前の走りで自粛が叫ばれている真っ最中の時期、どうもこの辺りの忌々しい記憶はセットで残っていきそうです。まずは斑鳩町の小高い所にある溜池からスタート、場所は法隆寺の裏山に当たる所、写真でも五重塔と金堂の屋根がチラリと見えているのがお分かりいただけるでしょう。池から流れ出た水路はいきなり崖下の低い所へ、それを追いかけるようにして池の淵にある急な坂を下りていく、法隆寺の北側に当たる集落と田畑がある所、川は小さな流れとなって中宮寺の東側にある集落の中へと差し掛かって行く。






















法隆寺の東側にある町並は世界的観光地の中にあっても普通に人々が生活を送っている住宅地、観光客もめったにこちらの方には入って来ることはない。水路はその中を直角の曲がりを繰り返しながら迷路のような町中を流れて行って、国道25号線の斑鳩東小学校前交差点を越えていく。国道が斜めに走っているので方角の感覚があやふやになってしまいそうだが、道は真っ直ぐ南へと伸びていて川もその道に沿って流れている。その後、川は東へと直角に折れて小学校の脇を過ぎて再度南へと直角に折れる、この辺りは田園風景が広がっていて先の方には聖徳太子所縁の場所でもある上宮遺跡公園や、更に向こう側には富雄川に沿う自転車道も見える。川はこの先でシール工場の敷地へと入って行って追うことができる道も途切れてしまうので、走りの方は迂回して阿波の集落へと入って行く。聖徳太子が通っただろう太子道が通る小さな集落・・・海のない奈良県に波の字がつく地名は違和感もあるが、太子道の途中には聖徳太子が都を置いたとされる飽波神社もあることだし、何か関連性があるのかも・・・を抜けると車の通りが多い道へと出て、川もそこで再び姿を現してくれる。この道を西へと真っ直ぐに進むと町中へと差し掛かりT字の交差点至に突き当る、川はここで左に直角に折れていく、狭い通りだがバスも通っているこの道がこの先JR法隆寺駅へと通じている。














先の方にはJR大和路線の踏切がありその横にはJR法隆寺駅、大和路線の中では乗降客は多い方だが法隆寺とは相当離れているので観光客はそれほど多くなく、専ら通勤客の利用の方がほとんどと言った感じ。駅前も住宅地や商店街と言った光景で、ここが世界遺産への玄関口の駅だと言うこともほとんどアピールしていない。さて、ここまでは特に名前を記してなかった今回の巡りの水路ですが、この辺りからは三代川と言う名の川となって下流へと流れていくことになります。その三代川は法隆寺駅の南側で緩やかにカーブして住宅地から離れて田園風景の中へと差し掛かっていく。さっきまでの駅前の喧騒もどこへ、と言った感じの風景の中、県道5号線を横切ってJR線の南側にある新興住宅地へ。川に沿う道があったのでそのまま進んで行くとJR大和路線の陸橋、川はそのまま下をくぐっているが道は線路に阻まれてしまっていて結局戻ることになってしまった。踏切を渡って線路の向こう側へとたどり着くとそこは川の合流点、この合流点はさっきの行き止まりからも見えていた。次回はこの分岐している川を追って、更に合わせて三代川の下流まで巡って行きたいと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち