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雨飾山(日本百名山)

2014年12月04日 | 日本百名山

2010年7月17~18日、飾山(1963m)を歩いてきました。

7月3連休の初日、クラツー利用、洋子も参加した。

7月17日

7:30 特急あずさ3号で南小谷駅へ、「特急」といってもやたら停車するかっての急行列車。

12:00 南小谷駅ここからバスで「村営雨飾荘」へ向かう。

宿舎に入るには早い時間、宿舎の先にある鎌池散策、かっては大渚山(おおなぎやま)を3時間

足慣らしで登っていたが、翌日を考慮し鎌池散策に変更された経緯にある。

  

「鎌池」散策は2km、約1時間のコース。

ギンリョウソウが実になっていた、この花は下を向いて咲くので中を見るのは難しい。

実になると、上を向き、花も円みを帯びてくる、貴重な写真だ。

:雨飾荘

数年前リニューアルされた村営雨飾荘、普通の旅館だ。

食事も熱い温泉(源泉は51℃とか)も満足。

明日は4:00起床、4:30出発の予定だ。 

**

7月18日今日の行程は、(標高差773m、約10km、  時間)

     キヤンプ場(登山口) ⇒広河原 ⇒荒菅沢 ⇒笹平 ⇒雨飾山 ⇒笹平

      ⇒雨飾温泉分岐(薬師尾根) ⇒中の池 ⇒難所ノゾキ ⇒雨飾温泉

 (深田久弥はこの山に三度挑戦し、三度目に小谷(おたり)温泉から登りその念願を果たしている。

                 戦後の10月下旬紅葉の季節とある。その時の喜びをこう表現している。) 

  ついに私は久恋(きゅうれん)の頂に立った。しかも天は隈なく晴れて、秋の午後の三時の

 太陽は、見渡す山の上に静かな光をおいていた。 すべての頂には憩いがある。

 梢にはそよとの風もなく、小鳥は森に黙した。風化し磨滅した石の祠と数体の小さな石の

 傍らに私たちは身を横たえて、ただ静寂な時の過ぎるのにまかせた。

 古い石仏は越後の方へ向いていた。

 その行く手には、日本海を越えて、能登半島の長い腕が見えた。

                           (日本百名山:雨飾山より)

4:30 バスで登山口になる「雨飾高原キヤンプ場」に向かった。

5:05 ストレッチの後出発、雲はあるが天候は、快調な登山を期待した。

 上るルートは長野県側から、下りは新潟県側の雨飾温泉へ降りる、一般的なものだ。

 ルートには400m毎に標識が設置されている、11ヶ所あるから山頂まで4.4kmとなる。

  板敷きの下は湿地帯、ブナ林の急登を沢のせせらぎを聞きながら登る。

荒菅沢

7:10 荒菅沢に(6/11)中間点になる。

直登すれば山頂直下のコルに出るが、我々は巻いて「笹平」へ向かう。

雪渓脇にシラネアオイとサンカヨウが顔を出す。

      

:シラネアオイ      :サンカヨウ(自信作です)

:岩場とお花畑

ここからの登りがきつかった、岩のあるせまい道、直射日光が背をたたいた。

      

:タカネナデシコ       :タカネオガマ    :ハクサンフウロ

:頸城三山

左奥:妙高山、中央奥:火打岳(笹平からの眺望)

:荒菅沢

山頂直下のコルから荒菅沢を見る。

         

:ミネズオウ       :ヒメシャジン     :グンナイフウロ

:雨飾山

8:20 笹平に出る、正面に雨飾山が見える(雲に隠れているのは後立山連峰か)

西に高妻山、北西側に北アルプス。

:火打岳

焼山(中央):山頂の奥に火打岳が見える

:山頂  →パートナー

笹平から20分もあれば、山頂だが。

パートナーの元気がない、寝不足と暑さで体調不良(高山病の症状)に。

列に遅れながらも、9:30 やっとの歩みで山頂へ。

せまい山頂は多くの人で賑わっていた。 北峰に祠があり、南峰には三角点がある。

眺望は360°あるが、の移動が激しく、北アルプスは見え隠れしていた。

日本海も能登半島もの中、早い昼食をやっと食べた。

      

ヒメウスユキソウ    :クガイソウ    :ヨツバシオガマ

9:45 下山開始、雨飾温泉分岐から新潟側へ降りる。

急登の下り、梅雨明けとはいえ、道は緩く滑るし、根曲り竹を踏めばまた滑る。

気を抜けない・・・。 (登りに使えば大変なことが容易に推測できる)

パートナーも標高を下げるにつれ、元気が出てきた、(やはり高山病だったようだ)

:雨飾荘

下りに5時間を要し、15:05 雨飾荘へ下山。

タクシーで糸魚川の「ひすい」へ直行、汗を流し一息入れて帰途に着いた。

植物図鑑を見ているような、花の多い、印象に残る雨飾山だった。

 

            日本百名山 53 雨飾山完登 

 

   皇帝ダリア  

 本牧山頂公園の「皇帝ダリア」です。

コウテイダリア(別名:コダチダリア・帝王ダリア)

成長すると3~4mにもなる事から”皇帝”と名付けられた。

メキシコ原産、ダリア界の王様と言われ、花色も赤・白・ピンクなど数種ある。

半耐寒性の多年草で、直径約20cm 大輪の花を茎の頂上につけます。

秋の頃、空にそびえて立つ姿は巻です。

 



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1 コメント

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Unknown (kiyora)
2014-12-08 09:44:42
サンカヨウきれいすぎます。大きな画像にしてくだされ~
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