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・・・🌤  やっと秋山へ  ☀・・・

立山~剱岳Ⅰ

2014年06月21日 | 日本百名山

∵ 今週は雨空、山は休み、今回も過去の記録から紹介します。

2011年8月5~8日まで立山三山~劒岳を歩いてきました。

Ⓜmaitabi 利用、TDは井さん、現地ガイドは有明所属の名でした。

 8月5日(初日)

 新宿からバスで(関越道=上信越道=立山有料道路)室堂ターミナルへ移動

 ここから一ノ越山荘まで標高差250m、約1.8kmを歩く。

 8:00 新宿発、つの高速を乗り継ぎ14:50 室堂ターミナルへ。

15:30 一ノ越山荘へ歩く。約30分歩き、雪渓の近くで休む、雷が鳴っている。

室堂平のお花畑は夏の花が残っていた。

         

:チングルマ       :コバイケイソウ    :ハクサンボウフウ    :岩桔梗

16:30 雷に遭遇することなく一ノ越山荘へ着いた。

一ノ越山荘は浄土山(2831m)と雄山のコルにある、便のいい小屋だ。

部屋はユッタリ、夕食にはシチューが出た、若千温いが美味しかった。

**

▲8月6日(2日目)

今日の予定は、立山三山を縦走し、別山を経て剣沢小屋へ下る。

5:00 朝早起きして、小屋の外へ出た、日の出は雄山で見えない。

昨日ガスで見えなかった南側の眺望を見る事ができた。

室堂方向:正面は大日岳

正面:餓鬼岳と悪沢岳、その奥に富士山が頭を出している。

北アルプスのランドマーク槍ヶ岳

薬師岳

6:30 朝食、7:30 一ノ越山荘発、ガスが出て霧雨も降っている。

合羽着用、予報は終日この天気が続くという、気が重い。

立山は雄山・大汝山・富士ノ折立と三山の総称だ。

最高峰は大汝山だが、雄山に神社もあり、社殿もあるので主峰は雄山になる。

 立山はわが国で最も早く開かれた山の一つである。

縁起によれば701年佐伯有若(さえきのありわか)が越中の国司として在任中、

その子の有頼が白鷹を追って立山の奥深く入り、弥陀三尊の姿に接して随喜褐迎し、

慈興と号して立山大権現を建立したという。

~中略~立山は私がその頂を一番数多く踏んだ山の一つである。

中でも頂上の雄山神社の社務所に泊めてもらって、早暁、日の出を拝した時の印象は忘れない。

四方の山々が雲海の上に目ざめるように浮かび上がってくるのを眺めながら

やはり立山は天下の名峰であることを疑わなかった。    【日本百名山より引用】

:祠

ガレ場の急登を登って行く、周囲は何も見えない。

標高差約300mの登り、由緒ある?祠が三つ、お金ではなく石が納められていた。

:雄山山頂

8:20 山頂へ、三角点は社務所横にあるが、神社はさらに上にある。

祈祷料500円を払って神社へお詣り。(御札を2枚貰った)

:大汝山

8:55 大汝山へ、最高峰だが申し訳程度の目印があるだけ。

晴れていれば眼下に黒部湖が眺望できるのだが、ガスしか見えない。

この標高になると咲く花も限られてくる、岩場にイワギキョウが雨に濡れていた。

やまない霧雨の中、富士ノ折立へ向かう。

9:25 富士ノ折立鞍部へ、山頂が霧に霞んでいる。

山頂へ行っても眺望は望めないとの判断から、トラバースし、真砂岳へ歩を進める。

:真砂岳

10:05 真砂岳(小ピーク)通過。

:別山頂

11:05 別山山頂、ここで昼食。

ガイドの一人(南極越冬隊経験者)が合羽を着ないでTシャツで歩いている。

見ると鳥肌が立っている。少し弄ってみた。

Q:寒くないですか?     A:寒くないよ。     Q:鳥肌立ってますよ?   A:・・・・・。

Q:合羽持ってないんですか?    A:持ってます。

Q:そうか越冬隊経験者だから、皮膚も「ゴテックス」になってるんだ。

A:ははは、ですかね。  

霧雨がやまないので、剣御前には寄らず、剣沢へ直接降りることに。

石がゴロゴロしている道を下る、両側はお花畑。

ダイモンジソウ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲの黄色が鮮やかだった。

      

:ダイモンジソウ     :ミヤマキンポウゲ     :ハクサンイチゲ

別山乗越分岐で小休止、

剣沢雪渓下のキヤンプサイトに色りのテントが張られている。

: キヤンプサイト

12:15 ほぼ予定通りに「剣沢小屋」に入る。

新装なった小屋、定員は64人。 4人ベッドに5人の割り当て、まずまずだ。

トイレは水洗、シャワーも常備され、お湯も出る。

木の香も新鮮ないい小屋だ。 ベッドでウトウトして時間をつぶす。

日が差しきた、カメラを持って外へ出る、「」は姿を見せてくれた。

明日の予報は「晴れ」とのうれしいニュース、小屋の若主人も晴れるでしょうと言っている。

実は立山を歩いているとき、最大の関心事は明日の天気だった。

雨なら撤退も充分にあるからだ、その判断はガイドに委ねている。

18:00 夕食、明日は3:15小屋を出る、19:00就寝

夜中目が覚めて外へ出たら星が出ていた、懸念は・・・吹っ飛んだ。

***

         行程:登り標高差315m/515m、約7km、4.5時間 

       7:30 一ノ越山荘 ⇒8:20 雄山 ⇒8:55 大汝山 ⇒9:25 富士ノ折立鞍部

        ⇒10:05 真砂岳 ⇒11:05 別山・昼食 ⇒12:15 剣沢小屋

            日本百名山65 立山 完登 

  twins  

:2トップ

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◆◆◆ 立山~劒岳Ⅱへ続く ⇒⇒⇒