12月1日(土)棚横手(1306m:山梨百名山)に登ってきました。
マイナーな山ですが、”不本意”にも度重なる山火事で有名な山です。
:勝沼ぶどう郷駅
8:45 根岸線⇒横浜線⇒中央線と乗り継いで勝沼ぶどう郷駅に着いた。
天候は晴れだが、南アルプスは雲に隠れていた。
:勝沼フットパス
ぶどう畑を縫うように、「勝沼フットパス:遊歩道」が設けられている。
大善寺登山口へ向けて歩く、約3kmの歩程。
:ぶどう畑
ぶどう畑 ”強者共が、夢のあと” か?あとは肥料になって来年の糧に?
:朝の空
晴れているが、雲が厚く・多かった。
:甲府盆地
手前の道路は甲州街道(20号線)、今話題の「笹子トンネル」下り線を出るとここへ出てくる。
大善寺、「国宝・重要文化財」も多く、著名なお寺らしい。
:大善寺登山口
9:25 「大善寺登山口」へ、ここから登る。
9月にも甲州高尾山へ登った。その時は大滝不動尊から登り、大善寺へ降りた。
棚横手も予定していたが、林道脇の岩場に”スズメ蜂”が巣を作っており、大事を取って引き返した。
スズメ蜂の活動がなくなる、この時期を選んで、”再挑戦”コースも逆を選択した。
:五所神社
ここから山道、落葉樹が”力一杯化粧”をしている。
:鉄塔
この下をJR中央線大日影トンネルが走っている、急登、 10分で標高150mを登った。
気温は低いが、久しぶりに、汗がしたたり落ちた。
:稜線
:剣ヶ峰へ
10:40 小さなピークを二つ越えて剣ヶ峰(1092m)
:白峰三山
樹間から白峰三山が姿を見せる。
10:50 もうひと登りで、甲州高尾山(1027m)、誰もいない。
9月に登った時には、賑やかだったのに・・・。
:カラマツの紅葉
ウスビタカ(薄足袋蛾)の繭
木の葉が落ちた雑木林に、黄緑色の繭を見つけました。
繭の形が足袋の形に似ているからこの名が付いた。ヤママユガ科の蛾で、成虫は羽を広げると9~10cmある。
中味は空っぽで、中を覗くと、底に小さな穴がある。雨水を抜くための穴のようです。
鮮やかな緑色は、なかなか変色しにくいということです。(個人的にも好きな色です)
:富士見台
11:15 「富士見台」へ(富士山は厚い雲のなかだった)
:大滝不動尊分岐
11:20 「大滝不動尊分岐」9月に登った時、富士山と御対面した場所だ。
今回は”以前として”雲の中。
:スズメ蜂の巣
今回は「留守」無事通過し、棚横手へ向かう。
:棚横手(山)頂
11:40 棚横手(山)頂へ、鞍部かなと思っていたら山頂だった。「大富士見台」の標識があった。
昼食、富士山は以前変化なし、稜線を渡る北風が冷たかった。
富士山にかかった雲の動き
北側の展望
:甲府盆地
:南アルプス(手前は源次郎岳~恩若ノ峰への稜線)
富士山にかかった雲が上昇し始めた。じっと待っている元気はないので、宮后山(大滝山)へ向かった。
:境界見出標
昭文社の地図では、宮后山へのルートは「破線・・・」になっている。
境界見出標を目安に歩いた。
山頂は展望なし、落ち葉に囲まれていた。
:白樺
:棚横手(山)頂
:山火事警戒標
平成4~21年にかけて実に4回、延べ600ヘクタールを焼いている。
見様によっては、”野焼き”が行われているようにも見えるが。
:痕跡
富士山は別の雲が流れてきたので、今日はあきらめた。
:大滝不動尊分岐
12:45 「大滝不動尊」へ下る、杉の植林帯へ入る。あくまでも、天気はいい。
:誰の?
この主人はカモシカか?
13:05 大滝不動尊「俯瞰図」、大滝のスケールは半端ない。
:大滝上部 :滝 :本宮 :滝
:能書
:紅葉
大滝不動尊から林道を歩き、大滝山キヤンプ場を経て、
:大滝不動尊前宮
13:55 「大滝不動尊前宮」へ、ここまで降りてくれば一安心だ。
:金峰山?
14:10 勝沼ぶどう郷駅へ着いた。
*朝露 *ホトケノザ *晩成型 *真っ赤な蜘蛛
*unknown *地衣類
*リュウノウギク
登山道で見た、逢った者たちです。
********** 行程:標高差860m、約16km、5時間25分
8:45 勝沼ぶどう郷駅 ⇒ 9:25 大善寺登山口 ⇒10:40 剣ヶ峰
⇒10:50 甲州高尾山 ⇒11:15 富士見台 ⇒11:20 大滝不動尊分岐
⇒11:40~11:50 棚横手(昼食) ⇒12:10 宮后山 ⇒12:25 棚横手
⇒12:45 大滝不動尊分岐 ⇒13:05 大滝不動尊 ⇒13:55 大滝不動尊前宮
⇒14:10 勝沼ぶどう郷駅
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