
NO.0100「AMX-117R/ガズアル」
H:19.0m/W:40.5t
役職は「主任」でございました。
第100回「ガズアル」
「ガズアル」は、一年戦争末期に旧公国軍が開発した「ガルバルディβ」を改修した機体
です。原型機は、公国軍の技術団がサイド3で試作を行っていた機体であるとも言われてい
ます。また、地球連邦軍も「グリプス戦役」時に「ガルバルディβ」を運用していましたが、
こちらは接収した旧公国軍の施設をそのまま転用する形で量産しており、既に旧式化した機
体となっていました。それでも、ティターンズの「T3部隊」では、高機動型などの機体改
修案による実験が行われていたようです。一方、本家筋に当たるネオ・ジオンでは、改良が
常に行われており、連邦製の機体よりも性能は高くなっています。
「ガズアル」と「ガズエル」は、肩部と腕部増加装甲の位置が異なるだけで、勿論、性能
的には同一の機体となっています。「ガルバルディ」と異なる点としては、頭飾りが設置さ
れ、装甲の各所にエングレービングが施されています。武装面では、大幅な向上が見られ、
原型機では肩部装甲内に収納されていたビーム・サーベルが撤廃され、腕部の増加装甲内に
2本のサーベルを収納する形式となっています。更にバックパックにも2本の大型ビーム・
サーベルが増備されており、こちらは連結することでツイン・ランサーとして使用できるだ
けではなく、ビーム・キャノンとしても転用できる銃火器となっています。また、肩部の増
加装甲に関しては、設計当時は装飾としてデザインされていましたが、後に内部のデッド・
スペースを利用して3連装ミサイル・ランチャーや、機雷投下器のウェポン・ラックへと改
装されています。
完成した機体は、「ロイヤル・ガード」と呼ばれる親衛隊の専用機として運用されており、
ハマーン・カーンがキュベレイで出撃する際には、ガズアルが右翼、ガズエルが左翼を固め
た編隊が組まれています。また、他の小隊では、リゲルグが隊長機として用いられていまし
たが、最新鋭機であるゲーマルクの配備も予定されていました。「ロイヤル・ガード」とは、
文字通り、ミネバ・ラオ・サビ、ハマーン・カーンなどの王族や、高貴な人間を警護する組
織であり、VIPの身辺警護の他、MSによる旗艦防衛なども行っています。親衛隊員は勿
論、能力において優れた人間が選抜されますが、それ以上に身分も問われるという非常に厳
格な組織であったようです。
以上で記念すべき100回目のお話を終了いたします。
次回は「アイザック」のお話を予定しております。
ファクトファイルを買っていないので、次週に持ち越しでございますm(_ _)m
P.S.トリビアで某赤い人が副音声をやっていましたね(笑
H:19.0m/W:40.5t
役職は「主任」でございました。
第100回「ガズアル」
「ガズアル」は、一年戦争末期に旧公国軍が開発した「ガルバルディβ」を改修した機体
です。原型機は、公国軍の技術団がサイド3で試作を行っていた機体であるとも言われてい
ます。また、地球連邦軍も「グリプス戦役」時に「ガルバルディβ」を運用していましたが、
こちらは接収した旧公国軍の施設をそのまま転用する形で量産しており、既に旧式化した機
体となっていました。それでも、ティターンズの「T3部隊」では、高機動型などの機体改
修案による実験が行われていたようです。一方、本家筋に当たるネオ・ジオンでは、改良が
常に行われており、連邦製の機体よりも性能は高くなっています。
「ガズアル」と「ガズエル」は、肩部と腕部増加装甲の位置が異なるだけで、勿論、性能
的には同一の機体となっています。「ガルバルディ」と異なる点としては、頭飾りが設置さ
れ、装甲の各所にエングレービングが施されています。武装面では、大幅な向上が見られ、
原型機では肩部装甲内に収納されていたビーム・サーベルが撤廃され、腕部の増加装甲内に
2本のサーベルを収納する形式となっています。更にバックパックにも2本の大型ビーム・
サーベルが増備されており、こちらは連結することでツイン・ランサーとして使用できるだ
けではなく、ビーム・キャノンとしても転用できる銃火器となっています。また、肩部の増
加装甲に関しては、設計当時は装飾としてデザインされていましたが、後に内部のデッド・
スペースを利用して3連装ミサイル・ランチャーや、機雷投下器のウェポン・ラックへと改
装されています。
完成した機体は、「ロイヤル・ガード」と呼ばれる親衛隊の専用機として運用されており、
ハマーン・カーンがキュベレイで出撃する際には、ガズアルが右翼、ガズエルが左翼を固め
た編隊が組まれています。また、他の小隊では、リゲルグが隊長機として用いられていまし
たが、最新鋭機であるゲーマルクの配備も予定されていました。「ロイヤル・ガード」とは、
文字通り、ミネバ・ラオ・サビ、ハマーン・カーンなどの王族や、高貴な人間を警護する組
織であり、VIPの身辺警護の他、MSによる旗艦防衛なども行っています。親衛隊員は勿
論、能力において優れた人間が選抜されますが、それ以上に身分も問われるという非常に厳
格な組織であったようです。
以上で記念すべき100回目のお話を終了いたします。
次回は「アイザック」のお話を予定しております。
ファクトファイルを買っていないので、次週に持ち越しでございますm(_ _)m
P.S.トリビアで某赤い人が副音声をやっていましたね(笑
>とりびあ
副音声未対応TVで見てたので聞けず・・・orz。
このシリーズはマニアックで面白いですたい。
普通にそうだったのかと感心しっぱなしですたい。
そなのですか??
ホントはプラモデルの再利用が先にあったんでしょうか?
リゲルグとかも。
■Z・3さん
ホントはビミョーに100回に足りないのですけどね(笑
絶対に取り上げられないような機体も知ってもらえればと
思って始めたコーナーですので、お言葉、有難いです。
ん~どなんでしょうねぇ(--)。あさぎりさんならわかるかも。
当初は新規デザインのガルバルディの予定だったそうですが、変更になったそうです。
何かしらガルバルディに惹かれるモノがあったのかな??
アクシズって事で再利用の機体を多くしたんでしょうか?
でもきっと、金型流用という大人っぽい事情から生まれた設定なんでしょうね~
「MS-17Bガルバルディβ」からの変更点として「ガンダリウム合金の採用」を挙げている資料もあったと思ったんですが、はてどれだったっけか…
電撃ではガズエル、ガズアルをガンダリウム・コンポジットに
なっていましたね…。
合金=コンポジット??
「ガンダムメカニクス」や「別冊アニメディア」でもガンダリウムとなってますね。
でも某Wikiではチタン…(オイオイ
「ガルバルの発展機であるガズR・ガズLがハマーン戦争に通用したのは、ガンダリウムの採用に拠るところが大きかった」みたいな記述がどっかにあったんですが…。
ファクトファイルっぽい書き方なんですけどね~。
センチネル系もこーゆー書き方でしたよね。
> ハマーン戦争に通用したのは、~
装甲ってけっこう重要なファクターだったんですね。
ビーム兵器の威力向上に伴ってあまし重要視されていないと
思っておりました。ファクトファイルの記述見てきます。